検査・治療法

がん細胞が組織をつくるとNK細胞だけでは太刀打ちできない。免疫細胞を総動員して攻撃する必要性が これだけは知っておきたい免疫療法の基礎知識

2008年12月

千葉大学大学院医学研究院 免疫発生学教授の 中山俊憲さん 「最近なんだか、風邪をひきやすくなったな。体の免疫力が落ちているのかな」など、普段何気なく口にすることが多い「免疫」という言葉。ただ、言葉自体、誰もが知っているにも関わらず、その機能や働きについてはほとんど知られていないのが現状である。そこで本特集では、「免疫」とは何か、そしてがんに対する「免疫療法」とはどういった治療方法なのか、詳し...

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絶妙の組み合わせにより、進行膵がんが完全に消失した例も出た 大きな成果を上げてきた「WT1と樹状細胞の併用療法」

2008年12月

セレンクリニックの 岡本正人さん がんの免疫療法の中で、がんに対してピンポイントで攻撃する有力な治療法として樹状細胞療法がある。 ところが、この治療法の難点は使える患者さんが少ないということ。この問題を解消したのがWT1というペプチドである。 WT1と樹状細胞を組み合わせた治療法が、今大きな成果を上げつつある。 適応する患者さんが少ない従来の樹状細胞療法 CTL(細胞障害性T細胞)が...

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手術後に再発・転移を予防するために使用するのが目的 第4のがん治療法への道開くか!? 「自家がんワクチン」療法

2008年12月

セルメディシン株式会社 代表取締役社長の 大野忠夫さん 免疫療法は以前から手術・放射線・抗がん剤に続く「第4のがん治療法」と、一部で期待されてきたが、エビデンス(科学的根拠)が確立されていないなど、まだ評価が定まっていない。そんな中、セルメディシン社(大野忠夫社長)が開発した「自家がんワクチン」療法が、免疫療法の新たな地平を開く療法として、注目されている。「自家がんワクチン」療法とは何か。 ...

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ハイリスクの人に的を絞って定期的な検査を エコー、CT、MRIが3本柱。肝臓がんの検査は低侵襲が主流に

2008年11月

東京慈恵会医科大学付属病院 消化器・肝臓内科講師の 小池和彦さん 肝臓がん(肝細胞がん)が他のがんと大きく違うのは原因がはっきりしていること。日本では肝臓がんの9割はB型、C型の肝炎ウイルス感染によって起こるため、このようなハイリスクの人に的を絞った定期的な検査が欠かせない。診断には腫瘍マーカー(がん検査の1つ)と超音波(エコー)検査など画像診断の併用が有効とされるが、より侵襲や副作用の少ない診...

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悪性リンパ腫・PET検査/PET・CT検査 新陳代謝という性質を利用し、取り込まれるがん細胞を色で表現

2008年11月

もりやま のりゆき 1947年生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。米国メイヨークリニック客員医師等を経て、89年、国立がん研究センター放射線診断部医長、98年、同中央病院放射線診断部部長で、現在に至る。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発で通商産業大臣賞受賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。専門は腹部画像診断 患者プロフィール 46歳の女性Bさん。全身倦怠感があり、カゼをひいたと思って医院を訪ね...

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脂肪肉腫・CT検査 ぼやけた輪郭とぐにゃっとした形状に注目

2008年10月

もりやま のりゆき 1947年生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。米国メイヨークリニック客員医師等を経て、89年、国立がん研究センター放射線診断部医長、98年、同中央病院放射線診断部部長で、現在に至る。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発で通商産業大臣賞受賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。専門は腹部画像診断 患者プロフィール 37歳の女性Zさん。2年ほど前から腹部の膨満感があったが、太ったせい...

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骨粗鬆症など、骨関連事象の対処法と生活上の留意点 乳がんホルモン療法の副作用と対策

2008年10月

聖路加国際病院 ブレストセンター・乳腺専門医の 矢形寛さん 乳がんのうち、女性ホルモンであるエストロゲンの影響を受けて増殖するタイプのがんでは、ホルモン療法が有効。 だが、ホルモン療法はエストロゲンを働けなくさせるため、更年期障害と同じような症状とともに、骨がもろくなって骨折しやすくなる骨粗鬆症や、つらい関節痛などの副作用を伴う。そこで今回は特に、骨関連事象とその対策についてまとめた。 ホ...

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大腸がん・仮想内視鏡検査 隆起や凹みなどの立体的な形状変化に着目する

2008年9月

もりやま のりゆき 1947年生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。米国メイヨークリニック客員医師等を経て、89年、国立がん研究センター放射線診断部医長、98年、同中央病院放射線診断部部長で、現在に至る。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発で通商産業大臣賞受賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。専門は腹部画像診断 患者プロフィール 52歳の女性Hさん。10年前に子宮頸がんに罹患したが、放射線治療にて...

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膵がん・CT検査(2) 膵臓の腫れ、腫瘤、膵管の狭窄に注目する

2008年8月

もりやま のりゆき 1947年生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。米国メイヨークリニック客員医師等を経て、89年、国立がん研究センター放射線診断部医長、98年、同中央病院放射線診断部部長で、現在に至る。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発で通商産業大臣賞受賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。専門は腹部画像診断 患者プロフィール 78歳の女性Gさん。上腹部に痛みがあり、近くの病院にて受診。痛みは胃...

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米国臨床腫瘍学会(ASCO)2008レポート 続々と出てきた分子標的治療薬、アービタックス、イレッサ、アバスチン等の新しい成果 「ターゲット症例に対するターゲット治療」の時代の幕開け

2008年8月

第44回米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次学術集会が、2008年5月30日~6月3日の5日間にわたりイリノイ州シカゴのマコーミックプレイスで開かれた。ASCOは世界最大規模をほこる国際的ながん専門学会。最近は、毎年世界中から3万人を超える参加者があり、最新のがん研究の発表、討議の場となっている。ここでは、さながら「ターゲット症例(高い効果が期待できる選ばれた患者)に対するターゲット治療(分子標的治療...

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