副作用対策

皮膚症状のケア:皮膚症状を重症化させないために、患者さん自身でできることはたくさんある 皮膚症状はとにかくスキンケア!

2013年4月

「がん治療による皮膚症状と、上手に付き合いましょう」と話す市川智里さん がんの治療薬が増えてきた。そしてそれと同時に増えたのが、副作用の皮膚症状だ。皮膚症状といっても、重症化すると日常生活にも支障をきたす。症状悪化を見逃さずに、皮膚症状を上手にケアして、がん治療を長続きさせていくことが大切だ。皮膚症状は23タイプ「従来から、抗がん薬の副作用で皮膚症状が現れることがありましたが、近年はとくにいろいろ...

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倦怠感とリハビリ:生活活動レベルを維持させるための適切な運動とは? 倦怠感の軽減にリハビリテーション、運動でQOLを向上させる

2013年4月

「自分の倦怠感について、患者さん自身とご家族が把握することが重要」と渡邉学さん 「もっと積極的にリハビリを活用してほしい」と藤岡真紀さん がん種や性別、年齢に関わらず出現するという倦怠感。寝ていれば治るものではなく、放っておくと寝たきりになることもある。そうならないためには、がんと診断されたときから、リハビリテーションを活用した適切な運動をすることで、倦怠感を軽減させることが大切だという。ほとんど...

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口腔粘膜炎:重視され始めた口腔ケアによる合併症の予防効果とは 歯磨き、うがい、歯科受診で口腔粘膜炎を予防しよう

2013年4月

「毎日の歯磨きを大切にしていただきたい」と話す古賀陽子さん 抗がん薬や放射線の影響で、がん治療中に口の中が腫れる、ただれるといった口腔粘膜炎は多くの患者さんが体験する。しかし、痛い、食べられないなどのつらい症状は、治療前からの口腔ケアでずいぶん軽減できるという。なぜ起こるのか、どうしたら予防できるのか、がん患者さんの歯科診療を積極的に行う医師に聞いた。抗がん薬治療で4割の人が口腔粘膜炎に■図1 口...

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抗がん薬の副作用で起こる口内炎を短期間で治す漢方薬「半夏瀉心湯」

2013年4月

「口内炎は医師や看護師に 伝えることが大切」 と話す三嶋さん 「半夏瀉心湯」を水に溶かしてうがいをすることで、抗がん薬の副作用で起こる口内炎は早く治る。評価が難しかった漢方薬の効果が、二重盲検無作為化試験で、科学的に明らかにされた。よく効く治療法がなく軽視されてきた口内炎がんの化学療法では、副作用として口内炎が現れることがよくあるが、医学的にはあまり問題にされてこなかった。その理由について、愛知...

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抗がん薬によるしびれ・痛み 有効な薬の登場で、症状の軽減が可能に

2013年3月

抗がん薬はさまざまな副作用を引き起こします。その1つが、手足の指先のしびれや痛みです。抗がん薬によって末梢神経がダメージを受けて起こるもので、「化学療法による末梢神経障害(C I P N:Chemotherapy Induced Peripheral Neuropathy)」と呼ばれ、“神経障害性疼痛”に分類される痛みです。やっかいなのは、消炎鎮痛薬やオピオイドなどがほとんど効かないことです。しか...

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手足を冷やすことで抗がん剤の影響を減らし障害を軽減する 抗がん剤の副作用、爪・皮膚障害はフローズングローブで予防!

2012年8月

抗がん剤による爪障害の予防策 としてフローズングローブの 使用を勧めている 中山貴寛さん 乳がんの抗がん剤治療では、爪障害が現れることが多い。 ひどい場合は爪がはがれてしまうなど、大きな痛みを伴うことも多い。そういった状況を改善するのに、大きな期待が寄せられているのが凍結手袋、いわゆるフローズングローブだ。改良型も間もなく登場するという。 爪がはがれてしまうことも [症例1 爪障害の症状]...

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抗がん剤治療を受ける人のための新しい悪心・嘔吐対策 新しい制吐薬の登場で、悪心・嘔吐をこわがらなくてもいい時代に

2012年8月

参加者 がん研究会有明病院 花出正美 がん看護専門看護師 藤木由佳子 外来治療センター看護師長 横井麻珠美 がん化学療法看護認定看護師 がん看護専門看護師の花出正美さん 外来治療センター看護師長の藤木由佳子さん がん化学療法看護認定看護師の横井麻珠美さん 抗がん剤治療というと、強い吐き気と嘔吐に苦しめられるイメージを持っている人が多い。しかし、それはすでに過去の話。 優...

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薬の効果が高い人ほど現れやすい副作用。適切な対処をして治療を続けるには 「手足症候群」の初期症状を知って、セルフケアしよう

2012年7月

「積極的休薬が、がん治療の 効果を高めます」と話す 田口哲也さん 悪化すると、手を使うさまざまな作業に支障を来たし、痛みで歩けなくなるなど、日常生活上の不便が著しい手足症候群。 特定のがん治療薬で現れるこの副作用は、早期発見とセルフケアが大切という。まずは、症状を知ることから始めよう。 予防や対処次第で治療は続けられる手足症候群は、手のひらや足の裏に集中的に起こる皮膚炎である。赤みや腫れ、...

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皮膚障害が強く出るほど、薬が効いている証拠。だからあきらめないでケアを 分子標的薬による皮膚障害は出ること前提で、早めの対策を

2012年7月

皮膚障害は薬が効いている証拠。 あきらめないでケアしてほしい と話す 清原祥夫さん 分子標的薬による皮膚障害に悩まされている患者さんが多い。 命にかかわることが少ないとはいえ、「人前に出にくい」「悪化して痛みを生じる」など、皮膚障害は日常生活に深刻な影響を与える。 皮膚障害が出たときの対処法は? セルフケアは? ここでは患者さん自身ができるケアも含めて紹介しよう。 分子標的薬は効果が高く副...

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薬物療法とカウンセリングで治療成績も向上 QOLを低下させる心の病。早期治療で改善を

2012年7月

「心の問題を解決することで QOLが向上します」と話す 清水研さん がんという病気の問題の1つに、精神面への影響が挙げられる。患者さんの不安はやがて、適応障害やうつ病として、心を蝕む。 そんな心の病だが、抑えることで患者さんのQOLは大きく向上するという。肉体的な苦痛より多い精神的な苦痛がんという病気の問題の1つに、その人の精神面への影響が挙げられる。がんになると誰もが心に大きなダメージを受け、...

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