がん相談

減黄術とはなんですか?

2013年7月

Ⅰ期の胆管がんと診断されました。CT(コンピュータ断層撮影)検査の結果、切除前に閉塞性黄疸を解消する減黄術が必要だと言われました。どういったものか、教えてください。(秋田県 女性 51歳)A 胆汁の逃げ道を作る手術肝臓には、脂肪を消化しやすくする「胆汁」を作る働きがあります。作られた胆汁は「胆管」を通り、途中で「胆のう」という袋にためられ濃縮されたあと、「総胆管」を通り十二指腸に排出されます。胆管...

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乳頭部がん術後のリンパ節転移。治療法は?

2013年7月

Ⅱ期ファーター乳頭部がんと診断され乳頭部切除術を受けました。半年後、MRIとCT検査をしたところ、リンパ節転移が見つかりました。今後、化学療法に入ると言われましたが、効果や副作用について教えてください。(新潟県 女性 56歳)A 進行胆道がんの治療を適用ファーター乳頭部がんを始めとする胆道がん(胆管がん・胆のうがん・ファーター乳頭部がん)は、手術後の再発が少なくありません。そのため、術後最初の5年...

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舌に白い固まり。がんでは…

2013年6月

舌の奥に痛みを感じることが続いたので、鏡で見ると白い固まりが見えました。口内炎かと放っておいたのですが、知人に聞くと「がんでは」と言う人や「耳鼻咽喉科に行けば」と言う人もいます。まずは近くの医院にかかるべきでしょうか? (42歳 女性 東京都) A いろいろな原因が考えられる 東京医科歯科大学頭頸部外科教授の岸本誠司さん 人体の首から上で頭を除いた部分を頭頸部と呼びます。頭頸部がんはすべてのがんの...

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舌の再建後、後遺症に悩む

2013年6月

2年前に舌がんと診断され、手術で舌の3分の2を切除し、再建術を受けました。そのあと、発声がうまくできません。また誤嚥でも悩んでいます。対処法はあるのでしょうか?(東京都 男性 50歳)A リハビリも進んでいる頭頸部のがん治療の課題は、形態や機能の維持・再建を考慮するということです。呼吸や摂食、嚥下(飲み込むこと)、構音(発音)といった生命の維持やコミュニケーションに欠かせない機能があるため、それを...

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分子標的薬は使えるか?

2013年6月

舌がんのステージⅣaです。手術のあとに抗がん薬治療を続けていますが、頭頸部のがんにも分子標的薬が使えるようになったと知りました。少しでも可能性のあるものにすがりたい気持ちです。私にも適応されるでしょうか?(神奈川県 女性 40歳)A 再発したときには使える2012年の末に、日本では大腸がん治療薬として承認されていた分子標的薬のアービタックスが、頭頸部がんについても適応追加の承認を受けました。頭頸部...

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術後の変化、担当医に報告すべきことは?

2013年6月

Ⅱa期(ホルモン感受性有・HER2陰性)の母(62)について質問です。先日、全摘後のホルモン療法(ノルバデックス*)が終了し、経過観察へと入りました。ただ、脳や骨、肺などへの再発が心配です。どのような兆候に気をつけ、どのような変化があれば担当医に報告すべきなのでしょうか? 教えてください。(神奈川県 女性 39歳)A しこり・骨痛などに注意医療者側からの術後の経過観察は、局所再発、リンパ節再発、新...

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温存術後の再発。治療方法は?

2013年6月

1年前、浸潤性乳がん(Ⅰ期)で乳房温存手術をし、放射線治療も終了していました。しかし、先日の超音波(エコー)検査の結果、同じ乳房内に微小のがんが広がっているといわれました。今後、もう1度放射線治療をするのか、それとも乳房切除となってしまうのか、治療法を教えてください。(鳥取県 女性 47歳)A 乳房切除が標準治療まずは再発した部位が乳房だけなのか、他の遠隔部位にもないかどうかを画像検査などで評価す...

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HER2タイプ乳がんの皮膚転移。今後の治療法は?

2013年6月

12年前に右乳房温存術(髄様がん・HER2陽性・腋窩リンパ節郭清)をしました。2年前、右乳房に再発(53歳のとき閉経)したため、ハーセプチン*+タキソテール*(3クール)、ハーセプチン+ナベルビン*(4クール)の術前化学療法後に全摘をしました。現在、ハーセプチン単剤を投与中です。先日、PET検査をしたところ、皮膚転移が疑われると言われました。今後の治療法はどうなるのでしょうか?(福岡県 女性 63...

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ラジオ波と化学塞栓療法、どちらが肝障害少ないか

2013年6月

3年前に肝細胞がんの手術を受けましたが、先日、再発したことがわかりました。転移した場所が手術では取りにくい場所であるということで、手術はできないと言われました。転移巣は3カ所あり、ほかの臓器への転移はありません。今後の治療ですが、ラジオ波焼灼療法と、肝動脈化学塞栓療法という2つの治療法があるようです。肝機能があまり良くない状態の私の場合、どちらの治療法が肝臓に負担が少ないのでしょうか。現在肝機能は...

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再発予防に免疫療法を受けたい

2013年6月

肝細胞がんのⅠ期と診断されました。現在治療を受けてますが、肝がんは再発が多いと聞き、不安を抱えています。免疫細胞療法が再発を予防できる可能性があると聞いて、ぜひ受けてみたいと思っております。これは、どのような人が対象なのでしょうか。またその効果などについても教えてください。(埼玉県 女性 61歳)A 早期からの標準治療との併用で効果が得られやすい肝がんは再発が多いがんです。肝細胞がんは、肝硬変から...

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