検査・治療法

尾道方式 医療と介護、民生委員まで加わり患者を支える「尾道方式」

2007年12月

地域が一丸となった患者ケアの手本 「片山医院」は新幹線の新尾道駅から歩いてすぐの場所にある 広島県の東南部、瀬戸内海をのぞむ人口約15万人の尾道市。 高齢化率28.6%で全国の15年先を行くといわれる尾道市だが、地域が一丸となって高齢者などを在宅で支える方法が、いま全国から注目を集めている。 「尾道方式」の核はケアカンファレンス テナーサックスの腕前も玄人はだしの片山壽さん。顔のヒゲ...

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健康食品には、進行抑制・改善、治癒、症状改善の効果があるか 健康食品を安易に使うことは勧められない

2007年12月

東北大学公共政策大学院 (健康政策学)教授の 坪野吉孝さん 約4割のがん患者さんが健康食品を利用しているという。健康食品なら安心だと安易に考える人が多いためだ。しかし、最近の研究では健康に役立つと言われながら、実はそうではなかったケースもでてきている。健康食品を利用するのであれば、その情報の信頼性がどの程度なのかを、きちんと評価しておくことが必要だ。 がん患者の約4割が健康食品を使っている がん...

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これまでの食事を見直し改善していくことは大切 がんになってからの食事療法は何がよいか

2007年12月

東北大学公共政策大学院教授の坪野吉孝さん がんの食事療法に関するさまざまな情報が世間に出回っている。がん患者にとってどんな食事をすればよいかは大切な問題だ。 がんになってからの食事療法に関して、疫学的に推奨される食事はあるのだろうか。再発率などを低下させる食事療法について東北大学教授の坪野吉孝さんに伺った。 まだ研究が少ない再発防止の食事療法 がんになった人にとって、どのような食事をする...

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何か1つだけを食べてもダメ。バランスのとれた食生活が大切 未精製の穀物、野菜ががんの予防、再発防止につながる

2007年12月

慶應義塾大学看護医療学部教授の 加藤眞三さん 人間は文明の進歩にともない本来の食生活から離れ、がんなどを誘発する結果となってきた。最近見直されているのが、未精製の穀物や野菜を中心とする人間本来の食生活である。慶應義塾大学看護医療学部教授で医学博士の加藤眞三さんは、その本来の食生活が、がん予防やがん再発防止につながるのではないかと力説している。 すべてのがん患者に効く食事療法はまだない 世間...

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がん発生を抑え、免疫力を強化する知られざる植物パワー ファイトケミカル。野菜や果物の強力な抗がん作用に注目!

2007年12月

セレン・クリニック診療部長(現 麻布医院院長)の 高橋弘さん ファイトケミカルという耳慣れない言葉が注目されはじめている。 ファイトケミカルとは植物に含まれる化学成分を指しているが、このファイトケミカルには抗がん作用があるというのだ。 では、ファイトケミカルとはどんなもので、何に多く含まれているのだろうか。 人間よりずっと多様な植物の遺伝子 ファイトケミカルという言葉をご存知だ...

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腎盂がん・腎盂造影 写るべき腎盂が白く抜けて欠損していることに注目

2007年11月

もりやま のりゆき 1947年生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。米国メイヨークリニック客員医師等を経て、89年、国立がん研究センター放射線診断部医長、98年、同中央病院放射線診断部部長で、現在に至る。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発で通商産業大臣賞受賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。専門は腹部画像診断 患者プロフィール 43歳の女性Gさん。半年ほど前に尿の色が幾分赤みがかっていることに気...

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第21回 緩和医療における漢方治療の役割

2007年11月

ふくだ かずのり 銀座東京クリニック院長。昭和28年福岡県生まれ。熊本大学医学部卒業。国立がん研究センター研究所で漢方薬を用いたがん予防の研究に取り組むなどし、西洋医学と東洋医学を統合した医療を目指し実践している 体力・抵抗力を高め延命する 「漢方薬は、がんに効かない」と断言する医師が多くいます。確かに、がんの縮小のみを効き目の基準とするなら、漢方薬はほとんど効果がないといえます。しかし、漢方治療...

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第22回(最終回) 漢方薬を利用するときの注意

2007年11月

ふくだ かずのり 銀座東京クリニック院長。昭和28年福岡県生まれ。熊本大学医学部卒業。国立がん研究センター研究所で漢方薬を用いたがん予防の研究に取り組むなどし、西洋医学と東洋医学を統合した医療を目指し実践している 天然薬だから安全という先入観は危険 漢方薬は作用が比較的穏やかで、直接的な毒性による副作用は西洋薬に比較して少ないことは確かです。漢方薬に使用される薬草(生薬)は、2千年に及ぶ人体への経...

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胆管がん・CT検査 胆管が太くなって拡張している部分に注目する

2007年10月

もりやま のりゆき 1947年生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。米国メイヨークリニック客員医師等を経て、89年、国立がん研究センター放射線診断部医長、98年、同中央病院放射線診断部部長で、現在に至る。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発で通商産業大臣賞受賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。専門は腹部画像診断 患者プロフィール 62歳の男性Pさん。腹部の膨満感がたびたび現われ、気になって受診。腹...

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淀川キリスト教病院 「エエ死に方」は、残される者に力を与えてくれる

2007年10月

日本で2番目にできたホスピス 巨大な立体駐車場のタワーに「淀川キリスト教病院」と大書されている ホスピス病棟を開設したのが1984年。 以来早い時期から在宅ホスピスにも取り組んできた。 現在、熱心ないくつかの診療所と連携しているが、さらに広範囲なネットワークづくりを模索している。 物やお金ではない何かを見いだす 池永昌之さんは、子供の小学校のPTA会長でもある。学校では健康の大切さを...

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