連載

鎌田 實「がんばらない&あきらめない」対談

今日めげるのがもったいない。今日できることは、今日したいんです 「深見賞」受賞者 渡辺禎子さん・「佳作」受賞者 西山きよみさん × 鎌田 實

2014年1月

おふたりの貴重な体験は、がん患者さんが生きていくための大きなヒントになると思います『がんサポート』は平成25年11月号で創刊10周年を迎えたのを機に、「がん闘病記・深見賞」を企画した。177編の応募があり、深見賞(最優秀賞)1編、優秀賞2編、佳作2編を選定し、去る11月1日、授賞式を行った。式に出席された渡辺禎子さんと、西山きよみさんを、鎌田対談のゲストに迎え、がん闘病の悲喜こもごもを語っていただ...

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患者を決して不安にさせない主治医と妻に救われました 灰谷健司 × 鎌田 實

2013年12月

大腸がんの転移と闘いながら信託銀行の役員に異例の出世を果たした 相続・遺言のプロが語る闘病の5年間三菱UFJ信託銀行執行役員を務める灰谷健司さんは、『相続の落とし穴』『遺言の落とし穴』といった著書を持つ、相続・遺言問題のプロだが、今年、専門職畑出身者として部長・支店長を経ず初めて役員に昇進した。驚くべきは、灰谷さんは5年前からがんを患い、大腸がんから肝臓、肺、骨転移と、壮絶ながん闘病を繰り返してい...

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獄中の窓の外に見える桜に将来の希望と勇気が湧いてきた 元大阪/東京地検特捜部検事・田中森一 × 鎌田 實

2013年10月

刑務所内で胃がんの宣告を受け手術した元大阪/東京地検特捜部辣腕検事が今、思うこと大阪/東京地検特捜部の辣腕検事として知る人ぞ知る存在だった田中森一さん――。バブル経済最盛期に弁護士に転身し、バブル紳士やアウトローの顧問弁護士となり、「闇社会の守護神」と呼ばれた。しかしその後、詐欺容疑で逮捕され、刑務所暮らしを余儀なくされ、獄中で胃がんの手術を受けた。獄中で鎌田實さんの著書を全部読んだという田中さん...

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原稿も旅行もゴルフもできるうちは好きなようにやって生きていきたい 作家・高橋三千綱 × 鎌田 實

2013年9月

糖尿病、肝硬変、食道がん、胃がんと満身創痍の無頼派芥川賞作家の飄々たる生きざま 1978年、弱冠30歳にして『九月の空』で芥川賞を受賞した高橋三千綱さんも、今や65歳となった。昨年6月に食道がんの内視鏡手術を行い、経過は順調だが、今年4月に新たに胃がんが見つかった。糖尿病、肝硬変も患っており、満身創痍の高橋さんだが、持ち前の飄々たる生きざまを見せながら、作家活動にいのちを燃やし続けている。同い年の...

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5年、10年と節目をつけ、少しドキドキしながら、娘を見守っていく 女優/タレント・麻木久仁子 × 鎌田 實

2013年8月

脳梗塞、乳がんと50歳を目前に病魔を克服した知性派タレント モデル、女優、司会、クイズ番組などで活躍しているタレントの麻木久仁子さんは、昨年、乳がんの手術を受けた。数年前、スキャンダルに巻き込まれたことは記憶に新しいところだが、その直後に脳梗塞も発症し、ここ数年、厳しい逆風を経験してきた。もともと、石橋を叩いて渡るタイプだが、なぜか石橋から落ちてしまうという麻木さん。乳がんを乗り越えた今、司会で身...

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他人のために生き、日々感動することで生きる力が湧いてくるのです がんサポート編集発行人・深見輝明 × 鎌田 實

2013年7月

志なかばでがんに倒れた深見編集長への私の想いとがん患者さんへのメッセージ 「がんサポート」の編集発行人であった深見輝明が、創刊10周年を目前にしながら、盲腸がんで急逝してからちょうど3カ月が経った日、故人から生前、〝遺言〟とも言うべき宿題を与えられていた鎌田實さんが、故人を偲んで、特別トークに応じてくれた。故人から日本のがん治療の目指すべき方向を聞き、とくに、がんと闘いながらも楽しく豊かに生きる「...

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夢に向い、夢をかなえればがんを治す力が湧いてきます 「メッセンジャー」編集発行人・杉浦貴之/主婦・関水京子 × 鎌田 實

2013年6月

腎がんで余命半年宣告から生還した杉浦さん。それは決して奇跡ではなかった がん患者がフルマラソンを走る。ちょっと考えられないことだが、ホノルルマラソンを楽しみながら完走したがん患者さんたちがいる。自らがんを経験し、ホノルルマラソンを走った「メッセンジャー」の編集発行人の杉浦貴之さんが企画した、ホノルルマラソンツアーの参加者たちだ。主婦の関水京子さんは、子宮体がんの手術・抗がん薬治療の3カ月後に完走し...

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生きてる限りこのファッションスタイルを貫きたい 福祉美容師・篠田久男 × 鎌田 實

2013年5月

「篠田さんが元気になったら、1度、ボクの髪の毛をやってよ」の約束が果たせて 2年半前の本誌2010年10月号で、この対談に登場いただいた福祉美容師の篠田久男さん。悪性リンパ腫と闘う姿、苦労を積み重ねてきた人生に、ホストの鎌田さんが涙し、最後は感動的なハグで終わったことを憶えている読者もおられるだろう。そのとき2人が約束した、鎌田さんの髪のカットが実現した。シャキ、シャキという篠田さんのハサミの音と...

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がんになった今こそ伝えたいことがある。副作用対策、治療の充実、そして…… がんサポート編集発行人・深見輝明 × 鎌田 實

2013年4月

がんサポート編集人として10周年を迎えた矢先、自らがんと闘うことに がんサポートは今年、創刊10周年を迎え、さまざまな記念事業を企画していた。そんな昨年末、編集発行人としてがんサポートをリードしてきた深見輝明にがんが見つかった。年明け早々からがん研有明病院に検査入院した。盲腸がんから肝転移、肺転移、骨転移などが次々に明らかになり、抗がん薬治療に入った。しかし、それも順調には進まなかった。1月末に抗...

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必ずメキシコの砂漠を走ってやるという目標が精神的支えになりました 作家/映像ディレクター・戸井十月 × 鎌田 實

2013年3月

バイクで5大陸を走破した行動派作家が肺がんを宣告されたとき 団塊世代の作家/映像ディレクターの戸井十月さんは、バイクで世界の5大陸を走破するなど、行動派として知られている。「がんばらない」の鎌田實さんは、同い歳の戸井さんを、いつまでも「不良少年」を貫いている、憧れの存在として見てきた。そんな戸井さんが肺がんを宣告され、鎌田さんは居ても立ってもいられず、対談のゲストに呼んだ。 とい じゅう...

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