連載

「がんばらない」の医師 鎌田 實

妻の写真を手帳に入れて持ち歩いていると気持ちが楽になりました 国立がんセンター元総長/日本対がん協会会長・垣添忠生 × 鎌田 實

2010年6月

国立がんセンター元総長が最愛の妻をがんで亡くし、その絶望の淵からこうして立ち直った 日本のがん医療の総本山とも言える、国立がんセンター元総長の垣添忠生さんが書いた『妻を看取る日』が、がん患者さんやがん医療関係者を中心に、静かな共感を呼んでいる。青年医師になったばかりのころに、駆け落ち同然にして結婚した最愛の伴侶を亡くして、さすがの垣添さんも強烈な喪失感に襲われた。そのどん底から這い上がった垣添さん...

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鎌田實の「がんばらない&あきらめない」対談 東京大学社会科学研究所教授・玄田有史さん VS 「がんばらない」の医師 鎌田實

2010年5月

希望学をやっていて「まんざらじゃない」という言葉が好きになりました希望――それは人生という物語を一生かけて紡いでいくことげんだ ゆうじ 1964年島根県生まれ。現在、東京大学社会科学研究所教授。専攻は労働経済学。2001年『仕事のなかの曖昧な不安 揺れる若者の現在』でサントリー学芸賞及び日経・経済図書文化賞授与。2005年より東京大学社会科学研究所の全体プロジェクトの希望学のリーダーとして活躍中。...

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鎌田實の「がんばらない&あきらめない」対談 あだち健康行動学研究所所長・足達淑子さん VS 「がんばらない」の医師 鎌田實

2010年4月

気分が変われば、考えが変わる。考えが変われば、行動も変わる病気は「生き方を少し変えなさい」という神様からの啓示ですあだち よしこ 精神保健指定医。あだち健康行動学研究所所長。東京医科歯科大学医学部非常勤講師、日本予防医学協会理事、日本行動療法学会・日本行動医学会編集委員、日本健康支援学会理事・編集委員、日本病態栄養学会評議員。東京医科歯科大学医学部卒業。医学博士(九州大学)。広島国際大学教授(20...

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鎌田實の「がんばらない&あきらめない」対談 『泣き笑い健康法』著者・吉野槇一さん VS 「がんばらない」の医師 鎌田實

2010年3月

頭の中を真っ白にすることで精神的ストレスを解消する「泣き笑い健康法」泣いて、笑って、よく眠り、楽しいことに熱中する「脳内リセット」効果よしの しんいち 1939年、東京都生まれ。1965年、日本医科大学卒業。東京大学医学部整形外科学教室に入局。その後、都立墨東病院リウマチ科医長、米国ルイジアナ州立大学整形外科客員教授、日本医科大学リウマチ科教授などを歴任。元•吉野記念クリニック院長、日本医科大学名...

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セックスへの思いがあったから放射線の組織内照射に辿り着いた 日本将棋連盟会長・米長邦雄 × 鎌田 實

2010年2月

将棋界の勝負師が前立腺がん治療で打ったこの一手 第51期名人で、タイトル獲得数19期を誇る永世棋聖、米長邦雄さんは、現在、日本将棋連盟会長として、将棋の普及・発展、後進の指導に当たっているが、平成20年に前立腺がんにかかり、同年暮れ、放射線治療の高線量率組織内照射を受けた。勝負師として一世を風靡した米長さんの、がん発見から放射線治療に至る過程で長考したあれこれに、「がんばらない」の鎌田實さんが迫っ...

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鎌田實の「がんばらない&あきらめない」対談 脳機能科学者・苫米地英人さん VS 「がんばらない」の医師 鎌田實

2010年1月

心と身体を一体のものとして考える医療――そこに新たな地平が開かれる治ったあとに自分が活躍している世界、それをゴールにするとまべち ひでと 1959年、東京生まれ。脳機能科学者。上智大学外国語学部卒業後、イェール大学大学院博士課程を経て、カーネギーメロン大学大学院博士課程に学び、同大学院でPh.D.を取得。その後、徳島大学助教授、株式会社ジャストシステムなどを経て、現在、ドクター苫米地ワークス代表の...

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鎌田實の「がんばらない&あきらめない」対談 がん難民コーディネーター/翻訳家・藤野邦夫さん VS 「がんばらない」の医師 鎌田實

2009年12月

家族3人をがんで亡くし、自らも前立腺がん。ボランティアで立ち上がったがん難民コーディネーターの気概国が守ってくれないなら、代わって国民の命を武装させよう ふじの くにお 1935年、石川県生まれ。早稲田大学フランス文学科卒業、同大学院中退。小学館に勤務し、主に「週刊ポスト」など週刊誌畑を歩く。その間、専門の言語学で東京大学、女子栄養大学などの講師を勤める。著書に『幸せ暮らしの歳時記』(講談社)...

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鎌田實の「がんばらない&あきらめない」対談 東邦大学医療センター大森病院・大津秀一さん VS 「がんばらない」の医師 鎌田實

2009年11月

最も多い後悔は「会いたい人に会っておかなかった」ということ緩和ケアはすべての医療の基礎にあるべきだおおつ しゅういち 1976年生まれ。茨城県出身。岐阜大学医学部卒業。緩和医療医。内科専門研修後、日本最年少のホスピス医(当時)として、日本バプテスト病院ホスピスに勤務した後、2008年5月より、東京・大田区の東邦大学医療センター大森病院に勤務し、入院・在宅双方でがん患者・非がん患者を問わない終末期医...

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「人間は暗いところから生まれ、死ねばまたそこに帰って行く」という空海の哲学を知り、死の恐怖が消えた 小説家/脚本家・早坂 暁 × 鎌田 實

2009年9月

「がん」で絶望の淵にあったとき、音楽に触れて魂の本音がほとばしり出た テレビドラマ『夢千代日記』『天下御免』『花へんろ』や、映画『きけ、わだつみの声』などの作品で知られる脚本家の早坂暁さんは、今年8月、80歳になった。3年前に泌尿器系のがんと診断され手術。現在、リンパ浮腫の副作用に悩まされている。早坂さんは50歳になった頃、心筋梗塞に加えて胆嚢がんと診断され、死の恐怖にさいなまれ絶望の淵に立たされ...

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がん対策基本法の理念は悪くない。しかし、この仕組みは1度、壊したほうがいい 作家/医師・海堂 尊 × 鎌田 實

2009年8月

拠点病院をつくるより1つひとつの病院に力をつけさせるほうが大事 『チーム・バチスタの栄光』『極北クレイマー』など、相次いでヒット作を連発し、総計1000万部に迫る勢いの今、最もホットな書き手である海堂尊さんは、現役の病理医師でもある。作品に日本の医療がかかえる諸問題を巧みに取り入れながら、日本の医療の現状に異議を申し立てている。地域住民との信頼関係を土台に地方病院を立て直してきた鎌田さんと海堂さん...

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