71歳の父。終末期の治療法選択について
2005年5月
2004年春、71歳の父が急性骨髄性白血病と宣告されました。約2カ月間の抗がん剤の治療を受けて寛解には至らなかったものの、退院しました。しかし、先月再入院しました。白血球が800/ミリ立方メートル程度しかなく、その90パーセントが白血病細胞であるとのことです。担当医の話では、抗がん剤治療を受けても、うまくいって余命2カ月ほどとのことです。また、体も弱っているため、治療で命を落とすこともあると言いま...
2005年5月
2004年春、71歳の父が急性骨髄性白血病と宣告されました。約2カ月間の抗がん剤の治療を受けて寛解には至らなかったものの、退院しました。しかし、先月再入院しました。白血球が800/ミリ立方メートル程度しかなく、その90パーセントが白血病細胞であるとのことです。担当医の話では、抗がん剤治療を受けても、うまくいって余命2カ月ほどとのことです。また、体も弱っているため、治療で命を落とすこともあると言いま...
2005年5月
45歳の夫が急性骨髄性白血病と診断されました。病型はM1(急性骨髄芽球性白血病)らしいとのことです。抗がん剤治療を受けて寛解*になりました。現在、体内に残存する白血病細胞を駆逐するための地固め療法を受けています。移植の適応になるとのことで、今後、移植を行う話も進行中です。幸い、兄弟にフルマッチのドナーが見つかりましたが、移植には同種骨髄移植と末梢血幹細胞移植とがあるようです。どちらがよいのか迷って...
2005年5月
数年前に左乳房にがんが見つかり、全摘手術を受けました。腋窩(わきの下)リンパ節に転移があり、主治医からホルモン療法、または抗がん剤治療を勧められています。私は31歳で、これから出産も考えているので、抗がん剤治療はためらっています。どうしたらよいでしょうか。(長野県 女性 31歳)A 年齢にもよるが、閉経する確率は50%程度術後の補助療法にはホルモン療法と抗がん剤による化学療法とがあります。術後の乳...
2005年5月
右乳房に4センチ大のがんが見つかり、全摘(リンパ節転移あり)しました。術後に放射線治療とゾラデックス、ノルバデックス(一般名タモキシフェン)の治療を受けていますが、ゾラデックス注射の値段が高く、困っています。このことも含めて、セカンドオピニオンを求めると「あまりお勧めはできないが卵巣に放射線を当てて卵巣機能を断つ方法もある」と教えられました。私は、もう子供を産む気がないので、この治療で同じ効果であ...
2005年5月
62歳の兄のことで相談します。非小細胞がんと診断され、右肺の上葉とリンパ節を切除する手術を受けました。手術後の顕微鏡検査の結果、病期は3a期と言われました。今後は、抗がん剤と放射線で治療するそうですが、インターネットなどで調べたら、手術後には放射線治療を行わないほうがよいという記述を目にしました。手術後の放射線治療は、受けたほうが良いのでしょうか。(栃木県 女性 59歳)A リンパ節に広がっている...
2005年5月
大きさ5センチの肺腺がんと診断されました。がんはリンパ節にも広がっていましたが、ほかの臓器へは転移していませんでした。ブリプラチン(一般名シスプラチン)+ナベルビン(一般名ビノレルビン)の化学療法の後に手術を行う予定でしたが、化学療法を始めてしばらくしてから血管への浸潤が判明したため、手術は難しいと言われました。できれば手術を希望しています。もしできないのであれば、今受けている化学療法を続けるのが...
2005年4月
肛門から3センチのところに直腸がんがあると診断されました。主治医からは「肛門を残しても便が漏れたりすることもあるため、肛門も含めて切除して、人工肛門にしたほうがよい」と言われました。しかし、ある雑誌で「最近では肛門から2センチまでなら肛門を残すことができる」いう記事を読みました。担当医に話すと「再発のリスクが高くなるからやめたほうがよい」と言われました。私は、人工肛門は避けたいと思っています。再発...
2005年4月
大腸とリンパ節の切除を受け、ロイコボリン(一般名ロイコボリンカルシウム)とUFT(一般名テガフール・ウラシル)で治療を受けていましたが、最近、腫瘍マーカーが少しずつ上昇して耐性がついてきたようです。そこで、お聞きしたいのですが、この2剤にカンプト(一般名イリノテカン)を加えれば効果が期待できるのでしょうか。それとも、カンプト単剤で使用したほうがよいのですか。また、最近、効果が高いといわれるエルプラ...
2005年4月
63歳になる母が大腸がんの2期と診断され、腸を切ってつなぐ手術を行いました。病理検査の結果、リンパの一部に転移(転移の程度1~4群のうち最も程度の軽い1群)が確認されたとのことです。今後、術後補助化学療法で5-FU(一般名フルオロウラシル)の投与を受けながら定期検診を受けるか、何もせずに定期検診を受けるか選択を迫られています。担当医の話では、受けたほうが再発は少しだけ抑えられるが、あとは経済的なこ...
2005年4月
2期の大腸がんで結腸の切除を受けましたが、最近になり、肝臓に転移がみつかり、肝動注療法を受けました。その後、あるホームページに「海外のいくつもの無作為比較試験で大腸がんの肝転移に対する肝動注療法と全身化学療法を受けたグループの治療成績を比べると、生存期間に有意差はなかった」との記述があり、ショックを受けています。これは本当でしょうか。また、本当だとしたら私が受けた治療は意味がないものなのでしょうか...