子宮頸がんの1b期と診断。治療後の排尿障害が心配
2005年6月
子宮頸がんの1b期と診断され、治療として「広汎子宮全摘出術*と骨盤リンパ節郭清をして、術後の病理診断でリンパ節転移があれば、放射線治療や化学療法を追加する。術後、排尿障害や足の浮腫がでることがある」と説明されました。実はすでに出産後から尿漏れがあり、治療後日常生活に支障をきたさないか心配です。患者仲間から「排尿障害が出ないように神経温存手術をする医師もいる」と聞きました。これはどんな手術ですか。(...
2005年6月
子宮頸がんの1b期と診断され、治療として「広汎子宮全摘出術*と骨盤リンパ節郭清をして、術後の病理診断でリンパ節転移があれば、放射線治療や化学療法を追加する。術後、排尿障害や足の浮腫がでることがある」と説明されました。実はすでに出産後から尿漏れがあり、治療後日常生活に支障をきたさないか心配です。患者仲間から「排尿障害が出ないように神経温存手術をする医師もいる」と聞きました。これはどんな手術ですか。(...
2005年6月
子宮頸がん2期との診断で、主治医からは「広汎子宮全摘出術、リンパ節は傍大動脈まで郭清する」と言われました。立ち仕事をしているので、リンパ浮腫などの後遺症が心配です。「放射線治療も手術と治療成績が同じ」と聞き、主治医に相談したところ、「下血や、腸に穴が開いたりと手術より怖い後遺症がありお勧めできない」と言われました。本当でしょうか。(愛知県 女性 49歳)A 1b期及び2a期の治療成績はほぼ同等子宮...
2005年6月
子宮体がんの1期だろうと言われ、「準広汎子宮全摘出術、骨盤内のリンパ節を郭清する」という説明を受けています。着物を着るのと海外旅行が生きがいで、リンパ浮腫にはできることならなりたくありません。リンパ節の郭清は、しないわけにはいかないのでしょうか。何かよい方法はないでしょうか。(大阪府 女性 53歳)A 組織型や浸潤の程度でリスクを勘案し決定する子宮体がんの標準的手術は単純子宮全摘出術、両側付属器切...
2005年6月
卵巣のう腫で、片側の卵巣はすでに摘出しています。残りの卵巣も摘出すると言われて、卵巣の欠落による症状が心配です。卵巣を温存するかどうか、医師によってばらつきがあると聞いたこともあります。温存できるかどうかの判断基準は何でしょうか。(東京都 女性 37歳)A 悪性なら全摘、良性であれば可能な限り卵巣を残す切除する卵巣腫瘍が良性なら腫瘍のみを切除して、正常な卵巣の組織を温存することは可能です。良性の腫...
2005年6月
67歳の父が食道がんと診断されました。肝臓とリンパ節に転移のある4期だそうです。現在、5-FUとランダによる治療を受けています。主治医は今後、放射線治療も行って、効果が見られれば、食道と肝臓の切除手術をすることを考えているそうです。しかし、父のようにがんが進行している状態で、このような大がかりな手術を受けても問題ないのでしょうか。また、手術による治癒の可能性はどの程度あるのでしょうか。(北海道 4...
2005年6月
58歳の母のことで相談します。先日、食道下部のがんと診断されました。がんの大きさは6センチで、ほかの部位への転移はなく、ステージは2です。主治医からは、手術か、放射線+抗がん剤による治療のどちらかを選ぶことを勧められています。体への負担ができるだけ軽い治療にしたいので、手術は避けようと思います。抗がん剤を使わず、放射線単独では治らないでしょうか。(新潟県 34歳 女性)A 手術を選ばないのであれば...
2005年6月
食道がんの3期と診断され、受けた手術は幸い成功しました。主治医の先生から、今後、抗がん剤治療をしたほうがよいと言われましたが、副作用などが心配なため、できれば受けたくないのですが…。(福岡県 60歳 男性)A 術後の化学療法を行ったほうが再発率が下がる3期の食道がんというと、リンパ節に転移があります。リンパ節に転移のある食道がんの場合、手術の後に抗がん剤の補助療法を加えたほうが、再発予防効果がある...
2005年5月
66歳の父のことで相談します。3年前に肝細胞がんと診断され、エタノール注入療法を受けましたが、肝臓に2回再発し、そのたびにエタノール注入を受けました。しかし先日、また新たに肝臓にがんが確認されました。3回目の再発です。今回もエタノール注入で治療をすると言われましたが、これがいちばんよい治療なのでしょうか。また、再発予防として有効な治療はあるでしょうか。(東京都 41歳 女性)A ラジオ波焼灼療法も...
2005年5月
肝硬変との診断を受け、その後カテーテルを入れて検査をしたところ、3センチの肝細胞がんであることがわかりました。手術で切除するか、ラジオ波焼灼療法を受けるか、どちらかを選ぶように主治医に言われましたが、とても迷っています。それぞれのメリットやデメリット、治療成績を教えて下さい。(愛知県 62歳 男性)A どちらの治療成績もほぼ同程度「Q:肝臓がん手術の危険性は?ほかの治療法は?」のお答えとも関連しま...
2005年5月
55歳の兄のことで相談します。兄はC型肝炎で、定期的に検査を受けていましたが、先日、2センチほどの大きさの肝がんが1つ見つかりました。手術は可能なようですが、手術後に肝不全を起こす可能性があり、その場合は肝移植も検討すると言われました。手術の危険性はどの程度あるのでしょうか。超音波による画像診断ができない位置にあるため、エタノールの注入療法はできないそうです。手術をしない場合、ほかにはどのような治...