暮らし

仕事をしながら療養する

仕事をしながら療養する 医師休診共済制度を利用し、入院中の医院経営をカバー 治療を受けながら診療を続ける

2006年11月

すずき眼科クリニック院長の 鈴木尚子さん 鈴木尚子さんは、1990年10月に、眼科クリニックを開業。膠原病や白血病などにも詳しく、眼と内科疾患との関連を常に意識して診察に取り組んできた。 近くに新しいクリニックを開業した半年後、49歳のときに、卵巣がんの告知を受けた。1カ月間の入院・療養中は代診と休診共済制度などを利用して診療を続けた。現在も、抗がん剤治療を受けながら診療を行う。 鈴木さ...

詳細はこちら

仕事をしながら療養する 乳がんにより政治活動を断念。高額療養費制度を利用しての治療。 通院しながら地域活動に取り組む

2006年9月

山川令子さん 地域で政治活動をしていた山川令子さん(63歳)は、59歳のとき、乳がんを告げられた。手術はできない状態で、化学療法を受ける。高額療養費制度を利用して治療を続けた。治療に専念するため、政治活動を始めることは断念したが、化学療法を受けながら、地域での子育てや、町づくりのために、多忙な毎日を送っている。 山川さんは、24歳で結婚し、埼玉県草加市で暮らし始めた。江戸時代に日光街道の草...

詳細はこちら

仕事をしながら療養する 早期退職直後に腎臓がんを発症 雇用保険法の基本手当と60歳からの老齢厚生年金を受ける

2006年7月

田鎖里美さん 田鎖里美さんは、57歳で倉庫・運輸関係の会社を早期退職。失業して2カ月後、腎臓がんが見つかった。手術後、雇用保険法の基本手当の支給を受けながら就職先を探す。療養と就職活動中に、荷造りテープを素材にした作品作りに出合う。60歳からは年金の支給を受けながら作品作りに情熱を注ぐ。 田鎖さんは、2000年12月中旬、胃に痛みを感じて近所のかかりつけの病院に駆け込んだ。腹部の超音波検...

詳細はこちら

仕事をしながら療養する 胃がん手術後、4度に渡る腸閉塞で退職。年金を受給しながら野球のボランティアコーチを始める

2006年6月

岩見眞男さん 岩見眞男さん(現在、64歳)は、97年5月の夜、腹痛に襲われた。胃から苦い水が出てきたように感じた。その3カ月前に受けた人間ドックでは「異常なし」の検査結果だったから深刻には受け止めなかった。しかし、心配した家族の後押しで近所のクリニックを受診した。院長から「胃カメラの検査を受けたほうがよいですね」と言われて、総合病院を紹介された。その総合病院で胃カメラの検査を受けた...

詳細はこちら

仕事をしながら療養する 1度目は生活保護を受給 2度目は100億円の借金を抱えながら治療を受ける

2006年3月

有限会社虎プロダクション 小島虎之介さん 胃がん手術後、生活保護を受給 小島さんは、国内初の搾乳機販売、美人製造機販売、焼鳥屋経営など数々の商売を始めて、成功と失敗を繰り返してきた。商売がうまくいかなくなったとき、がんに見舞われた。1981年夏、43歳のときだった。トイレで下血。緊急入院し、翌日、胃の4分の3と十二指腸を切除した。手術の際、担当医から胃潰瘍との説明を受けたが、のちに外...

詳細はこちら

仕事をしながら療養する 治療により、仕事が困難に 障害基礎年金の支給を受けながら、経済的自立を目指す

2005年12月

がん患者の自立を支援をする会 「とまり木」代表を務める北澤幸雄さん 北澤幸雄さん(54歳)は、歯科技工士として約23年間、歯科技工所と歯科医院に勤務し、94年1月、42歳のときに歯科技工所を開設した。個人事業主のため、国民健康保険・国民年金に加入した。事業は順調だった。 しかし、99年11月頃、腹部・脇腹・背中に痛みを感じた。自宅近くのA総合病院で検査を受けた結果、悪性リンパ腫の*...

詳細はこちら

仕事をしながら療養する アスベストによる悪性胸膜中皮腫 労災保険の認定を受けて傷病手当金を休業補償給付に切り替えた

2005年9月

アスベスト被害により悪性胸膜中皮腫 を発症した中村實寛さん 03年2月、中村實寛さん(現在57歳)は、健康管理センターで年1回の職場の健康診断を受けた。その10日後、同センターから「右肺に胸膜肥厚が見つかりました。再検査に来てほしい」との電話連絡を受けた。実は、02年の健康診断でも「右肺の末端が少し丸くなっています。1年ぐらい様子をみましょう」と言われていた。1年間、顕著な症状は...

詳細はこちら

仕事をしながら療養する 大腸がんの手術後に化学療法。高額な治療費だが県民共済がん特約が功を奏した

2005年6月

弁当屋を経営する山下壽美さん 04年8月8日の夜11時頃、山下壽美さん(現在、59歳)は、右の腹部に痛みを感じた。最初は「食あたりかな」と思った。しかし、下血もあったため、「危ない」と感じて、車で近くの公立のA病院に駆け込んだ。応急措置後の深夜3時頃、担当医の判断で、別の公立のB総合病院へ救急車で搬送された。そのまま点滴治療による入院生活を余儀なくされ、入院30日後、「大腸がんの中...

詳細はこちら

仕事をしながら療養する 医療費を捻出するため高額療養費や傷病手当金等あらゆる制度を利用

2005年3月

東京肝臓友の会の事務局長 を務める天野秀雄さん 天野秀雄さん(現在、56歳)は、20~30歳代、仕事熱心なモーレツ社員だった。企画・設計・調整・営業担当のシステムエンジニアとして全国各地を飛び回っていた。89年、41歳のとき、C型ウイルス肝炎と診断された。しかし、症状はまったくなく、気にもせず、多忙な日々を送っていた。ところが、92年2月、43歳のときに突然、会社で吐血してA病院...

詳細はこちら

仕事をしながら療養する 会社の理解で半日の年次有給休暇を申請 外来通院日を半日出勤で乗り切る

2005年1月

前立腺がんの治療を年次有給休暇制 度を利用して乗り切った上總中童さん 上總中童さん(68歳)は約40年間、加速装置システム技術者として放射線機器の開発・販売・メンテナンスに携わってきた。現在もIMRT(強度変調放射線治療)機器の世界トップメーカーとして知られる(株)VarianMEメディカルシステムズ(本社・米国カリフォルニア。勤務地・東京都中央区日本橋)の技師長として、販売の最前...

詳細はこちら

  • 会員ログイン
  • 新規会員登録

全記事サーチ   

キーワード
記事カテゴリー
  

注目の記事一覧

がんサポート10月 掲載記事更新!