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連載

再発難治性急性リンパ性白血病の画期的治療法 CAR-T細胞療法とは 小島勢二 × リカ・アルカザイル × 鎌田 實 (後編)

2016年7月

「最先端医療を安価に」を合言葉に「名古屋小児がん基金」が発足 小島さんが勤める名古屋大学と、イラク人医師リカさんが学んだ信州大学が共同で開発した、安くて安全なCAR-T細胞療法が、白血病患者さんに福音をもたらす治療法として注目され、認可が待たれている。その治療法をリードしている小島さんに、鎌田さんが最新の治療法や検査法などに対する期待と展望を聞いた。 小島勢二さん「CAR-T細胞療法のお陰でこれま...

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腫瘍内科医のひとりごと 67 「なさけない禁煙対策」

2016年7月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 Bさん(65歳女性、喫煙歴40年)は診察室に入ってきて、身体中からタバコの臭いを振りまきながら私に訴えます。「肺の精密検査が必要といわれてこの病院に来ましたが、呼吸器内科のS医師はひどいです。タ...

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がん哲学外来 26 今月の言葉「人生に疲れたら墓地に行ってみよう」

2016年7月

がんになってすべてが悪い方向にN・Tさん 56歳男性/会社員/東京都 Q がんになってから、私の人生の歯車がまったくかみ合わなくなりました。昨年の春、会社の健診で早期の大腸がんが見つかり、すぐに切除手術を受けました。幸い、予後は順調で仕事にも復帰できました。しかし、再発のリスクを考えると、やはり気が重く、何をやるにも積極的になれません。自分でもそれではいけないと思いながら、ちょっとしたことで腹をた...

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ドイツがん患者REPORT 21 「再びルイーゼのために」

2016年7月

「懲りずに夢を見ながら」ロックギタリストを夢みてドイツに渡った青年が生活に追われるうち大腸がんに‥ 6年前の直腸がん手術から2度の転移。今も抗がん薬治療中のドイツ在住の小西雄三さん。去年若くして亡くなったルイーゼのために再びライプチヒへ演奏に。       再びライプチヒへ 6月3日は、ルイーゼの命日。ドイツでは命日には家族や親しかった人が墓に参り、花を捧げるのが一般...

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遺伝子を検査することで白血病の治療成績は向上します 小島勢二 × リカ・アルカザイル × 鎌田 實 (前編)

2016年6月

白血病の子どもの生存率を100%に近づけるために鎌田さんが代表を務めるJIM-NET(NPO 日本イラク医療支援ネットワーク)がイラクの白血病の子どもたちの支援を行っているのは周知の事実だが、信州大学で遺伝子検査を学んだイラクの医師、リカ・アルカザイルさんと、「名古屋小児がん基金」を5月に発足させた名古屋大学名誉教授の小島勢二さんに、東京・高田馬場のオフィスで、白血病治療から医療支援まで、大いに語...

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「糖質」の摂取が、がんに一番悪いと思います 福田一典 × 鎌田 實 (後編)

2016年5月

がんにも認知症にも糖尿病にもならないで体脂肪も落とせる「ケトン食」とは がん細胞へのブドウ糖の補給を絶つ「ケトン食」で、がん医療に新たなアプローチをしている銀座東京クリニック院長の福田一典さん。今月号では、がん患者さんに適したケトン食の具体例や、ケトン食はがん予防にも効果があるらしいという興味深い話も伺った。 福田一典さん「がんの場合は、ケトン体を上げることが一番のポイントです」ふくだ かずのり1...

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「ケトン食」はがん患者への福音になるか? 福田一典 × 鎌田 實 (前編)

2016年4月

進行・再発リスクの高いがん患者さんに延命効果があるとされる「中鎖脂肪ケトン食」とは 来院する患者さんの99%が、がん患者さんだという銀座東京クリニック院長の福田一典さんは、東洋医学的な立場からがん医療にアプローチしている医師だが、3年前に出した『ブドウ糖を絶てばがん細胞は死滅する!』が根強い支持を受けている。いま改めて注目を集める「ケトン食」とは何か、2号にわたり鎌田さんが福田さんに聞いた。 福田...

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こんなに望んでくれていたら、生きなきゃいけない 阿南里恵 × 鎌田 實

2016年3月

仕事が楽しくて仕方なかった23歳のとき、子宮頸がんを宣告されたらベンチャーのマンション販売会社で颯爽と働き始めた23歳のOLが、ある日、突然、子宮頸がんを宣告され、術前化学療法のあと、子宮全摘手術を受けることに――。現在、がん患者さんへの啓蒙活動をボランティアで行っている阿南里恵さん。術後11年、鎌田さんと闘病生活の苦悩について語り合ってもらった。 阿南里恵さん「20代で子宮を失うことは人生が変わ...

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人間は死ぬ瞬間まで生きています 柳 美里 × 鎌田 實

2016年2月

東日本大震災後、南相馬に移り住んだ芥川賞作家の波乱に富んだ半生昨年10月下旬、福島県南相馬市で「海と山の結婚式~草花をまとって自然を祝福しよう~」というイベントが開かれた。芥川賞作家の柳 美里さんと、本欄のホスト・鎌田さんが、同イベントに参加すると聞き、普段から交流があるお2人に、お互いの境遇から、柳さんの今は亡き彼とのがん闘病の顛末など、しみじみと語り合ってもらった。 柳 美里さん「余命という言...

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「鎌田 實の諏訪中央病院へようこそ!」医療スタッフ編――患者さんが幸せに生きてもらうための「あたたかながん診療」を目指して

2016年1月

諏訪中央病院名誉院長の鎌田 實さん鎌田さんが名誉院長を務める諏訪中央病院は、緩和ケアに力を入れている病院としても知られている。前号では鎌田さんに、緩和ケア病棟の患者さんや、病院を支えるグリーンボランティアの人たちを紹介いただいたが、今号では緩和ケア病棟に携わる医療スタッフに、諏訪中央病院が目指す緩和医療の在り方について語り合ってもらった。かまた みのる 1948年、東京に生まれる。1974年、東京...

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