患者サポート

「がん難民」は救済できるのか?――(前編)

2014年3月

「自分のペースで、がんと共に生きることが大事」と話す高野利実さん。独自の見方で、がん難民救済に励むがんの闘病に伴う不安や悩みを抱える患者さんや家族をサポート(支援)する体制が多岐にわたり整いつつある。これまでのサポートは手薄で、治療の停滞や、生活に支障を来す原因となることがあった。その部分をカバーする支援活動は、医療の枠組みとして、あるいはボランタリー的活動として行われている。今後のがん医療の在り...

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質問促進パンフレット:医療者と患者とのコミュニケーションが上手くいかないという人のために あなたは聞きたいことを医療者にきちんと聞けていますか?

2013年1月

「質問促進パンフレットが医療者とのコミュニケーションツールの一助になれば」と白井由紀さん 「自分の聞きたいことを医師になかなか聞けない」――。そんなジレンマを日々抱えている患者さんも多いのではないだろうか。そこで今回紹介するのが、そうした患者さん向けに作成された「質問促進パンフレット」。国立がん研究センターのホームページから無料でダウンロードできる。質問促進パンフレット作成■写真1 質問促進パンフ...

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早期・探索臨床研究センター(NCC-EPOC):今こそ世界に日本の存在感を示す最後のチャンス 世界のがん専門医療機関トップ10に入れば、ドラッグ・ラグは解消する

2013年1月

藤原康弘 国立がん研究センター早期・探索臨床研究センター副センター長/国立がん研究センター執行役員企画戦略局長/同中央病院乳腺・腫瘍内科長。1960年生まれ。1984年広島大学医学部卒。呉共済病院研修医を経て、国立がん研究センター病院レジデント。97年厚生省医薬品医療機器審査センターへ。2002年国立がん研究センター中央病院医長就任。07年臨床検査部長、2008年臨床試験・治療開発部長、2010年...

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診療放射線技師:治療計画から機器の管理まで幅広く行う 患者さんの不安を取り除くことも大切

2012年9月

さとう ともはる 1959年生まれ。1981年都立診療放射線専門学校(現・首都大学東京)、1988年東京理科大学理学部を卒業。国立がん研究センター中央病院放射線治療部などを経て、2006年からがん研究会有明病院放射線治療部に勤務、現在に至る。2007年米国MDアンダーソンがんセンターに短期留学。放射線治療に関する研修会の企画運営などを通して、がん医療の均てん化の促進にも力を注いでいる 画像診断や放...

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「プロジェクト未来」を機に、より患者の役に立つ活動へ 「リレー・フォー・ライフ」のこれまで、そしてこれから──

2012年9月

リレー・フォー・ライフには、各チームがそれぞれ参加。GISTと闘う仲間を応援する「GISTERS」も毎年参加している 「リレー・フォー・ライフ」で集められたお金は、これまでがん検診や相談センター、若手がん専門医への奨学金などに使われてきました。しかし、がん研究に助成する「プロジェクト未来」ができたことで、よりがん患者に役に立つ支援にまわることが期待されています。リレー・フォー・ライフの生い立ち...

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「第2のグリベック」誕生へ──8月には助成研究が決定 リレー・フォー・ライフから、がん患者が求める新薬を!

2012年9月

こにし ひろし 公益財団法人日本対がん協会マネジャー(広報担当)。関西大学卒。産経新聞社を経て、朝日新聞社入社。広島、福井、大阪、福岡などで医療や原発などを中心に取材。東京本社科学部デスクなどを経て、2008年より現職 アグネス チャン 歌手・エッセイスト・教育学博士。香港生まれ。72年、「ひなげしの花」で日本デビュー。上智大学を経て、カナダのトロント大学を卒業。89年、米国スタンフォード...

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義肢装具士:失った手足を取り戻し、日常生活を支援 早期訓練で、患者さんもより早く社会復帰へ

2012年8月

患者さんのことを考えてさまざまな工夫を凝らし、義肢製作を行っている石倉祐二さんいしくら ゆうじ 京都府出身。義肢装具士・1級義肢装具技能士。埼玉医科大学病院・埼玉医科大学総合医療センター・埼玉県立大学・東京医科歯科大学などと義足の研究開発を進め、最近は「高齢者義足のありかた研究会」に力を入れており、よりよい義足とはなにかと常に模索している がん治療のためとはいえ、足を失うショックは極めて大きい。そ...

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理学療法士:訓練ではなく日常を楽にするがんの理学療法 患者さんの体と思いに寄り添う

2012年7月

日常生活を楽にするがんのリハビリを行っている高倉保幸さんたかくら やすゆき 国立療養所東京病院付属リハビリテーション学院卒業後、癌研究会付属病院に勤務。その後、埼玉医科大学総合医療センターリハビリテーション科に従事し、2007年から現職に至る リハビリテーションといえば、機能訓練というイメージが強い。だが、埼玉医科大学保健医療学部理学療法学科教授の高倉保幸さんは、「がんのリハビリは訓練ではなく、楽...

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臨床研究コーディネーター:薬の開発を患者さんの立場からサポート 医師、製薬会社、患者さんの橋渡しを担う

2012年6月

治験はいろいろな人の目が入って行われていることを知ってほしいと話す臨床研究コーディネーターの小林典子さんこばやし のりこ 大学病院にて看護師として勤務後、製薬企業の立場から治験に携わる。その後、国立がん研究センター中央病院にてミレニアムゲノムプロジェクトの臨床研究コーディネーターを経験し、現在の臨床試験支援室の臨床研究コーディネーターとなる。臨床試験に関わり10年目を迎える 新薬の開発に欠かせない...

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音楽療法士:がん患者さんの心と体を癒やす音楽療法 身心の調子に合わせた選曲が大事

2012年5月

生演奏で、心と体のリラクゼーション効果を得ることを目標にしたいと話す長島律子さんながしま りつこ 日本音楽療法学会認定音楽療法士、日本芸術療法学会員。茨城県立医療大学付属病院、茨城県立こころの医療センターなどで、精神科領域の音楽療法を実践した後、2005年より千葉県がんセンターに勤務。終末期医療を中心に音楽療法を実践し、講演や後進の指導にも携わっている 陽気な歌を口ずさむと、気分が明るくなったり、...

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