検査・治療法

抗がん剤ごとの副作用を理解し、対策を講じながら治療を続ける 肺がん化学療法の副作用対策

2007年7月

静岡がんセンター呼吸器内科部長 山本信之さん 肺がんでは、「第3世代レジメン」と呼ばれる新しい抗がん剤の組み合わせや、分子標的薬のイレッサが使われるようになり、副作用についても新しい知識が必要になっています。 抗がん剤治療の第一人者である静岡がんセンター呼吸器内科部長の山本信之さんに副作用対策の解説と最新情報についてお聞きしました。 肺がん化学療法の最近の傾向 肺がんは、発見された時点で...

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治癒力を引き出す がん漢方講座 第17話 抗がん剤と黄耆の相乗効果

2007年7月

ふくだ かずのり 銀座東京クリニック院長。昭和28年福岡県生まれ。熊本大学医学部卒業。国立がん研究センター研究所で漢方薬を用いたがん予防の研究に取り組むなどし、西洋医学と東洋医学を統合した医療を目指し、実践。 黄耆は病気に対する抵抗力を高める 漢方では、体力や抵抗力の源である生命エネルギーを「気」という概念でとらえます。気の産生を増すことで体力や抵抗力を高める生薬を補気薬と言い、補気薬の代表が高麗...

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千里ペインクリニック どんな状況であっても医療・介護を必ず提供してくれる「在宅ホスピス」

2007年6月

“がん難民”を絶対に出さないと誓う 大阪府豊中市という都会でも「住宅ホスピス」を専門に取り組むクリニックの第1号だった 新大阪から北大阪急行電鉄で13分、「千里中央駅」の前にある22階建てビルに「千里ペインクリニック」はある。エレベーターで2階へ上がると、ガラス張りのクリニックの前にある「在宅ホスピス」という看板の文字が目に飛び込んできた。この空間で行われているのは、“がん難民”に向けた...

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前立腺がんホルモン療法後の副作用 ほてりに対するSSRIの効果

2007年6月

昭和大学泌尿器科学教室の 直江道夫さん 前立腺がんのホルモン療法により誘発されるホットフラッシュ(ほてり)に詳しい昭和大学泌尿器科助手の直江道夫さんに、その対策をうかがいました。 ホルモン療法の副作用対策は? ホットフラッシュには、SSRIが有効 ホルモン療法は前立腺がんのどのステージでも使える全身的な治療法といえますが、副作用も気になります。前立腺がんのホルモン療法を多く行っている昭和大...

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脳腫瘍・MRI いくつかの検査画像を組み合わせて、腫瘍の実像を明らかにすることがカギ

2007年6月

もりやま のりゆき 1947年生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。米国メイヨークリニック客員医師等を経て、89年、国立がん研究センター放射線診断部医長、98年、同中央病院放射線診断部部長で、現在に至る。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発で通商産業大臣賞受賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。専門は腹部画像診断 患者プロフィール 59歳女性。数カ月前から歩くときに、今まで体験したことのない違和感を...

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治癒力を引き出す がん漢方講座 第16話 再発予防における漢方治療の役割

2007年6月

ふくだ かずのり 銀座東京クリニック院長。昭和28年福岡県生まれ。熊本大学医学部卒業。国立がん研究センター研究所で漢方薬を用いたがん予防の研究に取り組むなどし、西洋医学と東洋医学を統合した医療を目指し、実践。 がんはがん体質という氷山の一角 がんは、全身病です。血液循環障害、新陳代謝の低下、免疫力や抗酸化力といった体の生体防御力の低下、慢性炎症の存在、食事の不摂生による栄養素の欠乏、老化、ストレス...

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前立腺がん放射線治療後の副作用、尿道・直腸症状、勃起不全の対策

2007年6月

東京医療センター放射線科医長の 萬篤憲さん 前立腺がんの治療法の中でも、3次元外部照射や小線源療法などの放射線治療を選択する人が増えています。 これらの新しい放射線治療やホルモン療法の副作用と対策について、小線源療法の第一人者・東京医療センター放射線科医長の萬篤憲さんにうかがいました。 放射線治療の副作用の現状は?小線源療法、3次元照射では、軽くすむことが多い 小線源療法を先進的に行ってい...

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在宅看護研究センター 利用者のニーズに沿った訪問看護サービスを提供してくれる「開業ナース」

2007年5月

患者家族の訴えから、在宅看護を実現 在宅医療を熱心に行う医師の多くは、これからのカギはドクターではなくナースが握っている、と決まって言う。 その重要な担い手が1992年に制度化された訪問看護ステーションである。 1999年には民間にも門戸が開かれたが、国の目標9900カ所にほど遠い5091カ所(平成17年度)にとどまっている。 ボランティア訪問看護の限界から設立した在宅看護の組織 都会の一...

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卵巣がん・MRI 風船の中に黒い、ヨーヨーのような形状を見つける

2007年5月

もりやま のりゆき 1947年生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。米国メイヨークリニック客員医師等を経て、89年、国立がん研究センター放射線診断部医長、98年、同中央病院放射線診断部部長で、現在に至る。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発で通商産業大臣賞受賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。専門は腹部画像診断 患者プロフィール 46歳女性。2年ほど前からときどき腹部の膨満感や違和感があったが、特...

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治癒力を引き出す がん漢方講座 第15話 がん治療における生体防御力の重要性

2007年5月

ふくだ かずのり 銀座東京クリニック院長。昭和28年福岡県生まれ。熊本大学医学部卒業。国立がん研究センター研究所で漢方薬を用いたがん予防の研究に取り組むなどし、西洋医学と東洋医学を統合した医療を目指し、実践。 生体防御力を高めることは延命につながる がんが進行していくと、体力や免疫力などの生体防御力の低下が起こります。すると、日和見感染などの感染症を引き起こし、死亡の原因となることがきわめて多いの...

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