暮らし

仕事をしながら療養する

仕事をしながら療養する 手術をした月に会社が倒産。高額療養費と生命保険を活用し、医療費を支払う

2008年12月

食道がん術後8年目の田中哲男さん 田中哲男さん(現在、56歳)は、48歳のとき、食道がんで手術をした。18年間、取締役・営業部長を務めたコンピュータソフト会社を退職したばかりだった。手術をした月に、会社は倒産し、自身も自己破産した。国民健康保険制度の高額療養費と民間の生命保険を活用して、医療費を支払った。術後8年目。「これからは困った人を手助けするボランティア活動をしたい」と言う。 48歳で...

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仕事をしながら療養する パウチ洗浄機「パウチクリーン」の事業化がライフワークです

2008年10月

川藤社長の 川村正司さん 有限会社川藤・代表取締役社長の川村正司さん(現在61歳)は、53歳のときに、S状結腸がんで手術を受けた。手術後は人工肛門を造設。会社復帰後に、さまざまな福祉サービスを得ながら、自宅療養中に考案したパウチ洗浄機「パウチクリーン」の改良を重ね、自宅や公共施設で楽に使える洗浄機を製造・販売した。患者団体の日本オストミー協会の活動にも、取り組んでいる。 00年、肛門近くが痛...

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仕事をしながら療養する 「生活保護」のサポートを得ながら、治療と療養に専念する

2008年8月

55歳で直腸がん手術を受けた岡本隆行さん 岡本隆行さん(現在、56歳)は、派遣社員だった55歳のとき、直腸がんで手術を受けた。友人のアドバイスなどで退院後すぐに生活保護を申請した。現在、生活保護の支給を受けながら、通院外来で、抗がん剤治療を続ける。生活保護の医療扶助によって、医療費の自己負担はゼロになった。生活保護のサポートを得ながらしばらくは治療と療養に専念し、「体調が回復したら、たとえ半日で...

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仕事をしながら療養する 肝移植を受けた患者とドナーのために役立ちたい

2008年7月

生体肝移植を受けた伊東寛さん 不動産業者の伊東寛さん(現在、59歳)は、33歳でC型肝炎ウイルスによる慢性肝炎と診断され、37歳で肝硬変、42歳で肝がんを発症。手術、インターフェロン療法などをしたが、54歳で再発。56歳で生体肝移植を受けた。39歳のとき、20歳代から続けてきたコンビニ経営を断念し、自社ビルの管理運営を始める。障害基礎年金の支給を受けながら経営者として働き続けている。 37歳...

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仕事をしながら療養する 声を失った患者さんが、「第2の声」を取り戻せるように活動を続ける

2008年4月

喉頭全摘出手術を受けた川波俊彦さん 川波俊彦さん(現在62歳)は、定年退職直前の59歳のときに、下部咽頭がんと頸部食道がんで喉頭全摘出手術を受けた。民間生命保険会社の保険金支払いと、公的社会保険の障害年金の支給を受けながら食道発声の訓練に努力した。 退職後は、声を失った人たちの「第2の声」を取り戻すために、無償ボランティアで、食道発声の指導員として活動を続ける。 下部咽頭がんと頸部食道がんで...

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仕事をしながら療養する 働ける喜びを強く感じる。患者会の仲間たちとの温泉旅行が新しい楽しみ

2008年2月

48歳で乳がんになった尾崎ミエ子さん 接客業をしていた尾崎ミエ子(現在50歳)さんは、48歳のとき、乳がんを告知された。会社を2カ月間休養し、2回の手術を受けた。健康保険の高額療養費や傷病手当金、民間のがん保険を利用して、医療費や生活費の工面をした。職場復帰後は、会社と同僚の協力を得て、体調に合わせて、勤務時間を調整。現在、手術前と同様、多忙な仕事をこなしている。 健康診断で選択したマンモグ...

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仕事をしながら療養する 胃がん摘出後元気に退院。外科医として元通りの日々を過ごす

2007年10月

小西敏郎さん NTT東日本関東病院副院長・外科部長の小西敏郎さんは、2007年1月4日、人間ドックで胃に異常が見つかった。早期胃がんと診断され、同病院に入院。内視鏡的粘膜切除術を受けた。クリティカルパス(入院診療計画書)をもとに、予定していた手術や外来担当日を調整し、手術後7日目に、計画通り現場復帰した。 胃カメラ検査で早期胃がんが見つかった 小西さんは、外科医として、胃がん、食道がん、大腸...

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仕事をしながら療養する 「大学院で学びたい」という長年の夢を実現

2007年8月

中村秀子さん 県立高校で家庭科の教員として、授業と生活指導で多忙な日々を送っていた中村秀子さんは、44歳のとき、乳がんと診断された。療養休暇を96日間とり、手術と放射線治療を受けて職場復帰。術後4年3カ月後の今年4月、長年の夢だった大学院に入学。大学院生として学びの日々を送っている。 がん告知で気づかされた自分の生き方 02年11月28日、高校の文化祭を終えて、ほっとしたときだった。教科準備...

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仕事をしながら療養する 長期入院費を補ってくれた高額療養費

2007年6月

大野聰克さん 工場経営者・大野聰克さんは、45歳で直腸がんの4期と診断された。 75日間の入院医療費の支払いは、民間の生命保険と公的な健康保険の高額療養費制度で乗り切った。 退院後は仕事を減らし、生活習慣も改善。と同時に近くの病院でボランティア活動を始め、現在はそこの職員として、がん患者のサポートに取り組んでいる。 工場経営10年目働き盛りのがん告知 大野聰克さんが、体に異変を感じたのは19...

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仕事をしながら療養する 入院中の給料をカバーしてくれた年次有給休暇

2007年4月

下原康子さん 大学医学部の図書館司書をしていた下原康子さんは、1995年5月、61歳のときに乳がんと診断された。 勤務先である図書室の運営に支障をきたさないよう、すぐに業務マニュアルを作成し、交替勤務の司書にバトンタッチした。 このときの入院期間は40日間。すべて年次有給休暇を使って乗り切った。 仲間たちのバックアップを受け、業務をこなした日々 下原さんは、1974年9月、東邦大学医学部のメ...

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