副作用対策

困難極めた未受精卵の凍結も、今や凍結していない卵と同等の妊娠率! 抗がん剤や放射線で不妊になる前に考えよう! 卵子の凍結保存法

2010年3月

加藤レディスクリニック 先端生殖医学研究所代表の 桑山正成さ 生殖機能は、抗がん剤や放射線治療の障害をもっとも受けやすい機能の1つ。 とくに卵子は凍結保存が難しく、これまでがん治療のために不妊になるケースも少なくありませんでした。 これを、ガラス化凍結法という方法で克服したのが、加藤レディスクリニック先端生殖医学研究所の桑山正成さんです。 今では、凍結卵子の生存率は98パーセントと、非凍結卵...

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静脈とリンパ管をつないで、リンパ液の流れをよくする QOL向上に期待!! 婦人科がん手術後のリンパ浮腫を防ぐ手術

2010年1月

東京慈恵会医科大学付属 柏病院産婦人科教授の 佐々木寛さん 子宮がんや卵巣がんの手術後、患者を苦しませるのが、下肢のリンパ浮腫。足がパンパンに腫れるなど美容的な問題だけではなく、ひどい場合は歩行も困難になるなど、日常生活の障害も大きい。 東京慈恵会医科大学付属柏病院産婦人科教授の佐々木寛さんは、その実態を調べ、浮腫を防ぐ手術を提案している。 腹腔鏡でも減らないリンパ浮腫 子宮がん術後になっ...

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「がんの倦怠感」調査結果 がん患者さんの多くは倦怠感を感じている。しかし、それを医師には伝えていない

2010年1月

聖路加国際病院 ブレストセンター長・ 乳腺外科部長の 中村清吾さん   十和田市立中央病院院長の 蘆野吉和さん   8割ものがん患者さんが倦怠感を感じていることが、がんサポートとNPO法人キャンサーリボンズが患者さんを対象に行ったアンケート調査の結果、わかりました。 しかし、そのことを患者さんは医療者に伝えていません。そこで、この問題についてがん医療に取り組む医療従...

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苦情の嵐の中から考え出された「坊っちゃん食」「漱石食」「マドンナ食」 患者さんの「食べたい」願いを叶えた「副作用対策食」

2009年12月

独立行政法人国立病院機構(NHO) 東京医療センター栄養管理室長の 石長孝二郎さん がん治療中の患者さんは副作用のために食事が摂れない人が多い。患者さんにとって「食べる」こととは、生命の維持としてばかりか、生活上の喜びであり、がんと闘う精神的な励みにもなる。ところがこの問題はこれまで放置されたままであった。 患者さんの「食べられない」苦しみに目を向け、生み出されたのが「副作用対策食」だ。そ...

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抗がん剤治療中でも楽しく食べられる「副作用対策食」誕生秘話

2009年12月

選べて食べられてほっとして、患者さんの表情が変わる! 栄養管理室長の河内啓子(左)さんと調理師長の立田秀義(右)さん。ここでは管理栄養士、栄養士、調理師の全員が副作用対策食のアイデアを出して、試作し、メニュー作りが行われている 四国がんセンターの病院食で驚くのは、いろいろなセットがいくつもつくられ、患者さんの要望に迅速に応えられようになっていることだ。抗がん剤による食欲不振や吐き気で食べら...

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四国がんセンター直伝! 家で簡単に家族も一緒に食べられる副作用対策食レシピ

2009年12月

「家にある食材で、だれでも簡単に、家族みんなで楽しめる」をモットーに考案された「副作用対策食」。それだけに、とても簡単。 また、家族も美味しく、一緒にいただけます。四国がんセンター栄養管理室発のレシピの数々をまとめました。 お食事でお悩みのあなたへ ★食欲アップの10ポイント 臭いの少ない主菜(卵・豆腐・肉加工品・魚加工品) みずみずしい果物(季節感を取り入れて) 香味野菜(青しそ・みつば・し...

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がん患者を襲う「心の副作用」うつ病に備える 手だては早期発見、早期治療。何もせず、ひたすら心と体を休ませよう

2009年12月

国立がん研究センター 東病院臨床開発センター 精神腫瘍学開発部部長の 内富庸介さん がん治療の鍵を握るホルモン剤や抗がん剤などの治療は、効果ばかりか、副作用ももたらす。 その副作用で今1番問題になっているのが、うつ病である。うつ病はひどくなれば、がん治療よりも苦しく、自殺まで引き起こしてしまう。 患者さんは、この問題にどう対処したらいいか。 予後の悪いがんほど抑うつになりやすい がんは身体...

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がんになったことを契機に、新たな人生を拓く 腫瘍精神科医・丸田俊彦さんによるがんのグループ・カウンセリング

2009年12月

メイヨークリニック医科大学 精神神経科名誉教授の 丸田俊彦さん がんになると、誰しも心が揺れ動く。病気や治療に対する恐れとともに、それまでは意識することのなかったさまざまな不安、不満が湧き上がることも少なくない。そんながん患者を、新たな視点からサポートするグループ・カウンセリングが現れた。 新たな自己を発見することで、幸福な生き方を実現するカウンセリングの手法とは――。 自分にとっての幸福...

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患者さんが安心して療養生活が送れるように 脱毛ケア「バンダナ帽」患者さんの声を形に

2009年12月

みんなの温かい気持ちをのせて アクティア代表取締役の 松村敦子さん 「私は病院でこの『akkoバンダナ帽』に出合いました。病院の外来に来ていた女性がバンダナ帽をかぶっていて、素敵な帽子だと思い、思い切って声をかけてここを教えてもらいました」 今、患者さん向けのバンダナ帽子「akkoバンダナ帽」が、静かな広がりを見せている。取扱店は、国立がん研究センターをはじめ、全国の医療機関に及ぶ。 ...

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つらい症状は医師に臆せず伝えよう!! 患者さんに聞いた 副作用を乗り切る6つのヒント

2009年12月

治療に伴う副作用。「しょうがない」とあきらめて、我慢していませんか? つらい症状は堂々と医師や看護師に伝え、改善することが大切です。 あきらめず、自分にあった解決方法を探しましょう。 1 つらい症状に「治療法はない」とあきらめない 痛みやつらい症状が現れても、多くの患者さんは「治療だから仕方がない」とあきらめてしまいます。家族に対しても、「これ以上心配をかけられない」と、訴えを飲み込むことが多いよ...

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