スキルス性胃がん。骨転移の治療法について
2005年6月
4期のスキルス性胃がんと診断され、TS-1(一般名テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム)で治療をしていましたが、最近背骨への転移が見つかりました。抗がん剤が効いていないとの判断でカンプト(一般名イリノテカン)に変えましょうと提示を受けましたが、効果が出ないかもしれないとのことで、緩和ケアへの移行もほのめかされています。根治は無理だと思いますが、なんとか長く生きられる効果的な治療を教えて下さい...
2005年6月
4期のスキルス性胃がんと診断され、TS-1(一般名テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム)で治療をしていましたが、最近背骨への転移が見つかりました。抗がん剤が効いていないとの判断でカンプト(一般名イリノテカン)に変えましょうと提示を受けましたが、効果が出ないかもしれないとのことで、緩和ケアへの移行もほのめかされています。根治は無理だと思いますが、なんとか長く生きられる効果的な治療を教えて下さい...
2005年6月
2004年暮れに胃の全摘術を受けました。3b期でした。ひと月ほど前から嘔吐をするようになり、検査で小腸と大腸の複数箇所に狭窄が見られる腹膜転移だということです。手術は狭窄が多いことからできず、タキソール(一般名パクリタキセル)を月に2回投与するそうです。しかし、インターネットなどを見ていると、腹膜転移に使用している例が余り見つからず、この治療で良いのか不安を感じています。(愛知県 女性 65歳)A...
2005年6月
子宮頸がんの1b期と診断され、治療として「広汎子宮全摘出術*と骨盤リンパ節郭清をして、術後の病理診断でリンパ節転移があれば、放射線治療や化学療法を追加する。術後、排尿障害や足の浮腫がでることがある」と説明されました。実はすでに出産後から尿漏れがあり、治療後日常生活に支障をきたさないか心配です。患者仲間から「排尿障害が出ないように神経温存手術をする医師もいる」と聞きました。これはどんな手術ですか。(...
2005年6月
子宮頸がん2期との診断で、主治医からは「広汎子宮全摘出術、リンパ節は傍大動脈まで郭清する」と言われました。立ち仕事をしているので、リンパ浮腫などの後遺症が心配です。「放射線治療も手術と治療成績が同じ」と聞き、主治医に相談したところ、「下血や、腸に穴が開いたりと手術より怖い後遺症がありお勧めできない」と言われました。本当でしょうか。(愛知県 女性 49歳)A 1b期及び2a期の治療成績はほぼ同等子宮...
2005年6月
子宮体がんの1期だろうと言われ、「準広汎子宮全摘出術、骨盤内のリンパ節を郭清する」という説明を受けています。着物を着るのと海外旅行が生きがいで、リンパ浮腫にはできることならなりたくありません。リンパ節の郭清は、しないわけにはいかないのでしょうか。何かよい方法はないでしょうか。(大阪府 女性 53歳)A 組織型や浸潤の程度でリスクを勘案し決定する子宮体がんの標準的手術は単純子宮全摘出術、両側付属器切...
2005年6月
卵巣のう腫で、片側の卵巣はすでに摘出しています。残りの卵巣も摘出すると言われて、卵巣の欠落による症状が心配です。卵巣を温存するかどうか、医師によってばらつきがあると聞いたこともあります。温存できるかどうかの判断基準は何でしょうか。(東京都 女性 37歳)A 悪性なら全摘、良性であれば可能な限り卵巣を残す切除する卵巣腫瘍が良性なら腫瘍のみを切除して、正常な卵巣の組織を温存することは可能です。良性の腫...
2005年5月
66歳の父のことで相談します。3年前に肝細胞がんと診断され、エタノール注入療法を受けましたが、肝臓に2回再発し、そのたびにエタノール注入を受けました。しかし先日、また新たに肝臓にがんが確認されました。3回目の再発です。今回もエタノール注入で治療をすると言われましたが、これがいちばんよい治療なのでしょうか。また、再発予防として有効な治療はあるでしょうか。(東京都 41歳 女性)A ラジオ波焼灼療法も...
2005年5月
肝硬変との診断を受け、その後カテーテルを入れて検査をしたところ、3センチの肝細胞がんであることがわかりました。手術で切除するか、ラジオ波焼灼療法を受けるか、どちらかを選ぶように主治医に言われましたが、とても迷っています。それぞれのメリットやデメリット、治療成績を教えて下さい。(愛知県 62歳 男性)A どちらの治療成績もほぼ同程度「Q:肝臓がん手術の危険性は?ほかの治療法は?」のお答えとも関連しま...
2005年5月
55歳の兄のことで相談します。兄はC型肝炎で、定期的に検査を受けていましたが、先日、2センチほどの大きさの肝がんが1つ見つかりました。手術は可能なようですが、手術後に肝不全を起こす可能性があり、その場合は肝移植も検討すると言われました。手術の危険性はどの程度あるのでしょうか。超音波による画像診断ができない位置にあるため、エタノールの注入療法はできないそうです。手術をしない場合、ほかにはどのような治...
2005年5月
83歳の母が小細胞肺がんの告知を受けました。肝臓とリンパ節、骨に転移があります。カルセド(一般名アムルビシン)の投与を受けましたが、効果はあまりなく、骨転移による背中の痛みが出てきました。現在は治療を一時中断していますが、次はカンプト(一般名イリノテカン)を使うそうです。体力的な問題のため、強い治療は行えないとも言われました。ほかにはどんな抗がん剤があるのでしょうか。(東京都 女性 61歳)A ハ...