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連載

「鎌田 實の諏訪中央病院へようこそ!」患者・ボランティア編――植物の生きる力が患者さんに希望を与えている

2015年12月

諏訪中央病院名誉院長の鎌田 實さん初秋のさわやかな風が吹きわたる、長野県茅野市の諏訪中央病院――。「がんばらない&あきらめない対談」のホスト役、鎌田實さんはこの病院の名誉院長である。この日は、この対談の特別版として、鎌田さんに緩和ケア病棟を案内してもらいながら、そこに関わるボランティアや患者さん、医師らと語り合ってもらった。題して「鎌田實の諏訪中央病院へようこそ!」その患者・ボランティア編をお届け...

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抗がん薬の患者さんに対するメリットはデメリットを上回る 大場 大 × 鎌田 實 (後編)

2015年11月

「近藤誠理論徹底批判」の 外科医で腫瘍内科医の著者が説く「がんとの賢い闘い方」がん患者さんに正しい知識を持ってもらい、納得できるがん治療に取り組んでほしいとの思いから、『がんとの賢い闘い方――「近藤誠理論」徹底批判』(新潮新書)を出した外科医・腫瘍内科医の大場大さんと、「がんばらない&あきらめない」の鎌田さんの対談後編は、がん患者さんを叱咤激励する内容となった。 大場 大さん「がん治療の選択は医師...

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間違った情報・考え方に対応できる批判的手法を持つことが大切 大場 大 × 鎌田 實 (前編)

2015年10月

「近藤誠理論徹底批判」の 外科医で腫瘍内科医の著者が説く「がんとの賢い闘い方」8月半ばに『がんとの賢い闘い方 「近藤誠理論」徹底批判』(新潮新書)を出した外科医・腫瘍内科医の大場大さん。このところ、「週刊新潮」や「週刊文春」誌上でも、これまで「がんと闘うな」「がんは放置しろ」などと主張してきた近藤誠氏の批判を展開している。鎌田さんが近藤氏批判の背景を問い質した。 大場 大さん「近藤氏の言論活動がひ...

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政治も健康も「あきらめない」精神でがんばりたい 小沢一郎 × 鎌田 實

2015年9月

甲状腺がん、狭心症を乗り越え日本の政治をリードしてきた男の「あきらめない」精神かつては自民党幹事長、民主党代表として永田町をリードした小沢一郎さんも、すでに73歳。議員2年目には甲状腺がんの手術を、次期首相最有力と見られていたときには狭心症の治療を受けながら、政治の表舞台を歩いてきた小沢さんに、鎌田實さんが「日本はどうなるのか」を単刀直入に聞いた。 小沢一郎さん「いまの日本の状況は、僕が大変なので...

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遺伝性がんの予防的切除は保険適用にしてほしい 太宰牧子 × 鎌田 實

2015年8月

遺伝性乳がんを発症し、遺伝性乳がん・卵巣がん当事者の会を立ち上げた主婦の願い2年前、ハリウッド女優アンジェリーナ・ジョリーが遺伝性がんに配慮して乳房を摘出したことは、世界的なニュースとなったが、昨年5月、日本に遺伝性乳がん・卵巣がん当事者の会「クラヴィス(鍵)アルクス(虹)」が誕生した。自ら遺伝性乳がんの患者さんで、左乳房を全摘している太宰牧子代表に、鎌田さんが会設立の経緯などを聞いた――。 太宰...

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「ナノマシン」が体内を循環し、診断・治療することができるように 片岡一則 × 鎌田 實 (後編)

2015年7月

「ナノマシン」でがん治療に革命を起こす東京大学教授の新たな挑戦がん治療における〝超新薬〟とも言うべき「ナノマシン」開発のリーダー、東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻教授の片岡一則さんに、鎌田さんが前号に引き続き、「ナノマシン」の将来展望について掘り下げた。驚いたことに、「ナノマシン」はがん治療のみならず、再生医療、認知症、動脈硬化などにも大きく貢献するという――。 片岡一則さん「乳がん治...

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「ナノマシン」はがん細胞にとって「トロイの木馬」のようなもの 片岡一則 × 鎌田 實 (前編)

2015年6月

がん細胞にピンポイントで抗がん薬を投与する「ナノマシン」はがん医療に革命を起こせるか東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻の片岡一則教授が、がん医療に革命を起こそうとしている。ナノ技術を応用した「ナノマシン」により、がん細胞にピンポイントで抗がん薬を投与するシステムを開発し、治験の最終段階に入っているのだ。がん患者さんに福音をもたらす「ナノマシン」――鎌田さんが2回にわたって聞いた。 片岡一...

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がんと闘う免疫力を上げるには腸内環境を整えることが大切 辨野義己 × 鎌田 實

2015年5月

大便研究の第1人者が語る。がんを始めあらゆる病気の原因が腸内細菌と関係があるという驚き〝STAP細胞〟事件で耳目を集めた特別行政法人・理化学研究所で、全世界から8,500件からの大便を集めて、腸内細菌の役割を調べている特別招聘研究員がいる。その名も辨野義己(べんのよしみ)さん。腸には免疫細胞の6割が集中し、「21世紀は腸の時代」と力説する辨野さんに、鎌田さんが切り込んだ――。 辨野義己さん「動物性...

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自分と自分以外の生き物の連環を考えるようになりました 山口ミルコ × 鎌田 實

2015年4月

乳がん闘病記『毛のない生活』から2年、この度『毛の力』を上梓した元編集者の新たな生き方乳がんの抗がん薬治療の顛末を綴った『毛のない生活』の著者・山口ミルコさんが、昨年末、『毛の力 ロシア・ファーロードをゆく』という本を出した。タイトルは〝毛つながり〟だが、こんどは極東ロシアのタイガの森に棲むという、かつて高級毛皮として珍重されたクロテンを追い求める話だ。鎌田対談のゲストは2度目、話は大いに弾んだ。...

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たとえがんであっても生きてさえいればいい 並木秀之 × 鎌田 實

2015年3月

先天性脊髄分裂症の身で5つのがんを克服した元ファンドマネジャーの壮絶人生生まれつきの脊髄分裂症で、排泄に不自由する身でありながら、5つのがんを乗り越え、ファンドマネジャーとして活躍してきた、並木秀之さん。一時は資産38億の経営者となったかと思えば、一時は生活保護を受けたことも。その壮絶な生きざまを事も無げに語る並木さんに、鎌田實さんが迫った。 並木秀之さん「どんなつらいことでも、時が経つと忘れるん...

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