2015年9月
「患者さんの日々の努力がリハビリテーションには重要です」と語る髙橋浩二さん 頭頸部がんや食道がん治療後に嚥下障害が起きるケースがあるが、治療によるダメージに加えて、口から物を食べられないというのは、QOL(生活の質)の観点からも、患者さんにとってつらいことだ。こうしたがん治療後の嚥下障害にどういったリハビリテーションが有効なのか。個々のケースからひも解く。 がん治療によって引き起こされる嚥下障害 ...
2015年8月
くろだ なおこ 大手シンクタンク勤務後1998年にFPとして独立。乳がん体験者コーディネーター。著書に『がんとお金の本』(Bkc)『50代からのお金のはなし』(プレジデント社)など。2015年7月から聖路加国際病院でがん経験者向けの「おさいふリング」をサポートしている近年、保険会社では、いわゆる「付帯サービス」と呼ばれる契約者向けサービスを拡充させています。ところが、どんなサービスが受けられるかを...
2015年7月
くろだ なおこ 1992年大学卒業後、大手シンクタンク勤務中にFPの資格を取得。98年にFPとして独立後、個人に対するコンサルティング業務のかたわら、雑誌への執筆、講演活動などを行っている。乳がん体験者コーディネーター前回、がん経験者でも加入できる民間保険(以下、保険)についてお話しました。今回は、がんの再発・転移による経済的リスクに備える方法として「医療貯蓄」をご紹介したいと思います。「医療貯蓄...
2015年7月
「社会復帰を目指した治療を行うことが大切だと考えています」と話す大幸宏幸さん 食道がんは早い段階からリンパ節転移を起こしやすい。そのため手術では食道の切除に加え、頸部、胸部、腹部に及ぶリンパ節を取り除く必要があり、体への負担が大きい。そこで、患者さんの社会復帰までを見据え、開胸・開腹よりも傷や痛みの少ない「胸腔鏡・腹腔鏡下手術」が注目されている。 切除と再建が必要な 食道がんの手術 食道がんは食道...
2015年7月
「術後のトラブルは、まず専門医や専門の看護師に相談することが解決への早道です」と話す舛田佳子さん 大腸がんの手術をされた患者さんは、術後の身体の変化やトラブルが気になるだろう。術後に起こりやすい症状とは?食事はどのように進めていけばいいのか?排便障害や排尿障害は起こるのか?患者さんが悩みがちな術後の生活について、専門家に聞いた。 術後に起こりやすい腸閉塞に注意 大腸がんの手術後には、どのような合併...
2015年6月
くろだ なおこ 1992年大学卒業後、大手シンクタンク勤務中にFPの資格を取得。98年にFPとして独立後、個人に対するコンサルティング業務のかたわら、雑誌への執筆、講演活動などを行っている。乳がん体験者コーディネーター近年、がん経験者でも加入できる民間保険(以下、「保険」)のバリエーションが増えてきました。がんを経験したからこそ実感できる保険のありがたみ。でも、加入できても、保障内容は健康なうちに...
2015年5月
くろだ なおこ 1992年大学卒業後、大手シンクタンク勤務中にFPの資格を取得。98年にFPとして独立後、個人に対するコンサルティング業務のかたわら、雑誌への執筆、講演活動などを行っている。乳がん体験者コーディネーター2000年4月にスタートした公的介護保険はますます増加する高齢者に備え、2015年4月以降、大改正が行われています。今回の改正の大きな目的は、「地域包括システムの構築」と「利用者負担...
2015年5月
かどやま しげる 1985年日本医科大学卒業。東京労災病院脳神経外科等を経て、2009年職業復帰・両立支援センター主任研究者、2012年脳神経血管内治療科部長。2014年兼務にて、治療就労両立支援センター部長治療と仕事の両立が難しいなどで、がん罹患後に離職する人はまだまだ多い。そんな中、東京労災病院は2012年、治療就労両立支援センターを設け、関連病院との協力体制のもと、がん患者さんの治療と職業の...
2015年4月
くろだ なおこ 1992年大学卒業後、大手シンクタンク勤務中にFPの資格を取得。98年にFPとして独立後、個人に対するコンサルティング業務のかたわら、雑誌への執筆、講演活動などを行っている。乳がん体験者コーディネーターがん患者にとって、民間保険は経済的な負担を軽減するための心強いミカタです。しかし、同時に多くの契約トラブルも発生しています。消費生活センター等に寄せられる生命保険に関する相談では、と...
2015年3月
くろだ なおこ 1992年大学卒業後、大手シンクタンク勤務中にFPの資格を取得。98年にFPとして独立後、個人に対するコンサルティング業務のかたわら、雑誌への執筆、講演活動などを行っている。乳がん体験者コーディネーター高額療養費制度(以下、「高額療養費」)といえば、医療費が高くなりがちながん患者さんの必須アイテムともいうべき公的制度。この制度が2015年1月から改正されていることをご存じでしょうか...