検査・治療法

骨粗鬆症など、骨関連事象の対処法と生活上の留意点 乳がんホルモン療法の副作用と対策

2008年10月

聖路加国際病院 ブレストセンター・乳腺専門医の 矢形寛さん 乳がんのうち、女性ホルモンであるエストロゲンの影響を受けて増殖するタイプのがんでは、ホルモン療法が有効。 だが、ホルモン療法はエストロゲンを働けなくさせるため、更年期障害と同じような症状とともに、骨がもろくなって骨折しやすくなる骨粗鬆症や、つらい関節痛などの副作用を伴う。そこで今回は特に、骨関連事象とその対策についてまとめた。 ホ...

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大腸がん・仮想内視鏡検査 隆起や凹みなどの立体的な形状変化に着目する

2008年9月

もりやま のりゆき 1947年生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。米国メイヨークリニック客員医師等を経て、89年、国立がん研究センター放射線診断部医長、98年、同中央病院放射線診断部部長で、現在に至る。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発で通商産業大臣賞受賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。専門は腹部画像診断 患者プロフィール 52歳の女性Hさん。10年前に子宮頸がんに罹患したが、放射線治療にて...

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膵がん・CT検査(2) 膵臓の腫れ、腫瘤、膵管の狭窄に注目する

2008年8月

もりやま のりゆき 1947年生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。米国メイヨークリニック客員医師等を経て、89年、国立がん研究センター放射線診断部医長、98年、同中央病院放射線診断部部長で、現在に至る。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発で通商産業大臣賞受賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。専門は腹部画像診断 患者プロフィール 78歳の女性Gさん。上腹部に痛みがあり、近くの病院にて受診。痛みは胃...

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米国臨床腫瘍学会(ASCO)2008レポート 続々と出てきた分子標的治療薬、アービタックス、イレッサ、アバスチン等の新しい成果 「ターゲット症例に対するターゲット治療」の時代の幕開け

2008年8月

第44回米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次学術集会が、2008年5月30日~6月3日の5日間にわたりイリノイ州シカゴのマコーミックプレイスで開かれた。ASCOは世界最大規模をほこる国際的ながん専門学会。最近は、毎年世界中から3万人を超える参加者があり、最新のがん研究の発表、討議の場となっている。ここでは、さながら「ターゲット症例(高い効果が期待できる選ばれた患者)に対するターゲット治療(分子標的治療...

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GIST(消化管間質腫瘍)/CT検査 腫瘍が大きく膨らんで、隣の臓器が大きく変形しているのを見つける

2008年7月

もりやま のりゆき 1947年生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。米国メイヨークリニック客員医師等を経て、89年、国立がん研究センター放射線診断部医長、98年、同中央病院放射線診断部部長で、現在に至る。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発で通商産業大臣賞受賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。専門は腹部画像診断 患者プロフィール 50歳の男性Lさん。1年ほど前からときどき腹部膨満感を感ずるようにな...

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虫垂がん・注腸検査/CT検査 陰の輪郭、かたまり具合、色調の濃淡を見つける

2008年6月

もりやま のりゆき 1947年生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。米国メイヨークリニック客員医師等を経て、89年、国立がん研究センター放射線診断部医長、98年、同中央病院放射線診断部部長で、現在に至る。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発で通商産業大臣賞受賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。専門は腹部画像診断 患者プロフィール 58歳の女性Pさん。右下腹部の鈍痛がしばしば起こり、退く気配がないの...

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IMRTを超える最新技術で、高い治療効果と軽い負担 放射線治療に新たな可能性を開くVMAT

2008年6月

リニアックを回転させながら放射線照射 盛況を博したセミナー会場 座長を務める金沢大学放射線科の高仲強さん 「VMATの導入で欧米の先端放射線治療システムに匹敵する効果が、ごく短時間の治療で得られようとしています。これにエレクタ・シナジーを用いた、治療時のCT撮影システムを組み合わせることで放射線治療は新たな1歩を踏み出すことになるでしょう」 2008年4月6日、パシフィコ横浜で第67回...

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ワクチンと抗がん剤の併用によって効果アップ ここまで進んだがんの「テーラーメード型ワクチン療法」

2008年6月

久留米大学 先端癌治療研究センター教授の 山田亮さん 久留米大学医学部免疫学教室では90年代から精力的にがんワクチンの研究を続けてきた。 その努力の積み重ねによって生み出されたのが、テーラーメード型がんペプチドワクチン療法。 今回、このテーラーメード型がんペプチドワクチン療法と抗がん剤の併用が、高い効果を示すことが示された。 こうしたデータを元に、医薬品としての承認申請を目指した臨床試験が開...

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甲状腺がん・PET 新陳代謝の旺盛ながん細胞を色付きで表示する

2008年5月

もりやま のりゆき 1947年生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。米国メイヨークリニック客員医師等を経て、89年、国立がん研究センター放射線診断部医長、98年、同中央病院放射線診断部部長で、現在に至る。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発で通商産業大臣賞受賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。専門は腹部画像診断 患者プロフィール 55歳の男性Gさん。家族より喉頭隆起(喉ぼとけ)の下あたりが腫れている...

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2次障害を予防して生活の質を保とう 抗がん剤による末梢神経障害の特徴とその対策

2008年4月

大阪大学病院 化学療法部看護師長の 田墨惠子さん ある特定の抗がん剤の副作用で起こる「手足のしびれ」は患者さんが日常生活をしていく上で重大な影響を及ぼしかねない。 がんを治療するにあたって避けて通れないことだとしても、なんとか改善する手立てはないのだろうか。 そういった患者さんの悩みを多く聞く立場にある大阪大学病院化学療法部看護師長の田墨惠子さんに伺った。 しびれは特定の抗がん剤に限って...

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