暮らし

がんと暮らし

苦しいのは患者だけではない 家族に「第2の患者」以上の位置づけが必要

2015年1月

「患者さんと家族を一単位で診なければ治療効果は上がりません」と語る大西秀樹さん(左)と石田真弓さん(右) がんを宣告され、つらい治療を受け続ける患者さんの精神的負担は大きい。一方で、闘病を支える家族も大きな心理的負担に襲われる。そして、大切な人を亡くしてしまった後の心理的苦痛も非常に大きなものである。全国で初めて「遺族外来」を開設した埼玉医科大学国際医療センターの専門家に、現況と対策のあり方を聞い...

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もっと気軽に患者さんが心のケアを受けられるには

2015年1月

「患者会に参加して、仲間がいると感じられることは心強いものです」と話す患者会コスモスの世話人代表の緒方真子さん(右端)とみなさんがん患者さんは、あらゆる時期において気持ちが落ち込んだり、悲観的になったりすることがある。患者さんたちは心のケアについて、どう受け止めているのだろうか。神奈川県立がんセンターの患者会「コスモス」のみなさんに、その現状と要望について聞いた。 「がんかもしれない」ときから心の...

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緩和ケアを受ける家族の子どもにも目を向けて欲しい

2015年1月

「緩和ケアチームのみんなで、子どもの心をサポートしたい」と話す大曲睦恵さん(中央)。右は徳原 真さん、左は小川弘美さん父母が病気になると、子どもは親と離れることや、生活が変わっていくことに対して不安になることが多い。また、家族は親の病気について、どう子どもに伝えたらいいのか悩みがちだ。チャイルド・ライフ・スペシャリストは、子どもの心を支える専門職。緩和ケアを受ける子どものいる患者家族をサポートする...

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山に登ろうとがんの夫に誘われた

2015年1月

登山が趣味だった夫が腎がんを患いました。手術で切除したものの、その後、骨転移が見つかりました。現在は予断が許されない状態で、主治医の先生からはそう長くはないかもしれないと告げられています。もっとも夫自身は前向きで気丈にリハビリを続けています。少し前に、「また一緒に八ヶ岳に登ろう」と夫から誘われました。どうやら先生から、「元気になってまた山に登れるといいですね」と励まされたようなのです。私自身も登山...

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サバイバーがよりよい生活を維持するための課題

2014年12月

セッションの質疑応答に臨む演者。右から3人目がAndersen氏、4人目がGoodwin氏(Photo by .AN) ASCO/Todd Buchanan 2014 Technical Questions“Survivorship and Health Policy” セッションから米国臨床腫瘍学会乳がんシンポジウム(ASCO Breast Cancer Symposium)が9月4~6日の3日...

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ネロリ

2014年12月

はせがわ のりこ 薬剤師、アロマ・ハーブ・サプリメントコンサルタント(有)チェリッシュ・インターナショナル代表取締役 星薬科大学薬学部卒業。大学時代より皮膚科学や予防医学、香りの研究を始める。医療・介護分野でQOL向上のためのアロマとハーブの普及活動を行う。日本緩和医療薬学会評議員 、国際個別化医療学会評議員、日本メディカル・アロマテラピー学会員 、日本赤十字社医療センターアロマテラピー研究会専任...

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医師の告知にショックを受けた

2014年12月

それまでずっと元気だった70代の父親が肺がんを患いました。精密検査を受けるとすでに脳や骨の一部にも転移があり、症状は末期と診断されました。それはそれで仕方ないことでしょう。しかし、病状説明の席での担当医の対応にやりきれなさを禁じ得ませんでした。その医師は何も知らないでいる父親に末期の状態であること、余命も長くて半年と何のためらいもなく申し渡したのです。その医師にすれば、きちんと病状を伝えることで、...

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ゼラニウム

2014年10月

はせがわ のりこ 薬剤師、アロマ・ハーブ・サプリメントコンサルタント(有)チェリッシュ・インターナショナル代表取締役 星薬科大学薬学部卒業。大学時代より皮膚科学や予防医学、香りの研究を始める。医療・介護分野でQOL向上のためのアロマとハーブの普及活動を行う。日本緩和医療薬学会評議員 、国際個別化医療学会評議員、日本メディカル・アロマテラピー学会員 、日本赤十字社医療センターアロマテラピー研究会専任...

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がんになって夫との間に溝が生じた

2014年10月

3年前に結婚。夫とは2人で4、5年働いて、生活基盤を固めてから子どもをつくろうと話していました。ところが1年前に子宮がんが見つかり、切除手術を受けることになりました。幸い、治療は無事に終わりましたが、それからは人生が変わってしまったような気がします。子宮を切除したことでもう子どもは望めません。夫や夫の両親は、職場を離れ、自宅で1人落ち込む私に「子どもはいなくても、2人で仲良く生きていけばいいじゃな...

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カモミール・ジャーマン

2014年9月

はせがわ のりこ 薬剤師、アロマ・ハーブ・サプリメントコンサルタント(有)チェリッシュ・インターナショナル代表取締役 星薬科大学薬学部卒業。大学時代より皮膚科学や予防医学、香りの研究を始める。医療・介護分野でQOL向上のためのアロマとハーブの普及活動を行う。日本緩和医療薬学会評議員 、国際個別化医療学会評議員、日本メディカル・アロマテラピー学会員 、日本赤十字社医療センターアロマテラピー研究会専任...

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