脳転移したがイレッサを続けたい
2013年10月
肺がんと診断され、化学療法と放射線治療を受けてきました。放射線治療が終わり、*イレッサを3年ほど服用してきました。このほど、脳に転移したことを告げられました。脳に転移したがんには放射線治療をして、イレッサはそのまま継続ということはできますか?放射線治療は1度終えても、再度受けることが可能ですか?(東京都 男性 73歳)A 患者さんの同意でイレッサ継続可能横浜市立市民病院呼吸器内科・腫瘍内科部長兼科...
肺がん
2013年10月
肺がんと診断され、化学療法と放射線治療を受けてきました。放射線治療が終わり、*イレッサを3年ほど服用してきました。このほど、脳に転移したことを告げられました。脳に転移したがんには放射線治療をして、イレッサはそのまま継続ということはできますか?放射線治療は1度終えても、再度受けることが可能ですか?(東京都 男性 73歳)A 患者さんの同意でイレッサ継続可能横浜市立市民病院呼吸器内科・腫瘍内科部長兼科...
2013年10月
去年の夏にCTで肺がんが発見されました。*カルボプラチン、*アリムタ、*アバスチンなどの投与を受けてきました。治療開始3カ月くらいで声が出なくなり、気管に物が入り、むせるようになりました。がんで左声帯神経が圧迫されて麻痺したことが原因とされ、左声帯の手術を受けました。声帯神経の麻痺は回復の可能性はありますか?がんは小さくなって、転移はないと言われていますが、抗がん薬治療はこのままでいいですか?(大...
2013年9月
過日、父(72歳)が肺腺がん(ⅠB期・腫瘍の大きさ3.5cm)の上葉切除手術を終えました。これから、術後補助化学療法としてUFT*の服用に入ると言われました。ただ、インターネットで調べたところ、服用には2年服用または1年服用があるとなっています。違いを教えてください。(埼玉県 男性 43歳)A 再発抑制効果が強いのは UFT 2年服用現在の臨床現場で、エビデンス(科学的根拠)を持って使えるⅠB期非...
2013年9月
母(76歳)が、閉塞性肺炎を併発したⅢA期の扁平上皮がんと診断されました。担当医からは手術をするよう言われましたが、高齢のため手術をさせたくありません。今後の治療法について教えてください。(岩手県 男性 51歳)A 手術を考慮。肉体年齢と暦年齢は異なる非小細胞肺がんⅢA期に対する標準治療は、放射線治療とシスプラチン*を中心とする多剤併用化学療法を同時に行うことが一般的には推奨されています。ただ、Ⅲ...
2013年9月
父(64歳)がⅡA期腺がんと診断され手術をしました。リンパ節郭清もしました。術後補助療法も受け、経過観察中です。すでに術後6カ月が経過し、その後の検査でも今のところがんはないそうです。知人から、「EML4-ALKかどうか検査してもらうとよい」と聞きました。どういったものなのか教えてください。(鳥取県 女性 32歳)A 遺伝子検査は、自分の肺がんタイプを知るために大切肺がんには、遺伝子変異によってが...
2013年9月
肺がんで化学療法と放射線治療を併用で行っています。放射線治療は毎日通院しており、家に帰ってくるとぐったりしてしまいます。家では何もできないような状態になってしまい、毎日通院するので精一杯です。倦怠感を取り除く方法はないのでしょうか。(佐賀県 女性 54歳)A ステロイドの使用や軽い運動で緩和を倦怠感は化学療法の影響もあるかもしれませんね。倦怠感はとてもつらい症状です。しかし他の原因としては、貧血や...
2013年2月
私は、2004年3月3日ある病院で肺腺がんの手術を受けました。右上葉、下葉を切除。その後、3クールの抗がん薬治療をしました。3年前に左肺に再発、イレッサ*を服用してきましたが、1カ月前の診察で数値が高くなり、がんも大きくなったようです。2013年1月からタルセバを服用することになりました。イレッサが効かなくなったことで、次の薬を使うことになりましたが、副作用に不安があります。どうしたらよいでしょう...
2013年2月
ⅡA期の非小細胞肺がん(扁平上皮がん)と診断されました。腫瘍の大きさは4.2㎝です。肺葉切除術とその後の抗がん薬治療、または外部放射線治療を治療選択として、考えております。どちらの治療法を選択するのが、より根治に近づくのでしょうか。(愛知県 男性 50歳)A 体力があれば手術+抗がん薬治療をご相談者がⅡA期ということは、大きさが5㎝より小さいので、腫瘍と同じ側の気管支の周り・肺門・肺内のリンパ節に...
2013年2月
ⅢA期の非小細胞肺がん(肺尖部胸壁浸潤がん)と診断されました。リンパ節転移はありません。医師からは、術前化学放射線療法を行ってから手術をすると言われております。この術前化学放射線療法とは、具体的にどのような治療なのでしょうか。(山形県 男性 59歳)A 抗がん薬治療と放射線治療を行ってから手術当院でも術前化学放射線療法を行うことが、年間2~3例あります。治療内容は、抗がん薬はシスプラチン*+ナベル...
2012年9月
68歳の父は小細胞肺がんによる脳転移があり、現在は、ターミナル期として、緩和的な延命治療を受けています。ここにきて、水頭症により脳浮腫傾向がみられるとのことで、検査をしているところです。今後、この症状が進んだとしても、父の状態を考えると、開頭手術のような治療を受けるのは、かなりつらそうです。このような場合、治療法としては、どのようなものが考えられるのでしょうか。(神奈川県 女性 30歳)A 対症療...