闘病記

がんになった著名人

信頼できる医師に巡りあえたからこそ、今の自分がいます 膀胱がんと心筋梗塞の2つの大病を経験した児童読み物作家・山中 恒さん

2013年3月

山中恒 やまなか ひさし1931年、北海道小樽市出身。大学在学中より同人誌に作品を発表、『赤毛のポチ』で日本児童文学者協会新人賞を受賞。児童読み物作家として創作活動を続ける一方、戦時史の研究にも取り組む。戦時下の生活を記録した『ボクラ少国民』『暮らしの中の太平洋戦争』など著作も多数がんで初めて“死”というものを意識し、その後心筋梗塞を経験、まさしく生死の境をさまよった児童読み物作家の山中恒さん。「...

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「この病気と闘うぞ。絶対勝つぞ」 “根拠なき成功への確信” がありました 前宮城県知事・浅野史郎 × 鎌田 實

2013年2月

成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)をミニ移植で乗り切った、前宮城県知事の闘病の極意 1993年から、3期12年間にわたり宮城県知事を務め、現在は慶応義塾大学総合政策学部教授の浅野史郎さんは、2009年に成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)のミニ移植手術を受け、現在、徐々に仕事に復帰中である。ATLは白血病の中でも難治性が高い病気だといわれているが、浅野さんはミニ移植で何とか乗り切った。その背後には夫...

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「生かされている」思いを新たなエネルギーへ 胃がんを克服し、今は前立腺がんと同居するDJの巨匠・小林克也さん

2013年2月

こばやし かつや1941年、広島県福山市出身。29歳でラジオDJデビュー。「スネークマンショー」など伝説的な番組を手がけてきた。ラジオDJ歴40年を越えた現在も、9時間の生放送の番組を担当中。衰えを知らないDJ界の巨匠。 日本で最も存在感のある声は小林克也さんの声だろう。70年にラジオ番組のディスクジョッキーとしてデビューして以来、40年以上、DJの第一人者としてフル回転してきた。しかし、06年...

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細かいことを気にせず自分に合った生き方で日々を過ごしていけばいい 女優・大空眞弓 × 鎌田 實

2013年1月

乳がん、胃がん、食道がんという多重がんを明るく生きる大空流人生哲学 テレビドラマ『愛と死をみつめて』『時間ですよ』、映画『白と黒』『華麗なる一族』、舞台『細雪』『三婆』など、芸能界で幅広く活躍してきた大空眞弓さんは、1998年以降、乳がん、胃がん、食道がんと闘い、明るく生きてきた。その背後には、物事にこだわらない、等身大の生き方を貫く、女優らしからぬ生きざまがあった。高校時代以来の大空ファンという...

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35年間のがんだらけ人生を生き抜く〝3人の自分〟 4つのがんを体験した財政再建の鬼・与謝野 馨さん

2013年1月

よさの かおる1938年東京生まれ。中曽根康弘氏の秘書を経て、1976年に衆議院議員初当選。文部大臣、通産大臣、自民党政調会長などを歴任。安倍晋三内閣では官房長官、麻生太郎内閣では財務・金融・経済財政の3閣僚を兼務した。民主党菅直人政権では経済財政担当相として入閣。政界随一の政策通として知られ、筋金入りの財政再建論者。歌人の与謝野鉄幹・晶子氏は祖父母にあたる。 「ベストの選択をするためには、あま...

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がん治療も自分で選ぶ時代に~菅原文太の膀胱がん治療体験に学ぶ~ 菅原文太(映画俳優) × 中川恵一(東京大学医学部放射線教室准教授)

2012年12月

日本を代表する映画俳優の菅原文太さんが膀胱がんを発症し膀胱全摘を覚悟した。しかし、人工膀胱の袋を見た文太さんは……。幸運な出会いの末、膀胱温存療法に辿り着く。そんな文太さんの貴重な体験を踏まえ日本のがん医療が抱えている問題点について東大准教授の中川恵一さんと縦横に語り合ってもらった。 すがわら ぶんた1933年宮城県仙台市生まれ。早稲田大学第2法学部中退。1958年新東宝からデビュー。1...

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「うっかり」ではなく「しっかり」八兵衛だったからこそ、今がある 前立腺がんと胃がんを早期発見できた、時代劇の名脇役・高橋元太郎さん

2012年12月

たかはし げんたろう1941年、東京都出身。高校を卒業後、証券会社に就職するも、約1年で退社。その後、ジャズ喫茶「銀座テネシー」のオーディションに合格し、アイドルグループ「スリーファンキーズ」の結成メンバーとして人気を博したあと、ソロ歌手として独立。俳優業としては、「大岡越前」の“すっとびの辰三”や、「水戸黄門」の“うっかり八兵衛”で、お茶の間の人気者になる。 約30年にわたって、国民的番組「水...

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子どもたちのために、未来の土台づくりに奔走する婦人科医 末期がんに鞭打ちながら、南相馬復興に命を懸ける――。原町中央産婦人科病院・高橋亨平さん

2012年12月

2011年3月11日、日本を襲った東日本大震災。未曽有の大災害のなか、末期がんを患った医師の高橋亨平さんは故郷を守るため残り、地元の人たちの治療を続けている。彼は一体、何を遺すために闘い続けているのだろうか?末期がんを患いながらも地域医療を守る高橋さんが治療を行っている原町中央産婦人科病院「亨平先生は、まだ入院中じゃなかったかなぁ」通りすがりの男性に、病院までの道順を訊ねると、その医師への親しみの...

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元気になった姿を見ていただき、患者さんの気持ちの支えになりたい 歌舞伎役者・市川團十郎 × 鎌田 實

2012年11月

歌舞伎界の大御所が全国骨髄バンク推進連絡協議会会長に就任した理由 歌舞伎の市川一門の宗家であり、歌舞伎役者の名跡のなかでも最も権威のある名とみなされている市川團十郎さんは、8年前に急性前骨髄球性白血病を発症し、その後、自家末梢血幹細胞移植、ミニ移植といった治療を体験して、現在、第一線で活躍しているが、昨年からは全国骨髄バンク推進連絡協議会会長として、全国を駆け回っている。 「この病気は本...

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がんになったことで、下巻の人生が始まりました 子宮頸がんを経験し、現在は薬物依存者の社会復帰に取り組む歌手・千葉マリアさん

2012年11月

ちば まりあ1949年、千葉県出身。1971年「薔薇の涙」で歌手デビュー。歌唱力には定評があり「恋は波まかせ」ではバリ島キャンペーンを大々的に行い、大いに注目を集める。その後、数々のTV番組に出演、TBSドラマ渥美清氏主演の「ヨイショ」ではレギュラー出演し、そのユニークな役どころでファン層も広がった。1995年、子宮頸がんを経験。現在は、薬物依存症で悩める人へ、チャリティー、ボランティア、家族会な...

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