副作用対策

造血幹細胞移植後に多発する不妊を防ぐために あきらめないで!! 妊娠機能を温存する、放射線から卵巣を守る治療

2009年11月

自治医科大学付属 さいたま医療センター 血液科教授の 神田善伸さん 若い女性にとって、がん治療で将来の妊娠・出産の可能性を奪われることは大きな苦痛です。 日本でも、最近ようやく不妊対策に目が向けられるようになりましたが、早くからこの問題に取り組んできたのが、自治医科大学付属さいたま医療センター血液科教授の神田善伸さんです。 最近では、放射線から卵巣を守ることで、造血幹細胞移植後の不妊を防ぐこと...

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「倦怠感」を感じていても、医療者に話せない、話していない患者さんはとても多い もっと伝えてほしい、がんの倦怠感

2009年7月

病院で「だるい」「落ち込む」なんて話を言ってもしょうがないと思っていました平澤睦さん(46歳) 平澤睦さん ひらさわ むつみ 自治体職員。98年に左乳管内乳頭腫で部分切除後、05年局所再発で乳房温存療法。07年、右乳房にがんが見つかり、乳房温存療法後、ホルモン療法を続けて今日に到る。乳がん患者会「イデア・フォー」世話人がんで3回治療を受けましたが、いちばんきつかったのは2007年の3回目のと...

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「がんの倦怠感」座談会 「倦怠感」からの解放は、がんや治療に伴う症状であることを、知ることから始まります

2009年5月

はたけ きよひこ 2000年癌研究会附属病院化学療法科副部長、2001年同部長、癌化学療法センター臨床部部長、外来化学療法センター長、2005年癌研有明病院移転、新薬開発臨床センター長。現在、文部科学省がん特定領域主任研究者。厚生労働省研究補助金外来化学療法に関する安全管理の班長。日本臨床腫瘍学会理事、広報副委員長、ガイドライン委員長、教育委員おかやま けいこ 朝日エルグループ代表。共立女子短期大...

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もう怖くない!ダンピング症候群や骨量低下などの後遺症。しびれやめまいの新しい原因も判明 胃がんの術後後遺症とそのQOL改善策

2009年4月

横浜市立大学付属病院 一般外科部長の 利野 靖さん 胃の手術を受けて胃がなくなったり、小さくなったりすると、その影響でダンピング症候群をはじめ、さまざまな後遺症が出るが、最近は食生活の改善や工夫、術式の変更などによって、こうした症状はかなり解消されるようになってきた。また、術後後遺症としてあらわれるしびれやめまいは、これまでダンピング症候群によるものとされてきたが、ビタミンEの欠乏が原因で起こる...

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「起こる前のケア」と「早期発見」で、二重に予防! リンパ浮腫を起こさない予防策とセルフケア

2008年10月

静岡がんセンターリハビリテーション科部長の 田沼明さん 乳がんの手術後にしばしば見られるリンパ浮腫は、いったん起こると繰り返しやすくなります。 予備知識を持ち、手術後は日常生活に注意しながらスキンケアなどをこまめに行って、予防することが大切です。乳がん手術を受けた人の1~3割に発症リンパ浮腫は、乳がんや婦人科がんの手術後にしばしば起こるつらい後遺症です。乳がんでは、脇の下のリンパ節を郭清(取り除く...

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放っておいても治らない。自宅でできるケアで予防する 悪化する前から行うのが大切。リンパ浮腫のセルフケア

2008年4月

後藤学園付属施設 リンパ浮腫研究所所長の 佐藤佳代子さん 手術を受けてがんは治ったと思っていたのに、突然手や脚にむくみが起こってくることがある。 それがリンパ浮腫と診断されると一生付き合っていかなければならない。けれども早い段階から適切にケアすれば、重症化を防ぐことが可能だ。乳がん、子宮がん、前立腺がんなどの治療のあと、手や足などに強くむくみ(浮腫)が出ることがあります。これは、手術や放射線照射な...

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「口内炎はがまんしろ」は時代遅れ。がんと闘うためにも必要 家庭でもできる元気印の口腔ケア&セルフケア

2008年4月

NTT東日本関東病院歯科口腔外科 志村デンタルクリニック院長の 志村真理子さん 抗がん剤治療の副作用で口内炎が起こっても、「治療が大切だから」と我慢を強いられたり、適切な処置がとられなかったりすることがまだ多いようです。このような状況を変えるべく病棟内でチーム医療を実践し、医療者・患者双方に口腔ケアの重要性を説く志村真理子さんに、家庭でのセルフケアも含めてアドバイスしていただきました。 口...

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後遺症・合併症の予防と社会復帰を目指すうえで重要な役割 術前・術後のリハビリが呼吸合併症を予防する

2008年4月

慶應義塾大学医学部 リハビリテーション医学教室講師の 辻哲也さん がんが治る時代になり、がんと共存する時代となって、治療後の回復力やQOL(生活の質)を高めるためのリハビリテーションの役割が重要になっている。そこで今回は、食道がんなど消化器系がんの開胸開腹手術の周術期リハビリテーションを取り上げた。 重要度が高まってきた「がんのリハビリ」 [リハビリテーションの目的] 病気や怪我で、...

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子宮がん手術後に多くの患者さんが直面する排尿障害 自己導尿の早期訓練で、排尿トラブルによる心身の苦痛も軽減する

2007年10月

聖マリアンナ医科大学 産婦人科学教授の 木口一成さん 子宮頸がんや子宮体がんを対象に行われる「広汎子宮全摘術」は、がんの根治術として確立している術式ですが、手術後に「排尿障害」が起こりやすいといわれています。婦人科がん手術のベテランであり、排尿障害にも詳しい聖マリアンナ医科大学産婦人科学教授の木口一成さんに、そのメカニズムと対策を解説していただきました。広汎子宮全摘術後、排尿障害は想像以上に高い...

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食事も外出もスポーツも、なんでもできる 成功体験を重ねて、ストーマと仲良く過ごそう!

2007年9月

癌研有明病院医療支援センター 医療支援室WOC外来師長の 武田信子さん 直腸がん等の手術に伴い、一時的、または永久的なストーマ(人工肛門)が造設されると、患者さんは新しい排泄の形に慣れるまでつらい時間を過ごしがちです。専門のナースが提案する「普段の生活の延長で手軽にできるケアのコツ」と「ニオイや漏れなどのトラブル解消法」をぜひ試してみてください。 ストーマ外来は、悩めるオストメイトの救世主...

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