2004年6月
病状が進みました。今は痛みを抱えています まつむら なおみ 千葉県在住。50歳。1男1女の母。98年乳がん3期との診断を受ける2000年右鎖骨上のリンパ節に再発 現在抗がん剤治療を受けている乳がん患者会「イデアフォー」の世話人の1人でもあるがん患者・松村尚美さんから 医療者・鎌田實さんへの書簡スーパーでカートを押しながら野菜を籠に入れているとき、痛くて歩けなくなってしまいました。ベンチに腰を下ろ...
2004年5月
なぜ末期的ながんでも治ることがあるのか。免疫に対する大いなる誤解を解く 本誌でがん患者さんとの往復書簡を連載中の鎌田實さんが、前号の手紙で免疫の不思議な作用について触れました。そして「ぜひ免疫についてもっと詳しく読者に伝え、勇気をあげたい」と、今回はゲストをお招きし、免疫対談をお届けすることになりました。お相手は日本を代表する免疫学者、谷口克さんです。 「がんと特異的に反応するリンパ球が大量に増...
2004年4月
生きつづけたいと声をあげる自分、死もまた命の一部と思う自分、なんとも不思議なときです。 まつむら なおみ 千葉県在住。50歳。1男1女の母。大阪に住んでいた98年、乳がん発見。術前化学療法をした後、乳房温存療法。2000年鎖骨、脇の下リンパ節に再発。現在抗がん剤治療を受けている。がん患者・松村尚美さんから 医療者・鎌田實さんへの書簡鎌田實様信州の冬、雪は深いでしょうか。夫の転勤のため、札幌に2年...
2004年4月
「命を惜しむことはどんなに苦しくてもしなくてはならないこと」 まつむら なおみ 千葉県在住。50歳。1男1女の母。大阪に住んでいた98年、乳がん発見。術前化学療法をした後、乳房温存療法。2000年鎖骨、脇の下リンパ節に再発。現在抗がん剤治療を受けている。がん患者・松村尚美さんから 医療者・鎌田實さんへの書簡夜遅く、覗いたパソコンのメール画面に友人の死がつづられていました。1週間前に声を聞いたばか...
2004年2月
「がんばらない」。本当にそんなことができるのでしょうか。 まつむら なおみ 千葉県在住。50歳。1男1女の母。大阪に住んでいた98年、乳がん発見。術前化学療法をした後、乳房温存療法。2000年鎖骨、脇の下リンパ節に再発。現在抗がん剤治療を受けている。 がん患者・松村尚美さんから 医療者・鎌田實さんへの書簡鎌田實様初めまして松村と申します。鎌田様を初めて知ったのはTVのドラマでした。奥様を演じてい...
2003年12月
生き方のギア・チェンジを。がんと向き合い、自分らしく生きよう 「優しい医療」 「あたたかな医療」が いまこそ必要と説く 諏訪中央病院管理者の 鎌田實さん 『がんばらない』『あきらめない』のベストセラーを立て続けに出し、一躍、時のドクターになった諏訪中央病院管理者の鎌田實さん。 その鎌田さんが、がん患者と家族のみなさんに、やさしく心を込めてメッセージをお届けする。 何のための医療なのかをしっか...