大きさ3センチ、リンパ節転移あり。手術は可能か
2010年5月
これまで健康そのものだった66歳の父の右肺に、肺がんが見つかりました。非小細胞肺がんの扁平上皮がんとのことです。腫瘍の大きさは3センチを超えていて、右肺の肺門にはリンパ節転移があるとのことです。手術は可能でしょうか。(茨城県 女性 37歳)A 標準的治療は手術。術後に化学療法を行う扁平上皮がんで大きさが3センチを超え、右肺肺門のリンパ節転移があるとのことですから病期は2A期と考えられます。この病期...
肺がん
2010年5月
これまで健康そのものだった66歳の父の右肺に、肺がんが見つかりました。非小細胞肺がんの扁平上皮がんとのことです。腫瘍の大きさは3センチを超えていて、右肺の肺門にはリンパ節転移があるとのことです。手術は可能でしょうか。(茨城県 女性 37歳)A 標準的治療は手術。術後に化学療法を行う扁平上皮がんで大きさが3センチを超え、右肺肺門のリンパ節転移があるとのことですから病期は2A期と考えられます。この病期...
2010年5月
非小細胞肺がんで、進行していると言われました。EGFR(上皮成長因子受容体)遺伝子検査では、遺伝子変異なしとのことでした。さらに、組織型を調べた結果、非扁平上皮がんの大細胞がんらしいとのことです。新しい抗がん剤のアリムタ(一般名ぺメトレキセドナトリウム水和物)とシスプラチン(一般名)を併用した化学療法を始めることになりそうです。新しい化学療法に期待もありますが、副作用などに不安もあります。この治療...
2010年4月
総合病院で、肺がんの治療を受けています。詳しくは以下のとおりです。非小細胞肺腺がん:ステージ(病期)3B T1 N3 M0 T1:左下葉22ミリ N3:所属リンパ節では、原発巣と反対側のリンパ節にも転移あり。胸膜への転移はなく、縦隔には広がっていない。胸水はたまっていない M0:首の両側のリンパ節に転移あり 1回目の抗がん剤治療:2006年10~12月に、タキソール(一般名パクリタキセル)+パラプ...
2010年4月
左肺の小細胞肺がんで、がんは左の肺だけに限局しています。現在、シスプラチン(一般名)とエトポシド(一般名)の治療を受けていて、今後、さらに放射線治療を受ける予定です。抗がん剤治療と放射線治療を受けた後に、再発予防のため、脳に放射線を当てることを主治医に勧められていますが、かなり抵抗があります。この放射線の全脳照射は受けなければいけませんか。(香川県 男性 59歳)A 脳転移の予防効果と副作用を検討...
2010年4月
左肺上部に8ミリのすりガラス状の病変が確認されました。医師からは炎症の可能性もあるので、様子を見ましょうと言われましたが、もしがんならば、早く治療したほうがよいのではと不安です。このまま様子を見ていて大丈夫でしょうか。(静岡県 男性 57歳)A まずは3カ月後にCT検査を受けるとよいすりガラス陰影は炎症、がん、あるいは前がん病変の可能性があります。ただし、がんであっても、通常は比較的ゆっくり育ちま...
2010年2月
症状の経過は08年3月初め、左肺にすりガラス状4ミリの陰影発見。08年12月下旬、陰影が7ミリに白色化。09年3月初め、PET-CT検査で1センチの陰影、SUV値0.1。09年9月初め、PET-CTで1センチの陰影、転移なし、腹水なし。SUV値1.5です。別の雑誌で、「SUV値は2.5以上の場合、肺がんの可能性が高い」との記載がありました。陰影の大きさは1センチと変わっていませんが、SUV値が徐々...
2010年2月
64歳、父のことです。総合病院の検査で、右肺の肺門に2.5センチほどの腫瘍が見つかりました。非小細胞肺がんの扁平上皮がんと言われ、手術予定。父の場合、手術後はどんな補助化学療法をしたらよいのでしょうか。(福井県 女性 34歳)A 術後の補助化学療法はしなくてもよい肺がんの病期分類は、2010年1月1日から新しくなります。これまでは、腫瘍径3センチ未満を1A期としてひとまとめにしていました。国際対が...
2010年2月
非小細胞肺がんの腺がん。肝臓への転移があり、手術はできないとのこと。臨床試験中の化学療法や、日本では未承認だが海外では一般的に使われている薬を個人輸入してでも治療を受けたいと思っています。少しでも有効な化学療法について、アドバイスをしてください。(大分県 女性 53歳)A 世界標準の抗がん剤治療は、アバスチンを含む3剤併用病期は4期ですから、手術で治癒することはありません。非小細胞肺がんのうち末梢...
2009年12月
右の肺の上部にがんがあると言われました。1A期の肺がんで、がんの大きさは約1.5センチです。一般的には、右肺の上葉をすべて切除するそうですが、がんが小さいため、区域切除という縮小手術を提案されています。この手術法で十分治ると考えてよいのでしょうか。また、本などで調べてみると、病変のあたりを区域切除よりもさらに小さく切除する縮小手術もあるようですが、この方法は私に適応できないものでしょうか。(北海道...
2009年12月
咳が続くため、病院を受診したところ、肺門部にがんが見つかりました。小細胞肺がんで、がんは右の肺だけに限局しているとのことです。主治医からは治療として、ランダまたはブリプラチン(一般名はいずれもシスプラチン)とベプシドまたはラステット(一般名はいずれもエトポシド)の抗がん剤2剤による治療と放射線治療を行うと言われています。しかし小細胞肺がんには、ランダかブリプラチンと、カンプトまたはトポテシン(一般...