副作用対策

精神的苦痛に苛まれる患者さんとご家族へ がんに伴う不安や落ち込みへの対処法

2007年8月

静岡がんセンター 精神腫瘍科医長の 吉川栄省さん よしかわ えいしょう 精神科医。 1993年日本医科大学医学部卒業。 95年同医大精神医学教室入局、日本医科大学付属第一病院精神神経科勤務。 2002年国立がん研究センター研究所支所精神腫瘍学研究部勤務2006年より現職。 専門はサイコオンコロジー。趣味は合気道がんの患者さんがうつ状態になる割合は?2~4割が、日常生活に影響するほど落ち込むがんを...

詳細はこちら

抗がん剤と放射線の副作用 味覚障害はなぜ起こる?どう対処する?

2007年5月

はねだ たつまさ 1956年広島県生まれ。 82年日本医科大学卒業後、静岡済生会総合病院、日本医科大学附属病院に勤務。 90年米国エール大学耳鼻咽喉科留学。 92年より国立がん研究センター中央病院頭頸科在籍。 2002年より現職。 頭頸部外科担当。耳鼻咽喉科専門医 がん治療中の味覚障害の現状は?抗がん剤治療中には6割に起こり、放射線も関係 「味がまったく感じられなくなり、料理の味付けに困りまし...

詳細はこちら

適切なリハビリで快適な食生活を がん治療に伴う嚥下障害とその対策

2006年9月

慶應義塾大学リハビリテーション 医学教室専任講師の 辻哲也さん つじ てつや 1990年慶應義塾大学医学部卒業。 98年慶應義塾大学病院リハビリテーション科医長。 2000年ロンドン大学付属英国国立神経研究所(神経生理学部門)に留学。 02年5月静岡県立静岡がんセンターリハビリテーション科部長。 05年7月より現職。 悪性腫瘍のリハビリテーション、臨床神経生理学の第一人者。 著書に『癌のリハビ...

詳細はこちら

治療前から、お口と歯のケアを始めよう! がん治療に伴う口腔合併症や感染症の予防と軽減

2006年8月

おおた ようじろう 1961年宮崎県生まれ。 86年北海道大学歯学部卒業。第1口腔外科入局。 88年国立がん研究センター歯科医員。 90年西ドイツ・カタリネンホスピタル留学。国立がん研究センター東病院、国立がん研究センター中央病院歯科・口腔科医長を経て、02年より現職。 03年厚生労働省がん研究助成金「がん患者における口腔内合併症の実態調査と予防方法の確立」研究班長がんの治療によるお口のトラブルの...

詳細はこちら

リンパ浮腫に悩む人の心と体の講習会 患者さんの側に立ったトータルケアに取り組む

2006年5月

専門のリンパ療法士を招いてのリンパ浮腫マッサージ講習会 乳がん手術によるリンパ節郭清や放射線治療を行うと、ときにその部分のリンパ液が滞るようになり、体液のバランスをコントロールするリンパ管がダメージを受けやすい。その結果、体液がうまく循環されなくなって、腕・下肢などにリンパ浮腫を発症することがある。 これは手術を受けた人の30パーセントから40パーセントぐらいの割合で起こるという。 こ...

詳細はこちら

前立腺がんの排尿障害に対するケア 原因に応じた適切な対策で、気持ちのよい排尿を!

2006年5月

日本大学医学部 泌尿器科学教室助教授の 吉田利夫さん 前立腺がんでは、がんそのものの影響や手術、放射線などの治療の後遺症として、排尿困難、尿失禁などの排尿障害が起こることがあります。それぞれの原因に合わせた適切な治療法とケアについて、日大板橋病院泌尿器科科長の吉田利夫さんに伺いました。排尿障害はなぜ起こる?尿道が圧迫されると排尿困難、尿道括約筋の損傷では尿失禁に[図1 前立腺の内部構造(垂直断面...

詳細はこちら

がん闘病中の感染症対策 「手洗い」「うがい」で予防。徴候があれば医師に訴えて早めに対処

2006年4月

聖路加国際病院 緩和ケア科医長の 林章敏さん はやし あきとし 聖路加国際病院緩和ケア科医長。 1988年宮崎医科大学卒。 緩和ケア医として臨床に携わって16年。淀川キリスト教病院ホスピス、日本パブテスト病院ホスピス医長、診療部長等を経て現職。 日本緩和医療学会評議員。日本死の臨床研究会世話人。京都大学医学部非常勤講師感染症って、どんな病気?細菌、ウイルスなどが体内で異常に増えて起こる伝染性の病気...

詳細はこちら

抗がん剤、放射線治療の副作用 つらい「口内炎」にも、予防法・治療法の選択肢がまだまだある!

2006年3月

国立がん研究センター中央病院 消化器内科の 安井久晃さん やすい ひさてる国立がん研究センター中央病院消化器内科医師。 1972年大阪生まれ。 1997年京都大学医学部卒業。 消化管(食道・胃・大腸)のがん化学療法を専門とする。 2006年初めて認定される日本臨床腫瘍学会認定専門医の1人。 QOLを保つための症状緩和治療を積極的に実践。患者の視点や思いを大切にした全人的な医療をめざす口内炎はいつ...

詳細はこちら

外来化学療法の普及で迫られる新しい貧血対策 がん化学療法にともなう貧血症状の社会復帰をサポートする

2006年2月

国立がん研究センター中央病院の 森文子さん 化学療法が進むにつれて悪化する貧血症状 ――化学療法による副作用である貧血について、患者さんはどの程度認識されているのでしょうか。 人によって認識や理解の度合いはさまざまなので、一概には言えませんね。よくテレビなどでは、化学療法で脱毛した患者さんの姿が見られますよね。脱毛などの副作用は“絵”として見えやすいので一般に認識されやすいのですが、化学...

詳細はこちら

外来化学療法の普及で迫られる新しい貧血対策 貧血に伴う疲れや倦怠感を軽減し、QOLの改善を目指す

2006年1月

東海大学医学部長の 堀田知光さん 骨髄における赤血球産生能力の低下 ――普通の貧血と化学療法に伴う貧血とはどのようにちがうのでしょうか。 貧血とは、血液中の赤血球が著しく減少した状態です。赤血球は酸素を体の隅々にまで運ぶ役割を持っており、これが減少すると酸欠が起こり、動悸や息切れ、めまいなど、様々な症状が現れます。貧血の原因としては、(1)赤血球の材料となる鉄分やビタミンの欠乏、(2)大...

詳細はこちら

  • 会員ログイン
  • 新規会員登録

全記事サーチ   

キーワード
記事カテゴリー
  

注目の記事一覧

がんサポート5月 掲載記事更新!