76歳、非小細胞肺がんの3期。有効な化学療法は?
2008年3月
76歳の父のことで相談です。総合病院で非小細胞肺がんの3期と言われました。医師から「手術は難しいため、化学療法をしたほうがよいでしょう」と言われたとのことです。高齢で、軽い糖尿病の持病もあるため、化学療法による副作用が心配です。できるだけ副作用が少なく、有効な化学療法を選びたいと思います。アドバイスをお願いします。幸い、父は自分で身の回りのことはほとんどできます。精神的なショックはあるようですが、...
肺がん
2008年3月
76歳の父のことで相談です。総合病院で非小細胞肺がんの3期と言われました。医師から「手術は難しいため、化学療法をしたほうがよいでしょう」と言われたとのことです。高齢で、軽い糖尿病の持病もあるため、化学療法による副作用が心配です。できるだけ副作用が少なく、有効な化学療法を選びたいと思います。アドバイスをお願いします。幸い、父は自分で身の回りのことはほとんどできます。精神的なショックはあるようですが、...
2007年11月
2年前、非小細胞肺がん4期と診断されました。手術はできない状態とのことで、イレッサ(一般名ゲフィチニブ)による治療を受けてきました。最初はその効果が現れました。ところが、最近、MRI検査で脳に影があり、転移の疑いがあると言われました。担当医から全脳照射を勧められていますが、副作用が心配です。治療法は、全脳照射しかないのでしょうか。(岩手県 女性 71歳)A 全脳照射以外にもガンマナイフなどの定位照...
2007年10月
2007年の5月に肺腺がんが発見され、6月に手術を受けました。病理検査の結果、病期は2A期でした。再発を予防するために、タキソールとパラプラチンの2種類の抗がん剤(注射薬)や、UFTという抗がん剤(飲み薬)の治療もできると主治医に言われました。手術は成功し、体調も良好です。この状態で、再発予防のために、副作用が起こりうる抗がん剤治療を受けたほうがよいのか迷っています。(岡山県 女性 67歳)A 最...
2007年10月
3B期の肺腺がんと診断され、鎖骨上のリンパ節と縦隔リンパ節に転移がありました。最初は縦隔に7センチくらいのがんが見つかりました。放射線治療およびシスプラチン+ナベルビンの抗がん剤治療を受けた結果、がんは3センチになり、リンパ節のがんはすべて消失しました。今は縦隔に3センチくらいのがんがあります。腫瘍マーカーのCEAは当初300、がんが3センチになると27、今はがんは大きくなっていませんが、CEAは...
2007年10月
夫(76歳)のことでご相談します。去年の1月、右肺の小細胞肺がんとわかりました。その後、放射線治療+抗がん剤治療を2回受けたところ、がんは幸いにも消失しました。リンパ節にもがんはなく、6月に退院しました。その際、副作用は白血球の減少があっただけでした。ところが、今年になって左肺に1.5センチの小細胞肺がんが見つかりました。抗がん剤を投与されましたが、白血球、血小板、赤血球のすべてが減少し、輸血を受...
2007年8月
肺腺がんの1A期と診断されました。医師からは、手術を行うと治る可能性が高いと言われましたが、同僚から「太っている人の手術は危険らしい」という話を聞きました。そのような話を初めて聞き、少し不安になっています。私は今、身長166センチで、体重は88キロです。確かに太っていますが、ダイエットはこれまでとくにしたことはありません。また、タバコはこれまでほとんど吸ったことがありません。太っていると、手術の危...
2007年8月
軽い症状ではありますが、長年、慢性気管支炎を患っています。そうしたなか、先日、肺がん(大細胞がん、2A期)が発見されました。肺の機能は、ヒュー・ジョーンズ分類で「1」といわれています。主治医からは「手術に耐えられる」と言われましたが、がんになる前から、階段を上り下りする際などは多少しんどいこともあり、手術に耐えられるのか不安です。(新潟県 男性 61歳)A 駅の階段をスムーズに上りきれるかが、1つ...
2007年8月
右下葉に3センチの扁平上皮がんができ、1カ月前に手術で右下葉を切除してもらい、ステージは1B期と診断されました。既往症に心筋梗塞、前立腺がん、COPD(慢性閉塞性肺疾患)があり、心筋梗塞のために体にステントが入っています。COPDによって日常生活が困難なことはまったくありません。以上の状況で、主治医から以下の3つを提案されています。(1)シスプラチン(商品名ブリプラチンまたはランダ)、あるいはパラ...
2007年7月
肺腺がんの1A期と診断されました。手術を勧められていますが、別の治療法を希望しています。抗がん剤や放射線では治せないでしょうか。(香川県 女性 56歳)A 放射線治療もありうるが、手術が最も確実1期の肺腺がんに対して、治癒が最も期待できる治療法は手術です。抗がん剤治療だけでは治癒しません。放射線治療は、重粒子線や陽子線、定位照射という、病変に集中して大量の放射線を当てられる方法が開発されてきて、1...
2007年7月
2003年7月、55歳の夫の右肺上葉に直径1センチの腫瘍(腺がん)が見つかり、右肺の上葉を切除し、リンパ節を郭清。手術後にはパラプラチン+タキソールの抗がん剤治療を4クール受けました。しかし、去年の6月に右肺に再発。転移はないものの、胸水が僅かにありました。腫瘍マーカーのCEAの数値は16.0で、腫瘍の大きさは直径2センチ弱でした。TS-1の内服薬を2カ月服用しても効果はありません。イレッサに切り...