肺がんが脳転移。ガンマナイフ治療はどうか
2012年9月
肺がんの治療を終えて、3年が経ちました。最近の検査で、幸い肺には再発がなかったのですが、脳に4つの小さな転移が見つかりました。放射線治療が必要とのことです。インターネットで調べてみたところ、ガンマナイフ治療というものがあると知りました。具体的には、どのような治療なのでしょうか。治療の仕方、入院期間、副作用など、通常の放射線による全脳照射と比較して治療効果にどのような違いがあるのでしょうか。メリット...
肺がん
2012年9月
肺がんの治療を終えて、3年が経ちました。最近の検査で、幸い肺には再発がなかったのですが、脳に4つの小さな転移が見つかりました。放射線治療が必要とのことです。インターネットで調べてみたところ、ガンマナイフ治療というものがあると知りました。具体的には、どのような治療なのでしょうか。治療の仕方、入院期間、副作用など、通常の放射線による全脳照射と比較して治療効果にどのような違いがあるのでしょうか。メリット...
2012年2月
4期の非小細胞肺がんです。維持療法という、治療によってがんが縮小、消失した状態を持続するために行う化学療法があることを聞きました。少しでも長く生きられるように頑張りたいとは思うのですが、実際のところ、効果や副作用はどの程度のものと考えられているのでしょうか。(埼玉県 男性 69歳)A 再発までの時間を延ばす効果がある一昔前まで、維持療法は抗がん剤の副作用が強い割には、それに見合うだけの効果が出ない...
2012年2月
先日、肺がんの手術を受けたところ、非小細胞がん(腺がん)1b期との診断。腫瘍の大きさは、3.5センチでした。医師より術後補助療法として、抗がん剤治療を受けるように言われています。抗がん剤治療は、副作用がつらいとよく聞きますが、どの程度のものなのでしょうか。また、どの程度、効果があるものなのでしょうか。教えてください。(東京都 男性 72歳)A 副作用が温和な飲み薬の抗がん剤で2年間の治療非小細胞肺...
2012年2月
今年の健診で肺がんが見つかり、非小細胞肺がん1期と診断され、手術を受けました。昨年、子どもを出産していますが、がんが体にある期間に妊娠をしていたのではないかと心配です。子どもへの影響は大丈夫でしょうか?(神奈川県 女性 35歳)A 直接的な影響はない相談者のケースでは、妊娠期間中に体のなかにすでにがん細胞があっただろうと考えられます。ただし、母体のがんが胎児に影響を及ぼし、結果として小児がんの発生...
2012年1月
3b期の非小細胞肺がんで、化学療法を勧められました。放射線治療を同時に行う方法があるようですが、長年の喫煙による喘息傾向があるため、勧められないとのことです。化学療法だけで大丈夫でしょうか。(北海道 男性 76歳)A 化学放射線療法は勧められないが、逐次療法を検討して喫煙によって喘息発作のような症状が起こる人は、もともと肺がたばこによるダメージを受けている場合が多く、放射性肺臓炎や間質性肺炎の急性...
2012年1月
非小細胞肺がんの腺がんです。腺がんだとALK阻害剤という新しい薬剤による治療が受けられる可能性があると聞きました。ALK阻害剤とはどんな薬なのでしょうか。またこの治療を受ける場合、どうすればいいのでしょうか。(東京都 男性 49歳)A 有効な条件に合えば臨床試験をALK阻害剤とは、腺がんで、非喫煙者で、50歳以下で、EGFR遺伝子の変異がなく、EML4-ALK遺伝子がある患者さんに有効とされる分子...
2012年1月
3年前に肺がんの3a期で右肺下葉を切除し、その後、抗がん剤治療を受けました。先月、CT検査で2ミリほどの影が見つかりましたが、「半年後の検査で様子を見ましょう」と言われています。時間が経っても大丈夫なのでしょうか。血液検査の結果は問題ないそうです。(石川県 男性 65歳)A すりガラス状の2ミリの影なら、半年後に検査をCT画像で影が見えた場合には、①細菌などによる炎症によるもの、②炎症の痕(肉芽腫...
2011年11月
肺腺がんで右下葉切除の手術を受けました。リンパ節転移はなく、病期は1A期でした。術後はUFT*を服用しながら経過観察していましたが、2年4カ月後、鎖骨に悪性腫瘍ありとの所見が出ました。それ以外の臓器や腫瘍マーカーには異常がありません。現在、病理検査中で、それが肺からの転移だったら、放射線と抗がん剤の治療を行うといわれています(UFTの服用は主治医の判断で中止)。私の場合、抗がん剤治療をまだ続けなけ...
2011年11月
64歳の夫のことでご相談です。夫は3センチ大の右肺腺がんが見つかり、くわしい検査の結果、胸膜播種が認められるため、ステージ(病期)4と診断されました。医師から「手術は難しく、全身化学療法くらいしか手はない。予後は極めて厳しい」といわれました。胸膜播種でも期待できる何かよい治療法はないでしょうか。(三重県 女性 62歳)A 全身化学療法を勧める胸膜播種というのは、がんが肺を覆う胸膜を突き破って、そこ...
2011年11月
人間ドックの喀痰細胞診*でがんの疑いを指摘され、くわしい検査の結果、左の肺門部*の内側に大きさ約1.5センチの扁平上皮がんが見つかりました。幸い、転移はなかったようです。主治医は手術を勧めていますが、肺がんの手術は体への負担が大きいと聞き、手術以外の治療法を調べたところ、「光線力学的療法(PDT)」があることを知りました。しかし、主治医は1センチを超えたがんなので向いていないといいます。私の場合、...