患者・団体

がん患者たちの声

市民団体が、厚生労働省に体制整備の要望書を提出 骨転移の痛みをとるストロンチウム-89治療を全国で受けられるように

2009年2月

渡辺孝男厚生労働省副大臣に要望書を提出する「日本がん楽会」代表の中原武志さん(左) 「市民のためのがん治療の会」は、全国どこでもだれでもが、骨転移痛の緩和を目的としたストロンチウム-89(一般名)内部放射線の治療を受けられるよう、厚生労働省に要望書を提出した。同会は、がん治療の体制と情報が広く行き渡ることで、患者さん自らが治療法を選択し、がんの治療中であっても自分らしく過ごすことを叫び続けてい...

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同じ仲間同士なら、一言で通じる思いがある 再発しても楽しんで生きる心得――自分のことは自分で決める!

2009年1月

ソレイユの中村さん(中央)、牛木さん(左)、渡辺さん(右) 2008年、発足から20周年を迎えた、乳がん患者のためのサポートグループ「ソレイユ」。同会には、がんが再発しても明るくパワーあふれる人が多い。「同じ悩み・苦しみを持つ仲間がいるから」というのがその理由。「病気を治すのは自分自身。ほかの人からも学び、悲観しないで納得できる医療を選択し、人生を前向きに過ごしましょう」と訴えている。 自分に...

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断絶した患者と医師のコミュニケーションを取り戻すために 北海道から、婦人科がん患者の連帯の輪を広げていきたい

2008年12月

「アスパラの会」主宰者の 大島寿美子さん 乳がんと違って、子宮・卵巣がんの患者会は全国でもまだ少ない。04年6月、その少ない患者会が、患者会活動そのものが立ち後れているといわれる北海道に誕生した。 「アスパラの会」――主宰者は北星学園大学文学部准教授で、03年12月に出版された『子宮・卵巣がんと告げられたとき』(岩波アクティブ新書)の著者、大島寿美子さんである。この本は、「子宮・卵巣がん患者...

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「理想の病院」をつくりたい~夢を夢で終らせない乳がん患者の底力

2008年9月

乳癌患者友の会『きらら』の 世話人代表の 中川圭さん 「ピンクリボン」は、乳がんの早期発見などの推進をうながすシンボルマーク。このリボンが目印の9階建てビルが今年6月、広島市内の繁華街に誕生した。乳がん患者の声によって誕生した“国内初”の複合ビルで、女性スタッフだけによる乳がんの検診専門クリニックなどが入居している。 このビル設立の原動力となったのが、「乳癌患者友の会『きらら』」の世話人代表...

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医師と患者が同じ土俵で話し合う機会をつくりたい

2008年8月

高知がん患者会「一喜会」会長の 安岡佑莉子さん 2007年4月の「がん対策基本法」施行後、各都道府県ではより具体的な対策の検討が進められている。そんななかで島根県と高知県の2県では、施行に先駆けて「がん対策推進条例」が定められ大きな話題をまいた。その高知県での条例制定のために動いたのはある1人のがん患者の家族だった。 「日本ではまだまだ、がん専門医も少ないし制度上の問題で海外の薬も使えない。...

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乳がんは早期発見・早期治療で9割が治ることを知ってほしい

2008年7月

「のぞみの会 尾道」会長の 浜中和子さん 広島県に「のぞみの会」という乳腺疾患患者の会がある。いつも、どんなことがあっても「のぞみだけは捨てずに生きていこう」という思いから命名され、1993年に発足した。 この会を立ちあげたのが、皮膚科医の浜中和子さん。でも、なぜドクターが患者会をはじめたのだろう。 「私自身が乳がん宣告でショックを受け、どうしたらいいかわからずオロオロしたんです。その自...

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大阪独自のがん対策推進計画に患者たちの思いを届けたい

2008年5月

「大阪がん医療の向上をめざす会」の 濱本満紀さん 2007年9月。大阪府の南部、河内長野市にある国立病院機構大阪南医療センターを6名の男女が訪れた。日の光が差し込む明るいロビーで、病院スタッフが彼らを出迎える。男女は病院内を案内された後、応接室でずらりと並んだ病院スタッフらと向き合い、意見交換を始める……そんな映像がテレビのニュース番組で流れた。 「がん医療の向上に患者・家族が参加」というテ...

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がん医療改革を願って、情報開示に取り組む

2008年4月

NPO法人「グループ・ネクサス」理事長の 天野慎介さん がん治療のあり方が地域によって異なる時代がまもなく訪れる。昨年4月に施行されたがん対策基本法を受けて、今、各都道府県で、具体的ながん対策について急ピッチで検討を進めているからだ。 そうした各自治体のがん対策の内容を知りたいと思うなら、悪性リンパ腫の患者会、NPО法人「グループ・ネクサス(悪性リンパ腫患者・家族連絡会)」のウェブサイトをチ...

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子供との安らぎの場を提供し母親を助け、成長を見守る

2008年3月

「せっかく、子供に外出許可が出たのに、大好きなハンバーグをつくってあげることもできない」 「ホテル暮らしは落ち着かないし、宿泊費がかさんでやっていけない」 「1人で泣くことができる場所がほしい」 ――がんをはじめとする子供たちの難病は、同時に母親にとっても深刻な状況の到来を意味している。なかでも地方から東京の病院に入院している場合には、母親たちを取り巻く環境は過酷そのものだ。 とく...

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世界に誇れる「東京発」のがん対策プランづくりに邁進する

2008年2月

年の瀬も近づく2007年12月中旬。奇しくも赤穂浪士討ち入りの日に3人の女性グループが、東京都議会を訪ね、厚生委員会に所属する各党議員に熱弁を振るい続けた。 東京のがん対策が日本の医療を変える NPO法人 ブーゲンビリア理事長の 内田絵子さん 「日本はアメリカをしのぐ医療先進国のはずではありませんか。その日本の首都の東京のがん対策がこれでは、あまりにもお粗末すぎるのではないでしょうか。このがん...

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