暮らし

社会復帰までが医療の責任 退院してからもしっかりフォローアップ

2015年12月

術前から退院までではなく、社会復帰までトータル治療を地域まで広げる大幸宏幸さん 国立がん研究センター東病院食道外科科長 一般的な外科治療においても「手術をして終わり」という時代は終わり、術前からの医療介入の大切さが指摘されていますが、がん治療ではさらに社会復帰までを見据えなければなりません。食道がんではより重要度が増します。退院後のプログラムを行っている医療機関はあまりないのではないでしょうか。...

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お金持ちしか受けられないの?!「患者申出療養」ってどんな制度?

2015年11月

くろだ なおこ 98年にFPとして独立後、個人に対するコンサルティング業務のかたわら、雑誌への執筆、講演活動などを行っている。乳がん体験者コーディネーター。黒田尚子FPオフィス公式HP www.naoko-kuroda.com/2016年4月から「患者申出療養」がスタートすることをご存じでしょうか?この制度は患者からの申出を起点とする新たな保険外併用療養のしくみです。今回は、この制度が導入されるこ...

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副作用はこうして乗り切ろう!「抗がん薬治療中の下痢」

2015年11月

やまだ みつぎ 千葉県がんセンター看護局通院化学療法室看護師長。2006年日本看護協会がん化学療法看護認定看護師認定。11年聖隷クリストファー大学大学院博士前期課程修了(看護学修士)。同年、がん看護専門看護師認定。13年より現職。日本がん看護学会、日本臨床腫瘍学会、日本看護研究学会所属 抗がん薬治療中に下痢の症状で悩む人は少なくありません。でも「下痢なんて……」と軽く見てはいけません。下痢は栄養や...

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副作用はこうして乗り切ろう!「味覚障害」

2015年10月

やまだ みつぎ 千葉県がんセンター看護局通院化学療法室看護師長。2006年日本看護協会がん化学療法看護認定看護師認定。11年聖隷クリストファー大学大学院博士前期課程修了(看護学修士)。同年、がん看護専門看護師認定。13年より現職。日本がん看護学会、日本臨床腫瘍学会、日本看護研究学会所属 抗がん薬治療をすると、かなりの割合で味覚に異変を感じます。原因の多くは神経障害。有効な治療法はありませんが、治療...

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知っておきたい保険の診断書のこと

2015年10月

くろだ なおこ 98年にFPとして独立後、個人に対するコンサルティング業務のかたわら、雑誌への執筆、講演活動などを行っている。乳がん体験者コーディネーター。黒田尚子FPオフィス公式HP www.naoko-kuroda.com/がんと診断あるいは入院や手術をすると、がん保険や医療保険に加入している人は、「あぁ、これで給付金がもらえる」とほっとするでしょう。でもそのために必要なのは「診断書」。実はこ...

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多職種による切れ目のない訪問看護 スタッフ間の密な連絡が鍵

2015年10月

大切なのは生活スタイルの提案 意思決定を尊重した看護を佐治 暢(みちる)さん 彩の国東大宮メディカルセンター(旧東大宮総合病院)東大宮訪問看護ステーション 作業療法士・介護支援専門員 私は訪問看護チームの中で主にリハビリを担当しています。在宅で出来るリハビリはたくさんあります。マッサージも筋トレも歩行訓練も大切ですが、メンタル面でのリラクゼーションも同じくらい重要です。患者さんが安心して主体的な...

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がん患者のライフプランをどう考えるべきか?

2015年9月

くろだ なおこ 大手シンクタンク勤務後1998年にFPとして独立。乳がん体験者コーディネーター。著書に『がんとお金の本』(Bkc)『50代からのお金のはなし』(プレジデント社)など。2015年7月から聖路加国際病院でがん経験者向けの「おさいふリング」をサポートしているがんは、その人のライフプラン(生涯生活設計)に大きな影響を及ぼすことがあります。とくにがん告知を受けたばかりの場合や、まだ治療中で先...

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社会復帰目標に個別的な対応を図る 肺がん手術前後のリハビリテーション

2015年9月

「この手術を受ける方全員に共通したリハビリプログラムがありますが、これに患者さんそれぞれの状態に合った個別的プログラムを提供します」と語る鵜澤吉宏さん 手術後のリハビリテーション(以下リハビリ)はどのがん種でも大切だが、胸を開き、しかも呼吸器の一部を切除する肺がんでは息苦しさへの対応がより求められる。術前の指導から実際のリハビリまでを聞いた。 術後のリハビリは「運動」を重視 図1 肺葉切除と呼吸...

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乳がん術後に行いたい、肩関節可動域訓練と運動療法

2015年9月1日

「乳がん術後は、筋力・体力アップを習慣づけてほしい」と話す村岡香織さん 乳がん術後の痛みなどの不快な症状は、すぐに解消されるものではありません。しかし、そのために日々の活動量が減ると、筋力・体力が落ちて次第に栄養状態や心肺機能に影響を及ぼすことも少なくありません。術後は、敢えて運動を生活に取り入れ、基礎体力をしっかり維持することが大切。そのための方法を紹介します。 肩関節可動域訓練と運動療法の2本...

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多様な職種の連携で、骨転移患者さんのQOLを維持する 最期まで自分の足で歩けるように

2015年9月

「骨転移があっても、最期まで自分らしい生活を送れるように支援していきたいと思います」と話す篠田裕介さんと澤田良子さん 骨転移は骨の病気であることから、運動器を専門にしている整形外科医による診療が有用だ。骨転移のがん患者さんが急増するなか、リハビリの必要性や他職種との連携など新しい診療体制が求められている。様々な科が連携して治療にあたる、東京大学医学部附属病院の骨転移キャンサーボードの取り組みについ...

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