暮らし

知っておきたいお金の悩み解決法 (2) 治療で仕事を休んだときは傷病手当金で乗り切ろう

2004年12月

病気治療のために仕事を休まざるを得なくなったとき、医療費と並んで大きな心配となるのが収入が途絶えるということです。こんなときに頼りにしたいのが傷病手当金です。傷病手当金は、病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた社会保険の制度で、病気やけがのために労務不能となり会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給されます。自営業者や無職の人が加入する国民健康保険にはない制...

詳細はこちら

仕事をしながら療養する 高額な料金がかかる入院・手術費用も「がん保険」加入で安心できる

2004年12月

民間の「がん保険」加入で乳がん治療 を乗り切った生田いさ子さん 生田いさ子さん(57)はご主人が社長(3代目)を務める医薬品メーカー(東京都、従業員10人)で総務・経理の仕事を続けてきた。勤務形態はパートタイマーで、健康保険法上は被扶養者(医療費の3割負担)、年金は夫の収入で生計を維持する被扶養配偶者(国民年金法の第3号被保険者。年金保険料の支払いなし)だった。会社の経営は順調で、...

詳細はこちら

知っておきたいお金の悩み解決法 (1) 高額医療費制度を利用して医療費問題を切り抜けよう

2004年11月

高額療養費を算出してみましょう みなさんは必ず何かしらの健康保険に加入していることと思います。何に加入しているのか、これは主に世帯主が勤めている会社や職業で決まります。自営業や無職の人は国民健康保険、会社勤めの人とその家族は政府管掌健康保険(国が保険者となっている)、または健康保険組合に加入しています。比較的大きな会社に勤務する人は健康保険組合であることが多いです。また、公務員は共...

詳細はこちら

遺族年金について知っておきましょう 最終回 給付される金額の変化について

2004年10月

いよいよ遺族年金シリーズの最終回です。遺族年金は家計を支えていた人が亡くなったときに、残された遺族の生活を支える大事な社会保障給付です。しかし、残された遺族が誰でも遺族年金をもらうことができるわけではありません。前回までは、主にどんな条件のときにどんな遺族が遺族年金を受給することができるのか、またはできないのかに焦点をあてて話を進めてきました。最後に、遺族年金について知っておいていただきたいことが...

詳細はこちら

仕事をしながら療養する 会社の健康保険組合の傷病見舞金制度を利用して高額な治療を乗り切った

2004年10月

猪野俊さん。退職後、国民健康保険 ではなく会社の健康保険に加入して 恩恵を受けた。 会社を定年退職、年金で生活猪野俊さん(61歳)は、33歳のときに中途採用で大手電気メーカーA社に就職。以来、製造現場で働き続けてきた。40歳のとき、糖尿病と診断され、食事療法・運動療法と飲み薬を服用しながら血糖値のコントロールに心がけた。 53歳頃、胃潰瘍も発見された。慢性病の影響で、体調はよかったり悪かっ...

詳細はこちら

真夏の土佐を彩る五弁の半日花と青納豆

2004年9月

丹野清志 たんの きよしカメラマン、エッセイスト。1944年生まれ。東京写真大学(現東京工芸大学)卒。日本全国を長年にわたって歩き、農に生きる人、山に生きる人、海に生きる人々を撮り続ける。著書・写真集は『伝統野菜で旬を食べる』(毎日新聞社)ほか多数。オクラ 高知県土佐山田町高知県のオクラ産地を訪ねたのは、収穫最盛期の真夏だった。早朝なのに、少し歩くと汗ばんでくる。すでに気温は30度近くになっている...

詳細はこちら

遺族年金について知っておきましょう その5 「妻」への給付条件について

2004年9月

遺族年金受給者のほとんどは「妻」今までいろいろな事例をもとに、どんなときに、誰が、どんな遺族給付を受けることができるのか、または受けることができないのかをみてきました。今回は、遺族年金の受給者の大半を占める「妻」にスポットをあてて考えていきたいと思います。年金制度ができたのは今から40年以上も前のことです。遺族年金は、年金制度ができた時代の家族像が色濃く反映されています。当時は、男性が外で働いて収...

詳細はこちら

仕事をしながら療養する 非常勤職員で長期の入院治療 組合のバックアップで職場復帰を果たした

2004年9月

千葉市の公民館図書室に非常勤公務 員として働く土屋春江さん。職場復帰 できたのは、組合の働きによるものが 大きいという 非常勤公務員として雇用保険に加入土屋春江さん(59歳)は16年間、千葉市の公民館図書室に非常勤公務員として勤務してきた。 公民館図書室は03年5月から休館日を年末年始だけに変更し、祝日・月曜日も開館することになった。4人の非常勤職員がローテーションを組んで、1日2人で午...

詳細はこちら

遺族年金について知っておきましょう その4 遺族厚生・遺族共済年金の給付のしくみ

2004年8月

遺族基礎年金は「子育て年金」公的年金制度は、よく2階建ての家にたとえられます。1階部分が、すべての国民を対象とした国民年金、2階部分が会社員や公務員が加入している厚生年金保険や共済組合です。2階部分は1階の基礎部分の上乗せと考えるとわかりやすいです。たとえば、会社員だった人の老齢年金の場合、国民年金から「老齢基礎年金」をもらって、さらに厚生年金から上乗せとして「老齢厚生年金」をもらうという形になり...

詳細はこちら

仕事をしながら療養する アスベストの粉塵で肺がんを発症 労災保険法の適用で治療の費用を全額補償

2004年8月

アスベスト肺がんの怖さと労災認定 のことを多くの人に知ってもらいたい と語る五月電気工業有限会社社長 の齊藤文利さん 工事現場で飛散するアスベスト五月電気工業有限会社社長の齊藤文利さん(66歳)は、40数年間、主に鉄筋コンクリート造の新装店舗の電気工事に取り組んできた。店舗の天井や壁にはアスベスト(石綿・発がん物質)が断熱材として吹き付けられていた。電気工事は天井や壁をくり抜いて行うため...

詳細はこちら

  • 会員ログイン
  • 新規会員登録

全記事サーチ   

キーワード
記事カテゴリー
  

注目の記事一覧

がんサポート4月 掲載記事更新!