食道再建手術後、食事が摂れない
2014年4月
昨年、父が食道がんのⅡ期で手術を受けました。胃を持ち上げ、胸壁前経路という方法で食道再建を行いました。幸い、がんを取りきることができ順調なのですが、手術後2カ月が経っても食事がほとんど摂れず、手術後7キロも減量してしまいました。非常に心配です。食事時の症状は、飲み込んでもつかえる、また、飲み込めても逆流しがちで胸やけがひどいというものです。食事が上手に摂れるよう、なにか良いアドバイスをいただけます...
2014年4月
昨年、父が食道がんのⅡ期で手術を受けました。胃を持ち上げ、胸壁前経路という方法で食道再建を行いました。幸い、がんを取りきることができ順調なのですが、手術後2カ月が経っても食事がほとんど摂れず、手術後7キロも減量してしまいました。非常に心配です。食事時の症状は、飲み込んでもつかえる、また、飲み込めても逆流しがちで胸やけがひどいというものです。食事が上手に摂れるよう、なにか良いアドバイスをいただけます...
2014年4月
早期の食道がんがわかり、内視鏡による粘膜切除を行いましたが、切除後、細胞を調べたところがんが粘膜より深く入り込んでいることがわかったそうです。今後は手術や化学放射線療法なども視野に入れて治療を行うということです。当初、早期で内視鏡だけで済むと思っていたので、非常にショックです。これは、がんの進行が早いということなのでしょうか?(61歳 男性 群馬県)A 内視鏡的治療後は病理で確定診断。必ずしも進行...
2014年4月
精巣腫瘍で*タキソールによる抗がん薬治療を受けた夫のことでうかがいます。治療が一段落して3カ月が経つのですが、副作用の手足のしびれが日に日に悪化しています。抗がん薬投与中には、単なるしびれの症状だったのですが、今は痛くて眠れない状態です。手先足先の感覚もないため、歩行中に転んだり、お箸がうまく持てません。この程度の症状については体験者からも話を聞いていたので想定内でしたが、激痛で、もがき苦しむ時間...
2014年4月
セミノーマの手術を受けました。その結果の診断では、病期はⅠbとのことでした。再発を予防するための後腹膜照射は受けたほうがいいのでしょうか。(50歳 男性 神奈川県)A 2次がんを避けるため行わない獨協医科大学越谷病院泌尿器科准教授の新井 学さんセミノーマはどんなに進行していても、正しい治療を受ければ基本的には治る病気です。手術後に適切な経過観察を行い、転移がわかった時点で抗がん薬治療を行えば、ほぼ...
2014年4月
2日前に病院での検査を受けた父ですが、精巣腫瘍を患っていることがわかりました。今後は、転移があるかを調べる検査を1週間後に、手術を2週間後にすることになりました。ところが、インターネットでがん情報のサイトを見ると、「腫瘍の発見後は、数日内に手術すべき」と書かれていたのです。2週間後の手術では遅すぎるのではないかと心配です。(25歳 女性 神奈川県)A 2次がんを避けるため行わない獨協医科大学越谷病...
2014年4月
65歳の夫が手術予定で、発声に関係する神経(反回神経)へのがんの*浸潤の具合によっては切断するかもしれないと言われたそうです。神経を切断すると声はなくなるのですか?夫に訊いてもよくわかりません。その質問とは直接関係ないかもしれませんが、以前、杉谷先生はこの雑誌で「反回神経を残せるポイントは声帯に麻痺があったかどうか」と答えておられます。麻痺があったかは自覚症状で調べるのですか?夫は訊かれても自信は...
2014年4月
他の疾患の検査中、偶然、結節性病変(甲状腺結節)が見つかり、様子を見るといわれていますが、がん化の心配はないのか不安です。結節性病変に対してTSH(甲状腺刺激ホルモン)抑制治療があるとか――。どんな治療でどれくらいの期間受ければ良いのですか? 副作用は?(42歳 女性 福岡県)A がん化の心配はなし 治療目的は腫瘍の縮小日本医科大学付属病院内分泌外科准教授の杉谷 巌さんまず心配していらっしゃる甲状...
2014年4月
濾胞がんの疑いがあるが、良性の腺腫かもしれない、と言われました。細胞診でもわからないことがあるのですか? 杉谷先生は「経験的に濾胞がんが疑わしい場合は手術を勧めますし、そうでない場合には経過を見ることが多い」と言われていますが、どんな所見があれば疑わしいと判断されるのですか?(59歳 男性 山梨県)A 被膜の状態や 血流の様子など日本医科大学付属病院内分泌外科准教授の杉谷 巌さん甲状腺がんの多くは...
2014年3月
8年前に乳房温存術を行いました。その3年後に10個のリンパ節を郭清し、ホルモン療法(ルミナルB)を行ってきました。先日、残りのリンパ節に転移が認められましたが、腕神経叢を圧迫しているためほとんど握力がない状態で、動脈血管を噛んでいるので手術はできないと言われました。他臓器への転移はありませんが、潰瘍性大腸炎も患っています。現在は鎮痛薬(*オキシコンチン)を内服しています。今後の治療法を教えてくださ...
2014年3月
*FEC療法(術前化学療法)後に左乳房小葉がん全摘+腋窩リンパ節郭清術を受けました。皮膚と乳頭に浸潤があり、リンパ節8カ所に転移がありました(ホルモン陽性・HER2陰性)。術後に、放射線治療とホルモン療法(*ノルバデックス)に入りましたが、PET検査で左腋窩から左鎖骨窩にかけて淡い集積が見つかり*フェマーラに薬剤を変えました。現在もホルモン療法(*フェアストン)を継続中ですが、術前化学療法時から腫...