暮らし

仕事をしながら療養する

使える制度をフル活用して、治療を切り抜ける

2012年10月

及川直子さん及川直子さん(49歳)は、長年、デパートなどで販売員をしてきた。最初は正社員だった。次に契約社員、そして、派遣会社の販売員へと、働き方が変わった。派遣会社の販売員として働いていた44歳のとき、乳がんを告知された。経済的にも精神的にも厳しかった。だが、医療費の自己負担額の減額制度、国民健康保険料・市民税の減免制度、そして、国民年金の免除制度を利用して乗り越えた。派遣社員のときに乳がんの手...

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障害者雇用枠で契約社員に。2つの資格取得でステップアップ

2012年8月

山田裕一さん山田裕一さん(32歳)は、19歳の大学生のとき、慢性骨髄性白血病で緊急入院し、造血幹細胞移植をしたが再発する。一方、入院中に深部静脈血栓症を発症し、血栓の影響で左足の神経が圧迫され、足首が動かなくなった。大学卒業後は、就職したものの、激務で退職。その後、障害者雇用枠で契約社員に。29歳で社会保険労務士、30歳で第1種衛生管理者の試験に合格する。19歳で、慢性骨髄性白血病に。緊急入院とい...

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傷病手当金をフル活用し職場復帰を果たす

2012年6月

伊瀬妙子さん伊瀬妙子さん(55)は、49歳のとき、右乳房に浸潤した乳管がんが見つかった。全摘手術後、抗がん剤・放射線療法を受けた。医療費は主に民間生命保険の補償でカバー。休業期間中は、健康保険の傷病手当金を利用。その後はパートタイム勤務として働く。54歳のとき、今度は、左乳房に乳管がんの硬がんが見つかった。左乳房も全摘。約9カ月間の休業期間は傷病手当金で支えた。乳がんにかかり、会社をおよそ8カ月休...

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積極的に公的な優遇制度を探して乗り切る

2012年4月

小野崎卓子さん小野崎卓子さん(51歳)は、2006年11月、卵巣がんが見つかった。薬剤師として調剤薬局に勤務。ひとり親家庭で、2人の娘の子育て中だった。健康保険の傷病手当金を利用。退職後は、別の調剤薬局にパート勤務。国民健康保険料の軽減、国民年金保険料の全額免除、ひとり親家庭への児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費の助成、障害厚生年金などを利用。自分から精密検査を頼み卵巣がんとわかる小野崎さんは、ス...

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仕事をしながら療養する NPO活動と患者会活動が会社の仕事と好循環を生んでいる

2011年12月

石見雅美さん 石見雅美さん(53歳)は、長年、広告代理店で、プロモーションの企画立案の仕事をしてきた。年1回、定期健康診断を受けていた。ところが、2006年9月、乳がん検診で乳がんが見つかり、治療をしたが、残念ながら脳転移、骨転移、肝転移をした。医療費控除などを利用しながら治療をしている。 医療系の仕事に縁があると感じた06年の夏、左の乳房に異変を感じた。「あせもかな」と思った。あまり気にせず...

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仕事をしながら療養する 患者体験を再就職先で仕事に生かす

2011年10月

佐藤 恒さん 建設機械メーカーの営業をしていた佐藤恒さん(44歳)は、10年前、急性骨髄性白血病と診断された。入院は約1年間。治療費には、健康保険の傷病手当金を充てた。退職後、雇用保険の基本手当の支給を受けながら職業訓練校に通学。今は臨床試験の支援などを行うNPO法人で、データマネジメントの仕事に取り組む。 右腕の腫れと痛みから発覚した急性骨髄性白血病の罹患2001年10月ごろ、佐藤恒さんは、...

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仕事をしながら療養する 自分の仕事の意義を改めて実感できた長期入院生活

2011年8月

飯泉 悟さん 飯泉悟さん(38歳)は、日本電気通信システム株式会社(NEC通信システム)キャリアソリューション事業部主任を務める。海外の電話会社用の携帯電話システムの開発・検証を担当。34歳のとき、悪性リンパ腫のホジキンリンパ腫4期と診断された。休職し、7カ月間入院しての治療と自宅休養を経て約1年後に復職。世界市場の第一線で活躍する。 長期入院に備えて病室でのネット環境を整える2000年ごろ、...

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仕事をしながら療養する 訪問看護師が訪問看護を受ける立場になって気づいたこと

2011年6月

藤田和枝さん 藤田和枝さん(46歳)は、訪問看護師として勤務中の2007年、慢性骨髄性白血病と診断され、抗がん剤治療、骨髄移植を受けた。入院期間は10カ月。高額療養費と傷病手当金を利用した。退院後は半年間の訪問看護の在宅リハビリテーションで歩行を回復。退院13カ月後に、ケアマネジャーとして仕事に復帰した。 訪問看護師として活躍しながら、ケアマネジャーの資格も取得藤田和枝さんは看護師である。最...

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仕事をしながら療養する 生命保険見直しで、充実した医療を受けられた

2011年2月

増野恵美子さん 増野恵美子さん(45歳)はスペイン舞踊家である。舞踊教室での指導と所属舞踊団の公演などで多忙だった43歳のとき、乳がんと診断された。その数年前、民間の生命保険を見直して、手術・入院・通院などの給付金を充実させていたおかげで、医療費はカバーできた。教室は休まずに運営し半年後、舞台公演に復帰した。 金沢に教室を開く直前に、乳がんを告知された 増野さんは、幼少よりバレエを学び、フラ...

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仕事をしながら療養する がん体験が健康診断で発覚し辞職。次の職場では告白し長期勤務

2010年12月

緒方真子さん 緒方真子さん(63歳)は1993年、46歳のとき、会社員だった夫の赴任先の米国で、子宮頸がん1B期の広汎子宮全摘手術を受けた。その5年後、日本で原発性の肝細胞がんのために2回目の手術。53歳から仕事探し。健康診断でがん体験が発覚、採用辞退という失敗にもめげず、老舗の食器販売会社に就職。がん体験を打ち明け、勤務を続ける。 大手食器メーカーに販売員として採用 緒方さんは1993年、...

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