闘病記

がんになった著名人

必ずメキシコの砂漠を走ってやるという目標が精神的支えになりました 作家/映像ディレクター・戸井十月 × 鎌田 實

2013年3月

バイクで5大陸を走破した行動派作家が肺がんを宣告されたとき 団塊世代の作家/映像ディレクターの戸井十月さんは、バイクで世界の5大陸を走破するなど、行動派として知られている。「がんばらない」の鎌田實さんは、同い歳の戸井さんを、いつまでも「不良少年」を貫いている、憧れの存在として見てきた。そんな戸井さんが肺がんを宣告され、鎌田さんは居ても立ってもいられず、対談のゲストに呼んだ。 とい じゅう...

詳細はこちら

「生かされている」思いを新たなエネルギーへ 胃がんを克服し、今は前立腺がんと同居するDJの巨匠・小林克也さん

2013年2月

こばやし かつや1941年、広島県福山市出身。29歳でラジオDJデビュー。「スネークマンショー」など伝説的な番組を手がけてきた。ラジオDJ歴40年を越えた現在も、9時間の生放送の番組を担当中。衰えを知らないDJ界の巨匠。 日本で最も存在感のある声は小林克也さんの声だろう。70年にラジオ番組のディスクジョッキーとしてデビューして以来、40年以上、DJの第一人者としてフル回転してきた。しかし、06年...

詳細はこちら

「この病気と闘うぞ。絶対勝つぞ」 “根拠なき成功への確信” がありました 前宮城県知事・浅野史郎 × 鎌田 實

2013年2月

成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)をミニ移植で乗り切った、前宮城県知事の闘病の極意 1993年から、3期12年間にわたり宮城県知事を務め、現在は慶応義塾大学総合政策学部教授の浅野史郎さんは、2009年に成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)のミニ移植手術を受け、現在、徐々に仕事に復帰中である。ATLは白血病の中でも難治性が高い病気だといわれているが、浅野さんはミニ移植で何とか乗り切った。その背後には夫...

詳細はこちら

35年間のがんだらけ人生を生き抜く〝3人の自分〟 4つのがんを体験した財政再建の鬼・与謝野 馨さん

2013年1月

よさの かおる1938年東京生まれ。中曽根康弘氏の秘書を経て、1976年に衆議院議員初当選。文部大臣、通産大臣、自民党政調会長などを歴任。安倍晋三内閣では官房長官、麻生太郎内閣では財務・金融・経済財政の3閣僚を兼務した。民主党菅直人政権では経済財政担当相として入閣。政界随一の政策通として知られ、筋金入りの財政再建論者。歌人の与謝野鉄幹・晶子氏は祖父母にあたる。 「ベストの選択をするためには、あま...

詳細はこちら

細かいことを気にせず自分に合った生き方で日々を過ごしていけばいい 女優・大空眞弓 × 鎌田 實

2013年1月

乳がん、胃がん、食道がんという多重がんを明るく生きる大空流人生哲学 テレビドラマ『愛と死をみつめて』『時間ですよ』、映画『白と黒』『華麗なる一族』、舞台『細雪』『三婆』など、芸能界で幅広く活躍してきた大空眞弓さんは、1998年以降、乳がん、胃がん、食道がんと闘い、明るく生きてきた。その背後には、物事にこだわらない、等身大の生き方を貫く、女優らしからぬ生きざまがあった。高校時代以来の大空ファンという...

詳細はこちら

「うっかり」ではなく「しっかり」八兵衛だったからこそ、今がある 前立腺がんと胃がんを早期発見できた、時代劇の名脇役・高橋元太郎さん

2012年12月

たかはし げんたろう1941年、東京都出身。高校を卒業後、証券会社に就職するも、約1年で退社。その後、ジャズ喫茶「銀座テネシー」のオーディションに合格し、アイドルグループ「スリーファンキーズ」の結成メンバーとして人気を博したあと、ソロ歌手として独立。俳優業としては、「大岡越前」の“すっとびの辰三”や、「水戸黄門」の“うっかり八兵衛”で、お茶の間の人気者になる。 約30年にわたって、国民的番組「水...

詳細はこちら

子どもたちのために、未来の土台づくりに奔走する婦人科医 末期がんに鞭打ちながら、南相馬復興に命を懸ける――。原町中央産婦人科病院・高橋亨平さん

2012年12月

2011年3月11日、日本を襲った東日本大震災。未曽有の大災害のなか、末期がんを患った医師の高橋亨平さんは故郷を守るため残り、地元の人たちの治療を続けている。彼は一体、何を遺すために闘い続けているのだろうか?末期がんを患いながらも地域医療を守る高橋さんが治療を行っている原町中央産婦人科病院「亨平先生は、まだ入院中じゃなかったかなぁ」通りすがりの男性に、病院までの道順を訊ねると、その医師への親しみの...

詳細はこちら

がん治療も自分で選ぶ時代に~菅原文太の膀胱がん治療体験に学ぶ~ 菅原文太(映画俳優) × 中川恵一(東京大学医学部放射線教室准教授)

2012年12月

日本を代表する映画俳優の菅原文太さんが膀胱がんを発症し膀胱全摘を覚悟した。しかし、人工膀胱の袋を見た文太さんは……。幸運な出会いの末、膀胱温存療法に辿り着く。そんな文太さんの貴重な体験を踏まえ日本のがん医療が抱えている問題点について東大准教授の中川恵一さんと縦横に語り合ってもらった。 すがわら ぶんた1933年宮城県仙台市生まれ。早稲田大学第2法学部中退。1958年新東宝からデビュー。1...

詳細はこちら

がんになったことで、下巻の人生が始まりました 子宮頸がんを経験し、現在は薬物依存者の社会復帰に取り組む歌手・千葉マリアさん

2012年11月

ちば まりあ1949年、千葉県出身。1971年「薔薇の涙」で歌手デビュー。歌唱力には定評があり「恋は波まかせ」ではバリ島キャンペーンを大々的に行い、大いに注目を集める。その後、数々のTV番組に出演、TBSドラマ渥美清氏主演の「ヨイショ」ではレギュラー出演し、そのユニークな役どころでファン層も広がった。1995年、子宮頸がんを経験。現在は、薬物依存症で悩める人へ、チャリティー、ボランティア、家族会な...

詳細はこちら

飽くなき好奇心を持ち続けたニュートリノ研究の第一人者 ノーベル賞最右翼だった物理学者の最後の研究は自らの闘病生活となった──。戸塚洋二さん(物理学者)享年66

2012年11月

ニュートリノの研究者として、最もノーベル賞に近い科学者の1人だった戸塚洋二さん。がんを患いながらも自身を観察し、最期のときまで、科学者である姿勢を崩さなかった。ノーベル賞に最も近かった物理学者宇宙の起源はどんなものなのか――。物質はどのように成り立っているのか――。科学好きでなくても、多くの人が抱く素朴な疑問だ。と、同時にこれらは人類にとって、もっとも本質的かつ根源的な謎でもある。その謎を解く手が...

詳細はこちら

  • 会員ログイン
  • 新規会員登録

全記事サーチ   

キーワード
記事カテゴリー
  

注目の記事一覧

がんサポート11月 掲載記事更新!