検査・治療法

抗がん薬治療

治療を乗り越えるための患者5人による体験的極意 私はこうしてつらい抗がん剤治療を乗り切った

2009年11月

長期間にわたる抗がん剤治療はつらいもの。少しでもつらさを軽減し、治療を乗り越えていくにはどうすればよいのだろうか。 副作用をうまくコントロールする方法や精神面の対策など、抗がん剤治療を上手に乗り切ることに成功した患者さんにそのポイントを聞いた。 「抗がん剤なんてちっとも怖くない」という体験談に背中を押されて……片木美穂さん(スマイリー代表) 卵巣がん医師に八つ当たりしていた 片木美穂さん ...

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米国臨床腫瘍学会(ASCO)2008レポート 続々と出てきた分子標的治療薬、アービタックス、イレッサ、アバスチン等の新しい成果 「ターゲット症例に対するターゲット治療」の時代の幕開け

2008年8月

第44回米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次学術集会が、2008年5月30日~6月3日の5日間にわたりイリノイ州シカゴのマコーミックプレイスで開かれた。ASCOは世界最大規模をほこる国際的ながん専門学会。最近は、毎年世界中から3万人を超える参加者があり、最新のがん研究の発表、討議の場となっている。ここでは、さながら「ターゲット症例(高い効果が期待できる選ばれた患者)に対するターゲット治療(分子標的治療...

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2次障害を予防して生活の質を保とう 抗がん剤による末梢神経障害の特徴とその対策

2008年4月

大阪大学病院 化学療法部看護師長の 田墨惠子さん ある特定の抗がん剤の副作用で起こる「手足のしびれ」は患者さんが日常生活をしていく上で重大な影響を及ぼしかねない。 がんを治療するにあたって避けて通れないことだとしても、なんとか改善する手立てはないのだろうか。 そういった患者さんの悩みを多く聞く立場にある大阪大学病院化学療法部看護師長の田墨惠子さんに伺った。 しびれは特定の抗がん剤に限って...

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副作用を最小限に抑えるために、抗がん剤と抗がん剤治療について理解する 抗がん剤治療の副作用はこうして乗り切ろう

2008年4月

福岡大学病院 腫瘍・血液・感染症内科部長の 田村和夫さん 抗がん剤治療の副作用は、悪心・嘔吐、脱毛、食欲不振、下痢、便秘、手足のしびれ、口内炎、白血球減少など、多種多様だ。しかも、ひどくなると、治療をストップする羽目になる。 折角出ているその効果を止めないためにも、そして日常生活を快適に送るためにも、副作用対策をきちんとしておく必要がある。 抗がん剤の副作用は多種多様 [悪心・嘔吐を起こ...

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適切な対策を知って副作用を和らげ生活の質を保とう 抗がん剤治療時のセルフケアと患者心得集

2008年4月

国立看護大学校 成人看護学教授の 飯野京子さん 抗がん剤をめぐる状況は、ここ数年で大きく様変わりしています。抗がん剤の種類や副作用を抑える薬剤も増え、一昔前のような激しい副作用は起こりにくくなっていますが、適切な対策がとられていない例もみられます。 副作用対策に詳しい国立看護大学校教授の飯野さんに、抗がん剤治療の最近の傾向と患者の心得をうかがいました。 抗がん剤は正常細胞にも影響 抗がん...

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患者の関わり方や心がまえにより安全性や効果で違いが出る 外来化学療法 患者自己管理のチェックポイント

2007年7月

東京慈恵医大腫瘍・血液内科教授の 相羽恵介さん 病院の外来へ通って行う抗がん剤治療が日常化してきている。 入院して行う抗がん剤治療と違い、基本的に自宅で過ごせ、いつもと変わらない生活や仕事ができるが、その一方、患者さんは副作用に気をつけながら、自分で体調を管理していく必要がある。 どのようなことに注意し、どう対処していけばよいのか。 患者さんの自己管理のチェックポイントを挙げてみよう。 ...

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抗がん剤ごとの副作用を理解し、対策を講じながら治療を続ける 肺がん化学療法の副作用対策

2007年7月

静岡がんセンター呼吸器内科部長 山本信之さん 肺がんでは、「第3世代レジメン」と呼ばれる新しい抗がん剤の組み合わせや、分子標的薬のイレッサが使われるようになり、副作用についても新しい知識が必要になっています。 抗がん剤治療の第一人者である静岡がんセンター呼吸器内科部長の山本信之さんに副作用対策の解説と最新情報についてお聞きしました。 肺がん化学療法の最近の傾向 肺がんは、発見された時点で...

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抗がん剤の副作用対策 PART2 その軽減法と乗り切り方

2007年4月

なかじま かずこ 1988年国立療養所兵庫中央病院付属看護学校卒業後、同病院外科病棟、千葉県がんセンターの勤務を経て、02年静岡県立静岡がんセンター呼吸器科病棟副主任。 同年がん化学療法看護認定看護師取得。 03年同センター呼吸器科病棟副看護師長、05年血液幹細胞移植・小児科病棟勤務。抗がん剤でどんな副作用が起こる?副作用メモをつけて、自分のパターンを知る「抗がん剤による副作用は、抗がん剤の種類や...

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抗がん剤の副作用対策 PART1 その軽減法と乗り切り方

2007年3月

静岡がんセンター がん化学療法看護認定看護師の 中島和子さん なかじま かずこ 1988年国立療養所兵庫中央病院付属看護学校卒業後、同病院外科病棟、千葉県がんセンターの勤務を経て、02年静岡県立静岡がんセンター呼吸器科病棟副主任。 同年がん化学療法看護認定看護師取得。 03年同センター呼吸器科病棟副看護師長、05年血液幹細胞移植・小児科病棟勤務。 抗がん剤治療の現状は?抗がん剤や吐き気止め...

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「がんの治療や副作用のケア」についてのアンケート調査結果 抗がん剤の副作用「倦怠感・疲れ」は患者のQOLを下げる

2007年1月

周囲の想像以上に、患者さんにとってつらい症状は「倦怠感・疲れ」 抗がん剤治療を受けている(受けた)割合は、回答者が患者さん本人の場合では84パーセント、回答者が家族の場合では79パーセントであった。 抗がん剤治療に伴って感じる症状を聞いたところ、患者さん本人では「倦怠感・疲れ」(70パーセント)が最も高く、「吐き気・嘔吐」(67パーセント)、「食欲不振」(66パーセント)を上回る傾向がみられた...

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