経過観察を提案されたが、治療の介入はいつ?
2016年7月
51歳の夫は尿が出にくいと訴え、検査を受けたところPSA(前立腺特異抗原)値が高く、生検で10カ所中4カ所にがんがあるとの診断を受けました。しかし、「がんの大きさもごくわずかだし、悪性度も低いのでしばらく経過観察をして、1年から半年かけて治療をしていきましょう」と言われました。夫婦で子どもが欲しいと願っているのですが、それを待っているとがんが進行しそうで心配です。どのような状態になったら治療を開始...
2016年7月
51歳の夫は尿が出にくいと訴え、検査を受けたところPSA(前立腺特異抗原)値が高く、生検で10カ所中4カ所にがんがあるとの診断を受けました。しかし、「がんの大きさもごくわずかだし、悪性度も低いのでしばらく経過観察をして、1年から半年かけて治療をしていきましょう」と言われました。夫婦で子どもが欲しいと願っているのですが、それを待っているとがんが進行しそうで心配です。どのような状態になったら治療を開始...
2016年7月
70歳の義父が前立腺がんと診断され、ロボット支援手術を受けることになりました。ただ、手術は3カ月も先になるとのことで、その間何かできないものかとネット検索したところ、同じような状況の方が手術前に男性ホルモン除去療法(ADT)を受けられたとありました。今の病院では、手術前に治療をする話は出ていないのですが、ADTをするメリットはありますか。父のグリソンスコア(GS)は5+4です。(45歳 男性 長野...
2016年6月
乳がんと診断され、がんが大きかったのでまず化学療法を行いました。その結果、6cmあったしこりが2cm弱になり、右乳房の全摘出術を受けました。リンパ節転移はなかったのですが、術後の放射線治療は必要でしょうか。また、放射線治療では、皮膚が火傷をしたようになるのでしょうか。(40歳 女性 神奈川県)A 化学療法前の大きさで判断するのが一般的板橋中央総合病院外科医師の上野貴史さん乳房切除術を受けた患者さん...
2016年6月
母(73歳)が炎症性乳がんと診断されました。見つかったときは、すでに肺に転移していて、化学療法(*タキソール)を行ったのですが、あまり効果が見られませんでした。今後はどのような治療法になるのでしょうか。化学療法以外の治療法はありますか。ホルモン受容体は陽性、HER2は陰性です。母の年齢を考えると心配でなりません。(45歳 女性 北海道)A アバスチンの併用療法。放射線治療の検討も板橋中央総合病院外...
2016年6月
75歳の母の乳がんについての相談です。乳がんの大きさは約2cm、ホルモン受容体は陽性、HER2陽性、リンパ節転移はありませんでした。術後の化学療法についてですが、*タキソール+*ハーセプチンの併用療法を提案されています。母はアレルギー性喘息のため、一時的に発作を起こすことがあり、タキソールの副作用の1つにアレルギー症状があると聞いて心配しています。正しい治療法でしょうか。(45歳 女性 北海道)A...
2016年6月
2014年に甲状腺乳頭がん(大きさ4.5cm)と診断され、甲状腺を全摘。その後、放射性ヨウ素内服による治療を受けました。昨年(2015年)8月に頸部リンパ節への転移が明らかとなり、CT検査で肺にも転移していることがわかりました。その後、頸部リンパ節の手術を行い、肺転移については放射性ヨウ素大量療法を行いましたが、あまり効果はありませんでした。主治医からは今後、薬による治療も含めた計画を立てることに...
2016年6月
父(74歳)が甲状腺未分化がんと診断されました。肺にも転移しており、主治医からは余命3カ月と告げられました。治療方針として①緩和治療、②放射線療法や化学療法での治療があり、どちらを選ぶか家族で話し合って下さいと言われています。放射線療法や化学療法で、効果は認められるのでしょうか。また最近、新しい分子標的薬が承認されたと聞きましたが、父に使うことはできないのでしょうか。(46歳 女性 香川県)A レ...
2016年6月
子宮頸がん検診に行ったところ、クラスⅢ(III)bと診断され、組織診の結果もクラスⅢ(III)bで高度異形成と言われ、円錐切除術を受けた結果、病期Ⅰ(I)a1期の子宮頸がんと診断されました。主治医からは、①病期がⅠ(I)a2期からは子宮摘出を勧めていること②未婚であること――という理由から、すぐに子宮摘出はせずに、しばらくは経過観察するという説明を受けました。将来的に子どもを欲しい気持ちもあります...
2016年6月
今年(2016年)2月に子宮頸がんで、子宮全摘出術+リンパ節郭清術を受けましたが、その後出血が1カ月近く続いています。手術後に、こうした出血が続くことはあるのでしょうか。手術ミスなど、色々考えてしまいます。(39歳 女性 千葉県)A 術後合併症と関連しているかの確認を東京大学大学院医学系研究科産婦人科学講座生殖腫瘍学准教授の織田克利さん個人差があるものの、多くの患者さんに多少の術後出血は見られます...
2016年6月
近々、高度異形成のために子宮頸がんの円錐切除術を受ける予定です。医師の話では、入院期間は2泊3日程度と聞いていますが、退院後すぐに普通の生活に戻れるものでしょうか。現在美容師として働いており、仕事中は立ちっぱなしで、職場にも相談をしなければと思っています。円錐切除後の体の回復は一般的にどのような感じなのでしょうか。(34歳 女性 大阪府)A ハードな立ち仕事には考慮が必要東京大学大学院医学系研究科...