子宮体がんの疑い。どんな検査が必要か
2010年6月
不正出血が続き、近所の婦人科医院に行きました。担当医から「子宮体がんの疑いがある」と言われ、細胞診*検査を受けました。しかし、この検査だけでは判定がつきにくいとのことで、さらに詳しい検査が必要といいます。どんな検査が、必要なのでしょうか。また、子宮体がんは画像診断などの検査で判定できないのでしょうか。(岐阜県 女性 52歳)A 細胞診は誤診もあるため、組織診との併用が望ましい不正出血が続き、子宮体...
2010年6月
不正出血が続き、近所の婦人科医院に行きました。担当医から「子宮体がんの疑いがある」と言われ、細胞診*検査を受けました。しかし、この検査だけでは判定がつきにくいとのことで、さらに詳しい検査が必要といいます。どんな検査が、必要なのでしょうか。また、子宮体がんは画像診断などの検査で判定できないのでしょうか。(岐阜県 女性 52歳)A 細胞診は誤診もあるため、組織診との併用が望ましい不正出血が続き、子宮体...
2010年6月
子宮体がんで手術を受け、子宮全摘と卵巣、卵管を切除。骨盤、傍大動脈リンパ節もとり除きました。術後再発リスク分類と呼ばれるものによると、中リスク群になるとのことです。化学療法や放射線治療など、効果的な術後治療について教えてください。(大分県 女性 55歳)A 中・高リスクなら放射線、抗がん剤治療が必要術後再発リスク分類とは手術の結果に基づいて進行期、組織型、分化度などを総合的に評価し、術後再発の危険...
2010年6月
子宮体がんと診断されました。がんは子宮体部に限局していて、1B期とのことです。子宮の全部と卵巣、卵管をとり除くとのことです。周囲のリンパ節もとり除く予定で、手術による後遺症が心配です。(埼玉県 女性 49歳)A リンパ節郭清には負の側面も。欧州の臨床研究では「意味なし」リンパ節の手術で問題となるのは、術前のCTでリンパ節転移なしと判断された場合でも実際にリンパ節を切除して病理組織検査をしてみると転...
2010年5月
2010年の1月に甲状腺がんと診断されました。低危険度の乳頭がんと言われ、甲状腺の左側半分を切除する手術を受けて、手術後の補助療法(ヨード治療*)などは行っていません。最近見たインターネットの情報で「低危険度の乳頭がんでも、手術後、10年、20年経ってから再発することもある」とあったのですが、どのくらいの割合で再発するのでしょうか。手術後の補助療法を受けたほうがよいでしょうか。(長崎県 女性 42...
2010年5月
半年前、左胸に異変が見つかりました。生検をした結果、悪性胸膜中皮腫とわかりました。リンパ節転移や、離れた臓器への転移はなく、2期と言われました。手術で、腫瘍のある左胸を切除しました。かなり、大きな手術でした。再発予防には、どのような治療法があるのでしょうか。(和歌山県 男性 65歳)A 手術で切った周辺に限定して、放射線を照射するのも1つの方法肺と胸壁は、胸膜と呼ばれる薄い膜に包まれています。この...
2010年5月
これまで健康そのものだった66歳の父の右肺に、肺がんが見つかりました。非小細胞肺がんの扁平上皮がんとのことです。腫瘍の大きさは3センチを超えていて、右肺の肺門にはリンパ節転移があるとのことです。手術は可能でしょうか。(茨城県 女性 37歳)A 標準的治療は手術。術後に化学療法を行う扁平上皮がんで大きさが3センチを超え、右肺肺門のリンパ節転移があるとのことですから病期は2A期と考えられます。この病期...
2010年5月
非小細胞肺がんで、進行していると言われました。EGFR(上皮成長因子受容体)遺伝子検査では、遺伝子変異なしとのことでした。さらに、組織型を調べた結果、非扁平上皮がんの大細胞がんらしいとのことです。新しい抗がん剤のアリムタ(一般名ぺメトレキセドナトリウム水和物)とシスプラチン(一般名)を併用した化学療法を始めることになりそうです。新しい化学療法に期待もありますが、副作用などに不安もあります。この治療...
2010年5月
2009年の12月に膵がんの手術を受けて以降、ジェムザール(一般名 ゲムシタビン塩酸塩)による補助化学療法を4カ月間受けていますが、腫瘍マーカーが上がってきています。主治医は「このままジェムザールでの治療を続ける」と言いますが、マーカーが上がってきている状態で、このまま続けていいものか悩んでいます。ほかに何かよい治療法はありませんか。(広島県 女性 65歳)A まずは、再発の有無をきちんと確認する...
2010年5月
父(54歳)のことで相談です。3年前に膵尾部にがんが見つかり、切除しました。腺がんであったことから、補助化学療法としてジェムザールを6カ月受けました。去年の9月に、大きさ2.2センチの肝転移が発見されたため、ステージ(病期)4Bとなり、ジェムザールでの治療を再開しました。しかし、今年の2月上旬に受けたCT検査で、肝臓にもう1つ腫瘍が見つかりました。主治医からジェムザールが効かなくなったことを告げら...
2010年5月
2009年9月、虫垂炎になり手術をしたところ、悪性カルチノイドになっていました。カルチノイドは、がんの一種だと聞いています。2009年11月に大腸の一部を切除し、転移を検査しましたが、大腸やリンパ節には異常はなく、腹膜播種と言われました。腹部にゴマを播いたように、1~2ミリ程度のものが多数あるとの診断でした。「腹水などの症状が出るまでは治療の方法がない」と言われています。このまま何もせずに進行する...