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各種がん

肺がん

息苦しさをやわらげる「呼吸リハビリ」 ちょっとしたコツをマスターするだけで呼吸がうんと楽になる

2006年4月

要町病院院長の 吉沢孝之さん   要町病院 リハビリテーション室室長の 岩城基さん イラスト:鬼澤明美 がんが進行すると呼吸困難感を伴うことが少なくない。息切れも起こしやすい。呼吸不全になることもある。肺がん手術後は、肺組織の切除によって肺活量が減るために肺機能が落ちる。拘束性肺障害と呼ばれるものだ。とくに肺組織を半分近く切除すると、徐々に息切れなどの症状が起こり、呼吸不全...

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これだけは知っておきたい!! 肺がんの基礎知識

2005年6月

国立がん研究センター 東病院呼吸器科の 後藤功一さん 「肺がんの疑いがある」ということで検査に行ったとき、肺がんに関する知識が何もなかったら、医師の説明を聞くだけであとは診断、治療のベルトコンベヤーに乗せられていくだけです。 自分の命を医療の場にあずけようとするとき、あらかじめ病気に関する知識と、医師に何をたずねたらよいのかを知っていればこれほど心強いことはありません。 本当に肺がんかどうか...

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肺がん患者に有用な薬。しかし、副作用のない夢の薬ではない イレッサの真実

2005年6月

肺がんに対する大きな効果を期待され、夢の新薬といわれながらも、発売後、副作用の間質性肺炎による死亡が相次ぎ問題となった「イレッサ」。 2004年末、英国のアストラゼネカ株式会社が「イレッサに延命効果はなかった」と発表し、関係者に激震が走った。 国内の副作用による死亡者数は2004年12月時点で588名。 遺族により国と製薬メーカーを相手に訴訟も起こされた。 しかし、イレッサにはスー...

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患者会メンバーが承認取り消し問題に切実な声 私たちからイレッサを奪わないでください!!

2005年6月

沖原幸江さん おきはら ゆきえ 62年生まれ。 99年肺腺がん2A期で右下葉切除。 その後、患者・家族の心理社会的サポートを目指し大学に通い、05年卒業。 専攻:宗教学。現在は、がん患者に優しい旅行の企画・添乗を目指して、添乗員の修行中。 自立した患者同士で支え合う会(セルフヘルプグループ)「カイネ・ゾルゲン」メンバー 04年末に肺がん治療薬イレッサ(ゲフィチニブ)について、「欧米にお...

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胸腔鏡手術のメリット・デメリット 痛みとダメージの少ない胸腔鏡手術は免疫能が落ちず、がん細胞の増殖も抑える

2005年6月

国立病院機構 神奈川病院副院長の 加勢田靜さん かつては胸の肋骨にそって30センチも切るのがスタンダードだったという、肺がんの手術。手術自体が大きな負担と後遺症を患者に強いるものだった。そんな状況を変えようと、パイオニア的な医師たちがこつこつと技術や機器を充実させ、普及をめざしてきたのが、胸の内視鏡を使う胸腔鏡手術だ。傷が小さく体へのダメージが少なく、予後も術後のQOLもいいと、話を聞けばいいこと...

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開胸手術のメリット・デメリット 12センチまで縮小し、目と手での確認作業が可能に。 開胸手術は最もリスクの少ない手術だ

2005年6月

国立がん研究センター 東病院呼吸器外科医長の 吉田純司さん 胸を切開して直接病巣をとり除く開胸手術も、胸の肋骨にそって30センチも切るのがスタンダードだった時代は終わり、医師によっては傷口も12センチ程度と大幅に縮小され、患者への負担は急速に軽減されている。何より、臓器を目で見て手でふれられる安心感はゆるぎない。片手が内部に入るぎりぎりが12センチ肋骨の間を面で広げる最新機器・マルチフラップゲート...

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渡辺亨チームが医療サポートする:早期肺がん編

2005年5月

サポート医師・山本信之静岡県立静岡がんセンター呼吸器内科部長 やまもと のぶゆき 1962年和歌山県生まれ。 89年和歌山県立医科大学卒。 92年国立がん研究センターレジデント、97年近畿大学医学部第4内科(現腫瘍内科)助手、99年同講師を経て、02年静岡県立静岡がんセンター呼吸器内科部長。 モットーは「チーム医療」。 サポート医師・大出泰久静岡県立静岡がんセンター 呼吸器外科副医長 ...

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渡辺亨チームが医療サポートする:肺がん編

2004年4月

サポート医師・山本信之 静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科部長 やまもと のぶゆき 1962年和歌山県生まれ。 89年和歌山県立医科大学卒。 92年国立がん研究センターレジデント、 97年近畿大学医学部第4内科(現腫瘍内科)助手、 99年同講師を経て、 02年静岡県立静岡がんセンター呼吸器内科部長。 モットーは「チーム医療」。3B期の進行肺がん、通院しながら化学療法を受けたい(ここに登場する...

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患者の負担が軽く、QOLがよい転移性肺がんの凍結療法 マイナス135℃のガスでがん細胞を凍らせて、再発や浸潤を抑える

2004年3月

肺がんに対する凍結療法のパイオニアの慶応大学病院呼吸器外科講師の川村雅文さん マイナス135℃の高圧ガスでがん細胞を凍らせて死滅し、再発や浸潤を抑える新しい治療が注目を集めている。 凍結療法と呼ばれる治療だ。 まだ試験段階で、治療を受けた患者数は少ないが、手術や放射線に比べて患者さんの負担が少なく、QOL(生活の質)も向上することが確かめられつつある。 手術や放射線治療などを受けられ...

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進行別 がん標準治療 がんのタイプ、進行状況によって異なる治療法に注意!

2003年12月

埼玉医科大学臨床腫瘍科教授の佐々木康綱さん 肺がんは、患者数が年々増加しているにもかかわらず、早期発見が難しいがんです。2015年には、男性は年間11万人、女性は4万人近くが肺がんになるという予測も行われています。今のところ、早期から進行がんも含めて肺がん全体の5年生存率は、20パーセント足らずとされています。しかし、ここ数年次々に新規抗がん剤が登場してその効果が認められ、肺がん治療にも少しずつ光...

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