期待の新薬の治験を受けたい
2010年4月
10年前、65歳のとき、PSA(前立腺特異抗原)値139で、前立腺がんとわかりました。ホルモン療法でPSA値を下げてから、全摘手術を受けました。リンパ節転移があり、リンパ節郭清を行いました。リニアック(放射線治療)で63グレイ(人体に吸収された放射線量を表す単位)照射後に、ゾラデックス(一般名酢酸ゴセレリン)の注射を月1回、カソデックス(一般名ビカルタミド)を毎日1錠服用するホルモン療法を始めまし...
2010年4月
10年前、65歳のとき、PSA(前立腺特異抗原)値139で、前立腺がんとわかりました。ホルモン療法でPSA値を下げてから、全摘手術を受けました。リンパ節転移があり、リンパ節郭清を行いました。リニアック(放射線治療)で63グレイ(人体に吸収された放射線量を表す単位)照射後に、ゾラデックス(一般名酢酸ゴセレリン)の注射を月1回、カソデックス(一般名ビカルタミド)を毎日1錠服用するホルモン療法を始めまし...
2010年4月
前立腺がんの再発の対応で、悩んでいます。病歴は、以下です。2001年9月、生検(組織の一部を切りとって、病理組織学的に診断を確定すること)で前立腺の右側に前立腺がんが見つかりました。2002年2月、リュープリン(一般名酢酸リュープロレリン)注射6カ月後に根治的前立腺全摘除術。病理検査で、低分化、被膜外浸潤若干ありと診断。2003年3月、骨盤内膿瘍による高熱で、1カ月間入院。その後、外来通院を続けま...
2010年4月
右乳房の切除手術をしてから3年間、アロマターゼ阻害剤のアリミデックス(一般名アナストロゾール)を服用中です。骨粗鬆症などの骨の障害を減らすために、ビスホスホネート製剤も飲み始めました。乳がんの骨転移に、放射線治療が有効と聞いています。 放射線治療を受けたほうがよいのでしょうか。(大分県 女性 60歳)A 放射線治療は予防のために行うものではない。現時点では不要ビスホスホネート製剤は、アロマターゼ阻...
2010年4月
2009年1月に、左胸の右上部の手術をしました。がんの大きさは2センチ、浸潤性、ステージ(病期)1、悪性度2でした。再手術を提案されましたが、私の希望で、放射線治療を受けました。そのあと、抗がん剤のアドリアシン(一般名ドキソルビシン)とエンドキサン(一般名シクロホスファミド)によるAC療法をすすめられましたが、脱毛がいやで断りました。そこで、私はHER2陽性でしたのでハーセプチン(一般名トラスツズ...
2010年4月
総合病院で、肺がんの治療を受けています。詳しくは以下のとおりです。非小細胞肺腺がん:ステージ(病期)3B T1 N3 M0 T1:左下葉22ミリ N3:所属リンパ節では、原発巣と反対側のリンパ節にも転移あり。胸膜への転移はなく、縦隔には広がっていない。胸水はたまっていない M0:首の両側のリンパ節に転移あり 1回目の抗がん剤治療:2006年10~12月に、タキソール(一般名パクリタキセル)+パラプ...
2010年3月
右足の裏に、黒いシミを見つけました。気になり始めて、病院の皮膚科で診てもらったところ、メラノーマ(悪性黒色腫)と言われました。メラノーマの末端黒子型黒色腫というタイプで、進行しているとの説明を受けました。私のようなタイプのメラノーマの特徴と適切な治療法を教えてください。(神奈川県 女性 62歳)A 画像検査で明らかな遠隔転移がない場合は手術が第一手足の裏にできたメラノーマは、近年普及したダーモスコ...
2010年3月
75歳の父のことでご相談です。ゴルフや、魚釣り、ウオーキングなどが趣味で、スポーツ好きでした。数年前から、顔の一部に赤味を帯びたところが目立つようになりました。近所の皮膚科クリニックで診ていただいたところ「有棘細胞がんかもしれない」と言われました。顔の皮膚の一部を切除して顕微鏡で調べる検査が必要とのことです。この検査は、必ず受けなければいけないのでしょうか。有棘細胞がんと診断されたときの適切な治療...
2010年3月
左のまぶたの下に、ほくろができました。とくに気になる症状はなかったので、そのまま放っておきました。大きさは、1センチほどです。近くの書店で健康関連の雑誌を読んでいて、基底細胞がんという病名を見つけました。私のほくろのことが書かれていたような感じがしました。この病気だとしたら、どんな治療法がベターなのでしょうか。(福岡県 男性 72歳)A 放っておくと進行。手術できっちり切り取ることが一番基底細胞が...
2010年3月
人間ドックで胃の内視鏡検査を受けたところ、胃の上部に1.5センチほどのびらん性病変があると指摘されました。がんは粘膜にとどまっているそうです。その後、生検で印環細胞がんが見つかりました。血液やCT(コンピュータ断層撮影)などの検査の結果、転移は認められず、早期がんと診断されました。しかし、印環細胞がんは病変の広がりがわかりづらく、リンパ節転移の危険性も高いため、治療は胃の全摘か噴門側(胃の入口側)...
2010年3月
同居している祖母(83歳)のことでご相談します。祖母に胃がんが発見されました。がんの大きさは3.5センチで、がんは粘膜下層に少し入り込んでいます。本人は食欲もあり、けっこう元気で、「手術なら受けるよ」などと言っています。しかし、私をはじめ家族は、年齢のことなどを考え、薬など、もっと穏やかな治療法を希望しています。どのような治療法が望ましいでしょうか。(富山県 男性 32歳)A 元気で明確な意志があ...