2004年9月
海外から個人輸入して手に入れた日本で未承認の抗がん剤 進行・再発大腸がんの第一選択の治療薬 癌研究会付属病院化学療法科医局長の水沼信之さん 千葉健生病院内科科長の今村貴樹さん 世界標準の抗がん剤なのに、日本では未承認のために使用できない代表的抗がん剤の1つにエロキサチン(一般名オキサリプラチン)がある。 「エロキサチンは進行・再発大腸がんの第一選択(ファーストライン)の治療薬とし...
2004年8月
個人輸入で入手した日本で未承認の代表的抗がん剤 世界60カ国で承認された薬が承認されない不思議欧米先進国はもとより、世界でごく当たり前に用いられて病気を改善したり延命したりしている世界標準のがん治療薬。ところが日本では、こんな薬すらも使えなくて病院や医師から見放され、路頭に迷っているがん患者が多い。 たとえばエロキサチン(一般名オキサリプラチン)という抗がん剤。8年前の1996年にフランスで...
2004年2月
進行大腸がんの クロノテラピーに取り組んでいる 横浜市立大学医学部第2外科教授 嶋田紘さん がん細胞の分裂・増殖の日内リズムを利用する [骨髄細胞のDNA合成の日内リズム] このように骨髄細胞は昼間さかんに分裂・増殖する。だから、 昼間抗がん剤の治療をすると副作用が強まることが予想される がんの化学療法の分野で最近、夜間の抗がん剤投与など生体リズムに着目した時間治療(クロノテラピー)が大きな注...