闘病記

乳がんに罹患し、早期発見・早期治療の啓発に励む産婦人科医・野末悦子さん 病気を経て、患者さんのつらい気持ちを分かちあえるようになりました

2011年7月

野末 悦子 のずえ えつこ 1932年東京生まれ。幼時を満州国奉天市(現中国瀋陽市)で過ごす。57年横浜市立大学医学部卒業。58年東京大学医学部付属病院分院産婦人科入局、以後産婦人科医の道を進む。78年に左乳房にがんを発見、手術。97年に婦人科専門のコスモス女性クリニックを開設。その傍ら、自らの経験を踏まえながら、がんの早期発見・早期治療の啓発に邁進する日々 長い間、乳がんの早期発見・早期治療...

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進行性腎がんと闘いながら、看護師として母として、毎日を精いっぱい生きる 患者さんに勇気を与えられる存在になりたい

2011年7月

藤本いづみさん (看護師) ふじもと いづみ 1962年生まれ。高校卒業後、看護師の道へ進む。2009年、ステージ3bの腎がんが判明し、右の腎臓と副腎を全摘。肺転移の治療のため、サイトカイン療法を行った後、現在は分子標的治療を継続中。「天職」と自認する看護師の仕事と趣味のテニスが治療の原動力となっている 「なぜ自分だけが、がんに……」と惨めな思いに苦しんだこともある。...

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人気キャラクター生みの親は、その人そのものが漫画だった 日本中に笑いをまき散らし、人生をギャグで駆け抜けた――。赤塚不二夫さん(漫画家)享年72

2011年7月

赤塚不二夫さん (漫画家) 享年72 「おそ松くん」「ひみつのアッコちゃん」など、不朽のキャラクターと共に笑いを生みだした赤塚不二夫さん。晩年はアルコール依存症、そしてがんに冒されながらも、ギャグに満ち溢れたその人生の生き方とは――。 その仕事場は、ときに遊び場にもなった。 誰かがトイレに入ると「水攻め」と称して、ドアの下や上からバケツの水をお見舞いする。かと思えば上半身、裸になって喚声を上げ...

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失敗してもいいから、後悔せずに生きていく 悪性リンパ腫と闘って、見事復帰を果たした人気ロックバンドSOPHIAの都啓一さん

2011年6月

みやこ けいいち1971年10月6日生まれ。兵庫県伊丹市出身。人気ロックバンドSOPHIAのキーボード奏者として1994年より活動を開始。1995年にメジャーデビュー。以降、バンド活動の傍ら、他のミュージシャンへの楽曲提供やプロデュース業も行う 人気ロックバンドSOPHIAのキーボード奏者・都啓一さんは昨年、悪性リンパ腫に罹り、ファンにそれを公表、病気と闘うことを誓って闘病生活に入った。それから...

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大腸がんを機に、自らの使命に目覚めた美容師の、飽くなき模索 美容と心の両面から患者さんを支える活動を広げたい!

2011年6月

豊 秀之さん (美容師・実業家) とよ ひでゆき 1963 年生まれ。神戸を拠点に美容師として活躍中、2008 年9 月に直腸がんが判明。 翌年手術を受ける。がんをきっかけに、美容師を引退。がん患者団体支援機構をはじめ、さまざまながん患者会と関わりながら、美容師によるがん患者支援活動に奔走している 大腸がんになった経験を通して、人を思いやる気持ちの大切さを痛感し、大きく人生の方向転換をした豊 秀...

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台湾の妹と白血球の型が一致したとき、これで生きられると思いました 急性骨髄性白血病になり、抗がん剤治療と骨髄移植を経験した 元プロ野球選手・大豊泰昭さん

2011年5月

たいほう やすあき1963年、台湾出身。元日本プロ野球選手。1988年、中日に入団。1994年、38本で本塁打王、107打点で打点王の二冠獲得。1998年阪神タイガースに移籍したが、2001年中日に復帰。2002年のシーズン終了後現役引退。その後は、中日のアジア地区担当スカウトや少年野球指導を担当。2004年、名古屋市内で中華料理店「大豊飯店」開業。 台湾出身の大豊泰昭さんは2009年の春、急性...

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乳房を失った悲しみや孤独感を写真で表現することで、自分を解放できる 自分が表現者であることを失くした右胸が教えてくれた

2011年5月

荒多惠子さん (写真家) あら たえこ 1963 年生まれ。30 歳で写真を撮り始める。04 年に乳がんを発症し、右乳房を全摘。07 年、「『胸神(muna kami)』─乳がんになった日から─」で第13 回土門拳文化賞奨励賞を受賞。現在も写真家として活動し、写真ワークショップ「セレーネ」を主宰するほか、がん患者の支援活動も行っている 乳がんの手術で右胸を失ったことによる...

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迫りくる死と闘いながら、彼女は最後まで舞台に立ち続けた 命の限りがわかったとき、最も輝ける場所がわかった――。深浦加奈子さん(女優)享年48

2011年5月

深浦加奈子さん (女優) 享年48 テレビドラマの名脇役として知られる、女優・深浦加奈子さん。「存在感のある女優になりたい」その願いどおり、生が許すそのときまで演じ続けた彼女が、最後に選んだ場所とは――。 演劇ユニット「城山羊の会」をプロデュースする山内ケンジさん ソフトバンクなどのCM演出家として知られ、劇作も手がける山内ケンジさんは、この5月に上演が予定されている演劇「メガネ夫婦のイ...

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「子宮を失うのが君の運命なら、僕も背負う」夫のその言葉に支えられた 子宮頸がんと進行子宮体がんを乗り越えて、芸能活動に見事復帰した タレント・原千晶さん

2011年4月

はら ちあき1974年4月27日生まれ。北海道帯広市出身。94年クラリオンガールグランプリとなり、芸能界デビュー。TBSの番組「ワンダフル」の司会を務め、一躍全国区の人気者になる。以後もドラマや映画、バラエティなどに多数出演。一方で、アロマインストラクターとしても活躍している。現在、TBSの情報番組「ひるおび!」の月曜レギュラーとして出演中。 昨秋、タレントの原千晶さんが結婚を機にがん闘病を告白...

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末期の転移性大腸がんから生還を果たした弁護士の苦悶とは がんと真剣に向かい合う、そのプロセスこそが尊い

2011年4月

小野允雄さん (弁護士) おの まさお 1939 年生まれ。中央大学法学部卒業後、東京や地元青森で弁護士として活躍中。2002年にステージ4の大腸がんが判明し、「5年生存率ゼロパーセント」と言われる。腹膜播種や再発、術後の後遺症や化学療法の副作用と闘いながらも無事生還し、今年丸9 年を迎える ステージ4 の大腸がんで、5 年生存率ゼロパーセント。 腹膜播種や繰り返す再発、術後の後遺症や化学療法の...

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