闘病記

「がんは怖くなかった。すべてを剥ぎ取られ、生き方が変わった」 人のために働ける幸せが見えた「日本縦断の旅」

2012年3月

福崎裕夫さん (建設業) ふくざき やすお 1978年甲南大学理学部生物学科卒業。2005年舌がんの病期2と診断され、手術、放射線、化学療法などの治療を受ける。2007年4月、沖縄を出発点に日本縦断の旅に出る。「憲法第9条」を守ることをかかげ、ゲゲゲの鬼太郎の「ねずみ男」のふん装で国道を歩き、2008年6月北海道宗谷岬に到達 舌がんの治療を経て、日本を縦断する徒歩の旅に出た男性がいる。 1日50k...

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体に負担が少ない胃がんの縮小手術に巡り合った写真家・関口照生さん 納得のいく手術法を探し求めたからこそ、今の自分がいるんです

2012年3月

関口 照生 せきぐち てるお 1938年東京都生まれ。明治大学卒業。写真家。コマーシャルや雑誌・写真集の撮影を中心にフリーカメラマンとして活動。各TV局のコメンテーターとしても番組出演。世界の辺境を訪ねるTV番組の取材をきっかけに、以後ライフワークとして世界各地の取材を続け、全国各地で作品展「地球の笑顔」を開催。作品集に「地球の笑顔」「火のラティード」など多数。2001年に胃がんを経験。http:...

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進行性大腸がんで死を意識し、怖いものがなくなりました 元経済産業省キャリア・古賀茂明 × 鎌田 實

2012年3月

大震災・原発事故と未曾有の国難状況から日本再生を願って立ち上がった元経産省キャリア 経済産業省の現役幹部が、霞ヶ関の崩壊を実名で証言した衝撃本『日本中枢の崩壊』――。著者の古賀茂明さんはその後退官し、テレビなどマスコミの寵児となる一方、大阪府市統合本部入りするなど、東奔西走の日々を送っているが、5年ほど前に大腸がんの手術を受けた。鎌田實さんが、大腸がんのこと、原発事故、発送電分離問題などについて、...

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がんが歌手になりたいという夢を実現させてくれた 甲状腺がんを経て、大きく人生が動き出した 歌手・木山裕策さん

2012年2月

きやま ゆうさく1968年10月3日生まれ。妻&子供4人有りのサラリーマン&歌手。日本テレビ系テレビ番組『歌スタ!!』に挑戦。08年2月6日『home』でメジャーデビュー。オリコン8位を記録し、その年の紅白歌合戦にも出場。10年11月には童謡アルバム『うたおうか~親子で歌う童謡VOL.1~』をリリース。 若い年齢でがんを経験すると、人生観や、ものの考え方が大きく変わる人は少なくない。4人の子ども...

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がんの病魔と果敢に向き合い、死のときまで作家であり続けた 稀代のストーリーテラー・マルチ才人はかくして死んだ──。中島梓・栗本薫さん(評論家・作家)享年56

2012年2月

中島梓・栗本薫さん (評論家・作家) 享年56 自らが、自らであり続けるために、人生を最期のときまで表現し続けた──。人々を魅了し続けてきた人気作家・中島梓・栗本薫さん。その人生は物語さながら、いくつもの世界が広がるものだった。 ──心の中のどこかに、小さな小さな村があって、そこにはいつも何か面白いことを考えている少女やしっかりした大人の人、ピアノを弾く人、吝嗇な人など...

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「無理しない・我慢しない・がんばらない・自然体」で行こうと思うようになりました 女優・倍賞千恵子 × 鎌田 實

2012年2月

「寅さん」の妹・さくらが乳がんと脳動脈瘤を患って最近、思うこと SKD(松竹歌劇団)から映画界に転身し、「男はつらいよ」シリーズで寅さんの妹・さくらを演じた倍賞千恵子さんは、10年前、乳がんの手術を受けた。倍賞さんが乳がんを乗り越えた背後には、名曲「下町の太陽」に通底する、下町特有の明るさがあった。「ほどほどがいい」という心境に辿り着いた倍賞さんに、「がんばらない」「いいかげんがいい」の鎌田實さん...

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進行直腸がんと 闘わない という生き方を選択した名脇役・入川保則さん がんに最後のひと花を咲かせてもらった気持ちです

2012年1月

入川 保則 いりかわ やすのり 1939年、兵庫県出身。テレビシリーズ「水戸黄門」「銭形平次」「部長刑事」など人気時代劇や刑事ドラマの名脇役として活躍。2010年7月、直腸がんが発覚したものの、抗がん剤治療を一切拒否。肝臓への転移が見つかり余命半年と宣告された現在も、役者として活躍し続け、今年9月には初の主演映画「ビターコーヒーライフ」も撮り終えた 進行がんが見つかり余命が限られているこ...

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元・笑点の名司会者が、がんを抱えながら大事に育てたもの 落語一途、人情を残して星になった──。5代目三遊亭圓楽さん(落語家)享年76

2012年1月

5代目三遊亭圓楽さん (落語家) 享年76 「星の王子様」の愛称で親しまれた人気落語家・5代目三遊亭圓楽さん。腎臓病、がん、そして転移と、度重なる病のなか、落語界に生きる者に託した思いとは──。 圓楽一門の若手落語家、三遊亭王楽さんには、実父の好楽さんをはじめとする兄弟子たちがうらやむ宝物がある。10年前、まだ入門間もないころに師匠から直々に教えられた10席の演目の録音テープである。 王楽さんの宝...

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がん体験、父の死を機に歌で一緒に人生を語り合えるようになりました 歌手・園まり × 鎌田 實

2012年1月

父・母・姉ががんに罹ったベテラン歌手が自らも乳がんに罹り、歌手生活50周年を迎えた今、想うこと 今から約半世紀前、「逢いたくて逢いたくて」「夢は夜ひらく」「何も云わないで」など、相次いでミリオンヒットを飛ばした園まりさん。中高年にとっては、忘れられない女性シンガーのひとりである。園さんは4年前に乳がんと診断され、手術をした。更年期症状の不整脈にも悩まされ、苦悩の数年を送ったが、乳がん体験によって、...

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「言いたくても言えない」がん患者の思いを代弁したい 「目指せ!一がん息災」。自らの乳がん体験をブログに綴る新聞記者・秦野るり子さん

2012年1月

はたの るりこ1982年読売新聞社入社。経済部を経て、1989年外報部(現・国際部)に異動。読売新聞社初の女性特派員としてワシントン支局、ジャカルタ支局、ローマ支局を経て、2008年調査研究本部。2010年2月に乳がんと診断される。2011年4月より読売新聞社のサイト「yomiDr.(ヨミドクター)」にブログを掲載。 全国紙の国際部という報道の第一線で仕事をしてきた女性記者が、自らの乳がん体験を...

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