闘病記

がんになった著名人

元気になった姿を見ていただき、患者さんの気持ちの支えになりたい 歌舞伎役者・市川團十郎 × 鎌田 實

2012年11月

歌舞伎界の大御所が全国骨髄バンク推進連絡協議会会長に就任した理由 歌舞伎の市川一門の宗家であり、歌舞伎役者の名跡のなかでも最も権威のある名とみなされている市川團十郎さんは、8年前に急性前骨髄球性白血病を発症し、その後、自家末梢血幹細胞移植、ミニ移植といった治療を体験して、現在、第一線で活躍しているが、昨年からは全国骨髄バンク推進連絡協議会会長として、全国を駆け回っている。 「この病気は本...

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がんを経験したことで、何が最優先か考えるようになった 30代で大腸がんを経験したフリーアナウンサー・原元美紀さん

2012年10月

はらもと みき東京都出身。フリーアナウンサー。1992年、アナウンサーとして中部日本放送に入社。96年、フリーに転身。日本テレビ「ニュース朝いち430」初代キャスターや数々の番組を経て、現在はテレビ朝日「モーニングバード!」に出演中。08年4月、自らの大腸がんを機に、山田邦子氏、鳥越俊太郎氏らとともに、がん撲滅チャリティ合唱団「スター混声合唱団」を立ち上げる。 08年より、ブレイブサークル大腸がん...

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いつかやろうと思っていることは、どんどんやることにしました 乳がん治療中に感じた情報収集の難しさ。編集者として患者さんのための実用書を制作 編集者・下中美都さん

2012年10月

しもなか みと1956年2月4日東京生まれ。慶應義塾大学文学部(フランス文学)卒業後、文化出版局に入社し、雑誌『ミセス』や『ハイファッション』の編集を経験。1995年平凡社に入社し、2003年取締役編集局長に就任。2011年より取締役営業担当。 編集者として料理本や雑誌、歳時記の編集に携わってきた下中美都さん。乳がんを経験してからは、夢だった幸田文選集を制作。また自身のがん体験を活かして、患者さ...

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没後30数年経ても今なお色あせぬ世界観 戦争を憎み、子どもたちに慈愛を注ぎながら旅立った――。いわさきちひろさん(絵本画家)享年55

2012年10月

いわさきちひろさん(絵本画家)享年55没後30数年を過ぎた現在でも多くの人を惹きつけるいわさきちひろさんの作品。彼女はどう生き、何を遺したのだろうか。静かな「ちひろブーム」が2012年7月──。東京練馬区の住宅街の一角にあるその美術館は、夏休みということもあり、子ども連れの親子でたいへんな賑わいを見せていた。館内にはあどけない子どもたちを描いた作品群が展示されている。誰もが...

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「助かった命」ではなく「もらった命」。これからが人生のスタートです 体に優しい前立腺がんのロボット手術を受けたタレント・稲川淳二さん

2012年9月

いながわ じゅんじ1947年生まれ。桑沢デザイン研究所を経て工業デザイナーとして活躍。96年度には、個人でデザインを手がけた「車どめ」が、当時の通産省選定のグッドデザイン賞を受賞。その一方で怪談話でも活躍、93年から始まった怪談の全国ツアー「ミステリーナイトツアー 稲川淳二の怪談ナイト」は今年で20年目を迎える。 芸能界きってのサービス精神旺盛な男として知られる稲川淳二さん。前立腺がんの切除手術...

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死ぬまで競馬を愛し続けた勝負師 スキルス性胃がんに侵されながらも「馬一筋」を貫いた心優しき苦労人──。吉永正人さん(騎手・調教師)享年64

2012年9月

吉永正人さん (騎手・調教師) 享年64 「吉永スペシャル」と呼ばれる独自の騎乗スタイルで多くの人たちを魅了し続けた3冠ジョッキーの吉永正人さんは、ジョッキー引退後、そして生の終わる瞬間まで競馬人として生き続けた──。 最期までジョッキーであり続ける 「吉永さんは多くの騎手に愛された人でした」と語る調教師の小島太さん かつて競馬の世界で豪胆かつ奔放なレース運びで「勝...

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苦しいことがあっても耐えて生き続けることに、未来がある 歌手/作曲家・加藤登紀子 × 鎌田 實

2012年9月

元・学生活動家の夫を肝臓がんで亡くした歌姫が、「いのち・うた・ふくしま」を語る 福島第一原発事故に遭遇した福島の子どもたちを支援するために、歌手/作曲家の加藤登紀子さんと、鎌田實さんが、共同で出したCD「ふくしま・うた語り」が発売された。加藤さんは元・学生運動指導者で、晩年は千葉県鴨川市で理想の農業に打ち込んでいた夫・藤本敏夫さんを、10年前に肝臓がんで亡くしたが、歌にかける意気込みはますます健在...

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大腸がんを経験した市民ランナーのカリスマコーチ・金哲彦さん 再発への不安はフルマラソンを走ることで乗り越えました

2012年8月

金 哲彦 きん てつひこ 1964年生まれ。福岡県出身。中学校より陸上・長距離を本格的に始め、高校卒業後は名門、早稲田大学の競走部へ。箱根駅伝では1年生から4年連続で5区の「山上り」を走り活躍。その後はリクルートに入社し、現役引退後、コーチとして強豪クラブの礎を築く。現在は市民ランナーの指導にあたるかたわら、テレビ、ラジオの陸上競技の解説者としても活躍中 年齢が若く、健康に自信のある人は...

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死を恐れず、生の限界まで仕事を続けた稀代の辛口人 世論を笑い飛ばした名コラムニストは最期までペンを握り続けた──。山本夏彦さん(コラムニスト・編集者)享年87

2012年8月

山本夏彦さん (コラムニスト・編集者) 享年87 飽くなき好奇心を持ち、世間を見物し、"夏彦節" ともいわれる独自の視点で浮世を笑ってきた名コラムニストの山本夏彦さん。最期の時もその姿勢は決して揺るがなかった──。 死後に残された50冊の手帳 生前、「人の一生はせいぜい手帳50冊」だと語った山本夏彦さん。自身は50冊以上の手帳を遺した ─...

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ザ・ワイルドワンズは「ワイルドがんズ」になって、ますます元気です 胃がんを克服し、新たなサウンドを奏で続けるザ・ワイルドワンズの鳥塚しげきさん

2012年7月

とりづか しげき1947年東京生まれ。立教大学在学中、66年にザ・ワイルドワンズのメンバーとしてデビューし、数多くのヒット曲を世に送り出す。バンド活動以外では、全国の特別支援学校を訪問する「ふれあいコンサート」なども行っている。 メンバー全員ががん経験者という、他に例を見ないグループとなったザ・ワイルドワンズ。メンバーの1人である鳥塚しげきさんががんになったとき、大きな支えとなったのが、食道がん...

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