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連載

夢に向い、夢をかなえればがんを治す力が湧いてきます 「メッセンジャー」編集発行人・杉浦貴之/主婦・関水京子 × 鎌田 實

2013年6月

腎がんで余命半年宣告から生還した杉浦さん。それは決して奇跡ではなかった がん患者がフルマラソンを走る。ちょっと考えられないことだが、ホノルルマラソンを楽しみながら完走したがん患者さんたちがいる。自らがんを経験し、ホノルルマラソンを走った「メッセンジャー」の編集発行人の杉浦貴之さんが企画した、ホノルルマラソンツアーの参加者たちだ。主婦の関水京子さんは、子宮体がんの手術・抗がん薬治療の3カ月後に完走し...

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生きてる限りこのファッションスタイルを貫きたい 福祉美容師・篠田久男 × 鎌田 實

2013年5月

「篠田さんが元気になったら、1度、ボクの髪の毛をやってよ」の約束が果たせて 2年半前の本誌2010年10月号で、この対談に登場いただいた福祉美容師の篠田久男さん。悪性リンパ腫と闘う姿、苦労を積み重ねてきた人生に、ホストの鎌田さんが涙し、最後は感動的なハグで終わったことを憶えている読者もおられるだろう。そのとき2人が約束した、鎌田さんの髪のカットが実現した。シャキ、シャキという篠田さんのハサミの音と...

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がんになった今こそ伝えたいことがある。副作用対策、治療の充実、そして…… がんサポート編集発行人・深見輝明 × 鎌田 實

2013年4月

がんサポート編集人として10周年を迎えた矢先、自らがんと闘うことに がんサポートは今年、創刊10周年を迎え、さまざまな記念事業を企画していた。そんな昨年末、編集発行人としてがんサポートをリードしてきた深見輝明にがんが見つかった。年明け早々からがん研有明病院に検査入院した。盲腸がんから肝転移、肺転移、骨転移などが次々に明らかになり、抗がん薬治療に入った。しかし、それも順調には進まなかった。1月末に抗...

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必ずメキシコの砂漠を走ってやるという目標が精神的支えになりました 作家/映像ディレクター・戸井十月 × 鎌田 實

2013年3月

バイクで5大陸を走破した行動派作家が肺がんを宣告されたとき 団塊世代の作家/映像ディレクターの戸井十月さんは、バイクで世界の5大陸を走破するなど、行動派として知られている。「がんばらない」の鎌田實さんは、同い歳の戸井さんを、いつまでも「不良少年」を貫いている、憧れの存在として見てきた。そんな戸井さんが肺がんを宣告され、鎌田さんは居ても立ってもいられず、対談のゲストに呼んだ。 とい じゅう...

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「この病気と闘うぞ。絶対勝つぞ」 “根拠なき成功への確信” がありました 前宮城県知事・浅野史郎 × 鎌田 實

2013年2月

成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)をミニ移植で乗り切った、前宮城県知事の闘病の極意 1993年から、3期12年間にわたり宮城県知事を務め、現在は慶応義塾大学総合政策学部教授の浅野史郎さんは、2009年に成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)のミニ移植手術を受け、現在、徐々に仕事に復帰中である。ATLは白血病の中でも難治性が高い病気だといわれているが、浅野さんはミニ移植で何とか乗り切った。その背後には夫...

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細かいことを気にせず自分に合った生き方で日々を過ごしていけばいい 女優・大空眞弓 × 鎌田 實

2013年1月

乳がん、胃がん、食道がんという多重がんを明るく生きる大空流人生哲学 テレビドラマ『愛と死をみつめて』『時間ですよ』、映画『白と黒』『華麗なる一族』、舞台『細雪』『三婆』など、芸能界で幅広く活躍してきた大空眞弓さんは、1998年以降、乳がん、胃がん、食道がんと闘い、明るく生きてきた。その背後には、物事にこだわらない、等身大の生き方を貫く、女優らしからぬ生きざまがあった。高校時代以来の大空ファンという...

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がん治療も自分で選ぶ時代に~菅原文太の膀胱がん治療体験に学ぶ~ 菅原文太(映画俳優) × 中川恵一(東京大学医学部放射線教室准教授)

2012年12月

日本を代表する映画俳優の菅原文太さんが膀胱がんを発症し膀胱全摘を覚悟した。しかし、人工膀胱の袋を見た文太さんは……。幸運な出会いの末、膀胱温存療法に辿り着く。そんな文太さんの貴重な体験を踏まえ日本のがん医療が抱えている問題点について東大准教授の中川恵一さんと縦横に語り合ってもらった。 すがわら ぶんた1933年宮城県仙台市生まれ。早稲田大学第2法学部中退。1958年新東宝からデビュー。1...

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原発事故による放射線の内部被曝。がんになる可能性は?

2012年12月

2011年3月に起きた福島原発事故。広島に投下された原爆20個分もの放射性物質が放出されたという。原発事故から1年7カ月。人体への影響は、本当のところどこまであるのだろうか。福島の子どもで甲状腺異常が「福島の子どもに甲状腺がんが見つかった」2012年9月、福島原発事故の影響を不安視する人たちには、ショッキングなニュースが報道された。福島市で開かれた「県民健康管理調査検討委員会」で、福島県立医科大学...

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放射線治療専門医が真摯に語る「福島と放射線とがん」

2012年12月

福島で起こった原発事故の影響はさまざまな機関・人により語られている。しかし、こと人体への影響という点では、これまで放射線を最も身近に接してきた放射線専門医に語っていただくのが一番の適任ではなかろうか。国立病院機構北海道がんセンター院長の西尾正道さんに語っていただきました。放射線には自然放射線と人工放射線がある■図1 放射線の人体への影響福島第1原発の事故後、放射線の問題がさまざまに語られています。...

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元気になった姿を見ていただき、患者さんの気持ちの支えになりたい 歌舞伎役者・市川團十郎 × 鎌田 實

2012年11月

歌舞伎界の大御所が全国骨髄バンク推進連絡協議会会長に就任した理由 歌舞伎の市川一門の宗家であり、歌舞伎役者の名跡のなかでも最も権威のある名とみなされている市川團十郎さんは、8年前に急性前骨髄球性白血病を発症し、その後、自家末梢血幹細胞移植、ミニ移植といった治療を体験して、現在、第一線で活躍しているが、昨年からは全国骨髄バンク推進連絡協議会会長として、全国を駆け回っている。 「この病気は本...

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