各種がん

前立腺がん

高リスク前立腺がんでも根治が可能なトリモダリティ治療とは?

2015年3月

「高リスクでもトリモダリティ治療で根治が可能です」と語る東京医療センターの矢木康人さん 前立腺がんの小線源療法というと、低・中リスクの患者さんだけがその対象となるという考え方が根強いが、決してそうではない。小線源療法に外照射とホルモン療法を併用する「トリモダリティ治療」によって、高リスク患者さんに対しても非常に良い治療成績が出ており、根治が期待できる治療となっている。 高リスクでも小線源療法を実施...

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高齢者は前立腺がん治療法の長所・短所を理解して選択

2015年3月

「高齢前立腺がんの患者さんは併存疾患や治療の副作用に注意してください」と話す上村博司さん 社会の高齢化とともに前立腺がんは急増し、2020年ごろには胃がんを抜いて男性がん罹患患者数のトップになると予測されている。多様化している前立腺がんの治療法に対し、高齢の前立腺がん患者さんは、どんな治療法を選び、どんな点に注意したらいいのだろうか。 前立腺がんは60代から急増 75歳以上の高齢者も多い 近年、前...

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前立腺全摘後の尿漏れは骨盤底筋体操やケアアイテムを活用

2015年3月

泌尿器科看護専門外来などで、術後患者さんのQOLを上げる看護支援を行う帶刀朋代さん 前立腺がんに対する前立腺全摘術後の尿失禁(尿漏れ)は、多くは1年以内に改善し元に戻るものの、中には改善が見られずに患者さんのQOL(生活の質)に大きな影響を与えることもある。どのようなセルフケアが必要だろうか? 術後ほとんどの人に尿漏れが起きる 東京医科大学病院泌尿器科で術後に尿失禁を生じた患者さんのケアを担当する...

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泌尿器がんの治療で、海外医療支援で、求められる場で最新最善を目指します

2015年2月

みつもり けんじ 1989年京都大学医学部卒。京都大学医学部付属病院、田附興風会北野病院、Otago大学Cancer Genetics Laboratory、秋田大学医学部付属病院、浜松労災病院勤務を経て、2006年大阪赤十字病院泌尿器科副部長。泌尿器科専門医、泌尿器科指導医、日本泌尿器内視鏡学会泌尿器腹腔鏡技術認定医、日本がん治療認定医機構癌治療認定医大阪赤十字病院の光森健二さんは、泌尿器科部の...

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早期に見つければ幅広い治療選択肢。ライフスタイルに即した治療法を

2014年2月

木村 剛さん男性だけに発症する「前立腺がん」。日本だけでなく、世界的にも罹患者数が増えており、欧米ではすでに最も発生頻度の高いがんのひとつになっている。前立腺がんは進行がゆっくりなため、自分に合った治療を選択することが重要だ。前立腺がんの基礎知識について、日本医科大学附属病院の木村剛さんに聞いた。Q1 前立腺がんが増えていると聞きましたが……日本の前立腺がんによる年間死亡数は約1.1万人で、男性が...

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早期がんは小線源部分治療で 前立腺が温存できる!

2014年2月

小線源療法で合併症を軽減する根治治療を目指す齋藤一隆さん早期の前立腺がんを、手術や放射線で治療するか、治療をせずに経過観察をするか、専門家の間でも意見が分かれるところだ。患者さんにしても、治療による合併症を抱えたくはないが、治療をしないことにも不安がある。そこで新たな選択肢として登場したのが、小線源部分治療法。一定範囲に限局したがんを対象に、前立腺を部分的に治療する方法だ。機能温存を視野に入れ 治...

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小線源療法の長期生存率は91.8% 高リスク患者さんにも有効

2014年2月

「この長期効果によって小線源の治療範囲は広がります」と話す矢木康人さん小線源療法は、これまで低リスクの早期前立腺がんが治療対象とされていた。数多くの治療症例を有する東京医療センターでは、永久密封小線源療法を施行した患者さんを対象に、長期的な追跡調査を行った。その結果、生存率、PSA 非再発率などから見た治療効果も高く、中リスク群・高リスク群にも有効性が高いことなどが明らかになり、今後の前立腺がんの...

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術者がロボットに! 最先端型ミニマム創前立腺全摘手術

2014年2月

「身体的だけでなく、経済的に優しい手術は、時代に即していると思います」と話す木原和徳さん前立腺がんの手術には、実に様々な方法がある。2012年、手術支援ロボット「ダヴィンチ」手術が保険適用になってからは、爆発的にそれも広まっている。だが、もう1つ、より身体に優しく、経済的にも優しい最先端型ミニマム創手術が登場した。それも、術者がロボットになって行われるという――。新しいタイプのロボット手術が登場前...

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ホルモン療法不応の前立腺がん 薬の使い方に工夫、新たな治療薬も続々と

2014年2月

「続々と新薬が登場します。期待してほしい」と森山さん前立腺がんにはホルモン療法が極めて有効だ。しかし、治療を続けていくと効果がなくなり、再び悪化してしまう。これを「去勢抵抗性前立腺がん」と呼ぶが、そうなった場合にも、新たな薬が相次いで登場するようになってきた。去勢抵抗性前立腺がんとは前立腺がんは、アンドロゲン(男性ホルモン)によって増殖するがん。ということは、アンドロゲンを働けなくすればがんを抑え...

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尿失禁になってもあわてずに 体操や手術であきらめない

2014年2月

「あきらめないことが大事」と語る木村 剛さん手術後はだれでも程度の違いはあれ尿失禁を起こすが、ほとんどのケースは時間とともに改善する。しかし、数カ月経っても回復せず長く続くケースもある。尿失禁を改善するために自分でできる体操と、最新の手術法を聞いた。外尿道括約筋の損傷で発生前立腺がんの摘出手術の後に、尿失禁に悩まされる人がいる。手術直後は膀胱尿道吻合部を安静に保つために、尿道から膀胱にカテーテルを...

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