闘病記

ドラムの達人が見つけた、がんと戦う極意 悪性リンパ腫を克服したジャズドラマー・大隅寿男

2004年11月

おおすみ としお1944年、福井県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。1969年、大学卒業後プロドラマーとして活動を開始。78年大隅寿男トリオを結成。00年、『ザ・サウンド・オブ・ミュージック・イン・ジャズ』をリリース。01年、音楽活動30周年を記念したコンサートには、阿川泰子を始め総勢9名のゲストプレーヤーが参加した。02年に悪性リンパ腫のため抗がん剤治療を受けながらコンサート活動を続ける。04年...

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私にはまだまだやることが沢山ある 息子からの贈り物「生体肝移植」全告白 衆議院議長・河野洋平さん

2004年11月

こうの ようへい昭和12年1月15日、神奈川県生まれ。早大卒。商社勤務を経て政界へ。ロッキード事件を機に自民党を離党し新自由クラブを結成。復党後、宮沢内閣で官房長官、野党時代の党総裁を務め、村山内閣で副総理兼外相。加藤紘一元幹事長が旧宮沢派を継いだことから独立、河野グループを旗揚げした。小渕、森政権でも外相を務め、平成15年11月に衆議院議長に就任。 衆議院議長の河野洋平さんが生体肝移植を受けた...

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患者と医療者が互いに興味を持てば医療現場は変わるはず 諦めずに患者の声を医療の側にフィードバックし続けたい・内田スミスあゆみさん

2004年11月

内田スミスあゆみさん (会社役員) うちだスミス あゆみ 1966年、静岡県生まれ。 国際基督教大学卒業。就職後に米国の大学院へ1年間公費留学。 その後、外資系企業に勤務していた1994年、小脳血管芽腫に起因する水頭症を発症。 2度の手術のあとにくも膜下出血をおこし、3度目の脳外科手術を受けた。 著書に、その間の闘病の記録をまとめた『東京タワーに灯がともる』(新風舎)がある。 現在は夫のデイビッ...

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がんと戦う「心の薬」がたくさんあったしあわせ 乳がんで夫婦の絆を深めたタレント・泉アキさん

2004年10月

いずみ あき1950年、愛知県生まれ。1967年「恋はハートで」で歌手デビュー。22歳の時に、落語家の桂菊丸さんと結婚し、その後もタレントとして、テレビなどで活躍。1997年、乳がんと診断され、乳房の4分の1を切り取る手術を受ける。退院後、約3カ月で、夫の菊丸さんと共にマウイマラソンに出場し、見事完走。現在も、歌手活動を始め、テレビのレポーターやコメンテーター、講演活動など、多岐に渡り活躍中。 ...

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絶望から立ち直った人工肛門のマラソンランナー マラソンランナー、会社員・宮部信幸さん

2004年10月

人工肛門でフルマラソン 宮部信幸さん (みやべのぶゆき) マラソンランナー、会社員 6月下旬の昼下がり、待ち合わせ場所の駅の改札口は蒸し暑かった。 そこへ宮部信幸さん(50歳)が、小さなリュックをかついで現れた。短く整えた髪、ラコステのスポーツシャツにスラックス、スニーカーというスタイルは、今にも走り出しそうな軽快さだ。日焼けした小柄な身体に、満面の笑顔がまぶしい。 7年前、直腸が...

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がんは「長く生きる」だけでなく「どう生きるか」が大切 医者が患者になって初めて見えてきたことがある・海老原 敏さん

2004年10月

海老原 敏さん (医師・国立がん研究センター東病院名誉院長) えびはら さとし 1938年生まれ、東京都出身。 群馬大学医学部卒業。 インターン終了後、国立がん研究センターに勤務。 頭頸部がんの専門家として機能温存手術の発展に努め、1995年、がんセンター東病院の院長に就任。 2004年1月退任し、現在は名誉院長。 7月、都内にがん専門の診療所「蕩蕩」を開設。 1986年、大腸がんを発病し、87...

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がんになり、しなやかに生きる術を身につけた 骨髄異形成症候群を克服したプロゴルファー・中溝裕子

2004年9月

なかみぞ ゆうこ1965年、滋賀県生まれ。88年女子プロテストに合格し、女子プロゴルフ協会入会。90年宝インビテーショナル16位、91年東洋水産レディース13位などの成績を残す。91年、骨髄異形成症候群と診断。妹と白血球の型が一致し、97年骨髄移植を受けたが、GVHD(移植片対宿主病)のため、食道と口の粘膜に障害が強く現れ、移植後2年4カ月に及ぶ長期入院生活となる現在は復帰に向けて準備する一方、講...

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胸をはってもう一度生きていこう 乳がんと鬱を乗り越えてきた経験が私を強くした 女優・音無美紀子さん

2004年9月

おとなし みきこ1949年、東京都生まれ。17歳で劇団「若草」に入り、71年、TBSのドラマ「お登勢」のヒロインに抜擢されて脚光を浴び、人気女優に。76年、俳優の村井国夫さんと結婚。87年、乳がんが見つかり、全摘手術を受ける。その後、病気を隠し続けていたことなどが引き金になり抑鬱状態に。約半年後に回復し、女優業に復帰した。2004年5月、村井さんとの共著で『妻の乳房「乳がん」と歩いた二人の十六年』...

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「もうあかん」と思ったときから、新しい人生が始まりました 落語家・笑福亭小松さん

2004年9月

笑福亭小松さんしょうふくていこまつ・落語家 7年前に末期の胃がんで胃と膵臓を全摘出、膵臓の半分も摘出するという大手術を受けた笑福亭小松さん。手術後になされたがん宣告のショックで泣き通した。ふがいない自分に身の置き場がなかった。しかし、病床で読みあさった山頭火の詩集が一条の光をもたらすいつまでもメソメソしてはいられない。最後くらいあっぱれに死んでいったぞと子供達に見せてやる。小松さんは独り、日本列...

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21世紀型がん患者第1号 IT時代の入院スタイルでがん治療と仕事を両立させた渡辺和博画伯

2004年8月

渡辺 和博 わたなべ かずひろ 1950年広島県生まれ。 伝説の漫画誌『ガロ』の編集長を経てフリーランスのイラストレーターとして活躍。 時代を鋭く斬るエッセイにも定評がある。 著書に『金塊巻(きんこんかん)』(主婦の友社)『平成ニッポンのお金持ちとビンボー人』(扶桑社)など。2004年4月に発売された肝臓がんの体験記『キン・コン・ガン』(二玄社)が話題になっている。 がんと聞けばたいて...

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