
2017年1月
オンコタイプDX検査の経験が豊富な乳がん専門医の植野映さん ホルモン受容体陽性(ER+)、HER2陰性(HER2−)、早期乳がん患者での予後予測と化学療法の効果予測に有用とされるオンコタイプDX乳がん検査。米国臨床腫瘍学会(ASCO)、全米総合がん情報ネットワーク(NCCN)、ザンクトガレン(St. Gallen)国際専門家コンセンサス委員会、欧州臨床腫瘍学会(ESMO)などの欧米の主要ガイドライ...


2016年12月
オンコタイプDX検査の経験が豊富な乳がん専門医の植野映さん ホルモン受容体陽性(ER+)、HER2陰性(HER2−)、早期乳がん患者での予後予測と化学療法の効果予測に有用とされるオンコタイプDX検査。米国臨床腫瘍学会(ASCO)、全米総合がん情報ネットワーク(NCCN)、ザンクトガレン(St. Gallen)国際専門家コンセンサス委員会、欧州臨床腫瘍学会(ESMO)などの欧米の主要ガイドラインでは...


2016年9月
ホルモン受容体陽性、HER2陰性、早期乳がん患者での、予後予測と化学療法の効果予測に有用とされるオンコタイプDX™乳がん検査。米国臨床腫瘍学会(ASCO)、全米総合がん情報ネットワーク(NCCN)、サンクトガレン(St. Gallen)国際専門家コンセンサス委員会、欧州臨床腫瘍学会(ESMO)などの欧米の主要ガイドラインではすでに採用されているが、日本ではまだ保険適用承認が足踏みの状態...


2016年9月
「トリプルネガティブ乳がんにはいろいろなタイプがあり、それらを分類してそれぞれに合った、副作用が少なくて、より効果のある治療を探す動きが加速しています」と語る増田紘子さん トリプルネガティブ乳がん(TNBC)と言えば、「治療法が少ない」「予後が悪い」というイメージが先行しがちだが、それは生物学的特徴の異なるがんが集められた集団だからという考え方もできる。そこに切り込んで、個々人に合った治療を検討す...


2016年3月
「効果がなくなれば再生検し、早期に適切な薬へ切り替えていただきたい」と話す木浦勝行さん EGFR(上皮成長因子受容体)遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんの治療を大きく進展させた「EGFRチロシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)」。しかし、使い続けると1年ほどで耐性が生じるのが課題となっていた。最近の治療戦略について、耐性に効果を発揮する新しいタイプのEGFR-TKIの登場を含めて紹介する。 EGFR...


2016年3月
「Ⅲ(III)期の治療法を決定する上で、専門の異なる複数の医師による検討は重要です」と語る中島崇裕さん 非小細胞肺がんのⅢ(III)期と言ってもその範囲は広く、治療の選択肢は多岐にわたる。放射線療法と化学療法を組み合わせた集学的治療がいいのか、そこに手術を加えたほうがいいのか、個々の患者の状況によって、判断が必要になってくるという。そしてその前提として、正確な診断・評価が重要になってくることは言う...


2015年11月
ここ10数年で格段の進歩を遂げたがん医療。がんのタイプは細分化され、治療法も確立されつつある。乳がんと診断されたら、まずは落ち着いて、自分の体に起きていることを知る勇気を持とう。知は力。自らの乳がんタイプを知り、最適な治療法を選択することが大切な一歩になる。昨年(2015年)8月、東京・秋葉原で、乳がん市民セミナー「自分にあった治療選択を!」(共催:エビデンス社/ジェノミック・ヘルス・ジャパン合同...


2015年7月
「個別化医療に向けた産学連携プロジェクトが始動しました」と語る吉野孝之さん 大腸がん治療で特徴的なのが、無駄な薬剤投与をしないための遺伝子検査だ。近年確立された方法だが、さらに進化を続けている。大規模な遺伝子診断ネットワークづくりも進行中だ。 KRAS検査は保険適用で実施率99%に 遺伝子を調べて、より効果的な治療を行う個別化医療は、様々ながん種で取り入れられているが、中でも大腸がんは個別化医療が...


2015年4月
「まずは検診を受け、自分の乳腺濃度を知ってください」と話す戸﨑光宏さん 日本人の乳がん罹患率は12人に1人と言われている。にもかかわらず、乳がん検診の受診率は欧米に比べて低く、発見したときには進行しているケースが少なくない。そのため日本人にとって有効で、個々に適した乳がん検診のシステムを求める声が上がっている。 マンモグラフィ検診は乳がん検診の要 乳がんの早期発見と死亡率低下を目的として、全国で「...


2015年4月
会場の東京医科歯科大学の鈴木章夫記念講堂 女優アンジェリーナ・ジョリーさんの 〝予防的乳房切除〟で、日本でも俄然注目度の高まった「遺伝性乳がん・卵巣がん(HBOC)」。欧米では、その経緯に至るまでの医療(診療)システムが完備しているが、日本ではまだ不備な点が多く、患者・家族を含め医療界全体での疾患に対する認識とスタッフを含めたシステム作りが叫ばれている。先ごろ東京で開かれた第3回日本HBOCコンソ...
