暮らし

遺族年金について知っておきましょう その3 「遺族」に該当するための条件

2004年7月

妻か夫かで大きな違い「遺族年金」とは誰がもらえる年金なのでしょうか。まず、大原則は「死亡した人の収入によって扶養されていた家族がいる」ということです。独身者で扶養している家族がいない人や、サラリーマンの妻で自分自身が夫に扶養されているといった人が亡くなっても「遺族年金」は出ません。では、一家の稼ぎ手が亡くなったら残された遺族が誰でも遺族年金を受け取ることができるかというと、残念ながらそうではありま...

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遺族年金について知っておきましょう その2 年金加入履歴を調べてみよう

2004年6月

保険料の免除か滞納かで大きく左右される前回、遺族年金を受給するための条件のひとつに「保険料納付要件」という考え方があるということについてお話しました。「保険料納付要件」とは、一言で説明すると「きちんと保険料を納めた人でないと遺族年金はあげませんよ」ということです。「死亡月の前々月までに、保険料を納めるべき期間のうち保険料納付済み期間と保険料免除期間の合計が3分の2以上であること」または特例として「...

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仕事をしながら療養する 仕事ができない間の療養生活を有給休暇・傷病手当金で乗り切った

2004年6月

療養を保険制度で乗り切った君島 佳名子さん。自身のがん発症をき っかけにソーシャルワーカーへの道 を歩み出した 卵巣に悪性腫瘍が見つかる99年9月下旬、当時、財団法人(社員50名=研究者25名、事務職25名)の事務職員だった君島佳名子さん(当時32歳)は、突然、腹痛に見舞われた。近所の産婦人科医院で異常を指摘され、9月25日、総合病院を受診。「悪性の卵巣腫瘍が疑われ、手術が必要です」と言わ...

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遺族年金について知っておきましょう その1 知っていれば経済的に大きな安心

2004年5月

はじめに私が社会保険労務士になろうと思ったのは平成7年です。この頃は私にとって非常につらい時期でした。その前の年の平成6年6月に夫が原因不明の微熱から悪性リンパ腫と診断され、闘病生活が始まったのです。当時、夫は33歳、それに4歳の長女と2歳の次女、私の4人家族でした。最初から予後についてかなり厳しい話を聞かされたため、私のほうが泣いてばかりいました。夫もショックだったはずですが、自分は絶対に死なな...

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仕事をしながら療養する ベストの治療法をあきらめず選ぶことで命も仕事も両方勝ち取った

2004年4月

會田昭一郎さんは、元上司や妻の 言葉によって、最新の治療を選べた。 結果的に仕事復帰も早まり、命も体 の機能も温存できた 會田昭一郎さんの仕事復帰まで-------------------------------------------------- 2000年2月 舌がん3期の診断。放射線の外部照射と抗がん剤の局所への注入、入院3~6カ月と提示される▼ 元上司の進言「勤めながら治療できる時代...

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仕事をしながら療養する 急に仕事復帰せず、徐々に体と心を慣らす「リハビリ復職」のすすめ

2004年3月

「患者さんと一緒に考えることで気持ち の整理に役立てれば」と語る、国立 がんセンター中央病院「患者・家族 相談室」の大松重宏さん 復帰した職場にうまく適応できない悩み 国立がん研究センター中央病院の「患者・家族相談室」では入院・外来通院している患者を対象に職場復帰の相談に応じている。社会福祉士の大松重宏さんは、がんの治療は成功したにもかかわらず、職場復帰後、うまく適応できず苦しんでいる患者に何...

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仕事をしながら療養する 療養休業後、職場復帰。しかしリストラ対象に…

2004年2月

自助グループ「どんぐりの会」 で自己紹介する戸倉基さん。 その体験が他の人へのヒントになるがんのための病気休業戸倉基さん(68)は大学卒業後、溶接材料の研究開発・製造・営業を行うN社に就職。主に研究・技術開発の仕事で成果と実績をあげてきた。入社して27年目、51歳の時だった。愛知県春日井市のK社に出向中に、戸倉さんは結腸がん(早期高分化腺がん)と診断され、単身赴任生活を終えて、神奈川県内(当時)の...

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仕事をしながら療養する 年次有給休暇を利用して入院・療養生活を乗り切った

2004年1月

胃がん療養をさまざまな工夫で 乗り切った小野博文さん胃がん手術で約2カ月会社を休む物流検査機関の地方事務所(職員4名)に勤務していた小野博文さん(40歳)は、1999年12月の成人病検診(中規模のA個人病院)で胃潰瘍と診断された。3カ月間、薬を服用していたが、2000年7月4日、突然、胃がん(*印環細胞がん、ステージ2)の宣告を受け、「全摘または*亜全摘の手術が必要です」といわれた。事務所に戻って...

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福島県立医科大学・相良浩哉医師が提案するがん患者への経済的サポート 高額な医療費問題 こうして切り抜けよう

2003年11月

患者の視点で診療にのぞむ 福島県立医科大学病院第二外科 乳腺グループの相良浩哉医師 がんの治療をしなければ生きていけない。 しかし、それを続ければ家庭崩壊を招く、という 命と金の間でジレンマに陥っている患者が増えている。 乳がんでは新薬が効果を発揮している。 その中で起きた新たな悲劇だ。 福島県立医科大学の相良浩哉さんがこの問題に救いの手を差し延べる。高騰する乳がんの治療費 福島市光が丘の丘陵...

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