原発事故による放射線の内部被曝。がんになる可能性は?
2012年12月
2011年3月に起きた福島原発事故。広島に投下された原爆20個分もの放射性物質が放出されたという。原発事故から1年7カ月。人体への影響は、本当のところどこまであるのだろうか。福島の子どもで甲状腺異常が「福島の子どもに甲状腺がんが見つかった」2012年9月、福島原発事故の影響を不安視する人たちには、ショッキングなニュースが報道された。福島市で開かれた「県民健康管理調査検討委員会」で、福島県立医科大学...
2012年12月
2011年3月に起きた福島原発事故。広島に投下された原爆20個分もの放射性物質が放出されたという。原発事故から1年7カ月。人体への影響は、本当のところどこまであるのだろうか。福島の子どもで甲状腺異常が「福島の子どもに甲状腺がんが見つかった」2012年9月、福島原発事故の影響を不安視する人たちには、ショッキングなニュースが報道された。福島市で開かれた「県民健康管理調査検討委員会」で、福島県立医科大学...
2012年12月
日本を代表する映画俳優の菅原文太さんが膀胱がんを発症し膀胱全摘を覚悟した。しかし、人工膀胱の袋を見た文太さんは……。幸運な出会いの末、膀胱温存療法に辿り着く。そんな文太さんの貴重な体験を踏まえ日本のがん医療が抱えている問題点について東大准教授の中川恵一さんと縦横に語り合ってもらった。 すがわら ぶんた1933年宮城県仙台市生まれ。早稲田大学第2法学部中退。1958年新東宝からデビュー。1...
2012年12月
福島で起こった原発事故の影響はさまざまな機関・人により語られている。しかし、こと人体への影響という点では、これまで放射線を最も身近に接してきた放射線専門医に語っていただくのが一番の適任ではなかろうか。国立病院機構北海道がんセンター院長の西尾正道さんに語っていただきました。放射線には自然放射線と人工放射線がある■図1 放射線の人体への影響福島第1原発の事故後、放射線の問題がさまざまに語られています。...
2012年11月
歌舞伎界の大御所が全国骨髄バンク推進連絡協議会会長に就任した理由 歌舞伎の市川一門の宗家であり、歌舞伎役者の名跡のなかでも最も権威のある名とみなされている市川團十郎さんは、8年前に急性前骨髄球性白血病を発症し、その後、自家末梢血幹細胞移植、ミニ移植といった治療を体験して、現在、第一線で活躍しているが、昨年からは全国骨髄バンク推進連絡協議会会長として、全国を駆け回っている。 「この病気は本...
2012年10月
膀胱がん・胃がん・大腸がんと闘った世界的帽子デザイナーの"へこたれない"人生 1960年代、世界的な帽子デザイナーとして有名なジャン・バルテ氏のもとで修業し、日本に本格的な帽子の技法を持ち帰る。皇室の帽子も手がけていることで知られる平田暁夫さんは、71歳のとき膀胱がんの摘出手術を受けて以来、胃がん・大腸がんの同時手術を受けるなど、がんと闘い続けながら、帽子デザイナーとしての仕事...
2012年9月
元・学生活動家の夫を肝臓がんで亡くした歌姫が、「いのち・うた・ふくしま」を語る 福島第一原発事故に遭遇した福島の子どもたちを支援するために、歌手/作曲家の加藤登紀子さんと、鎌田實さんが、共同で出したCD「ふくしま・うた語り」が発売された。加藤さんは元・学生運動指導者で、晩年は千葉県鴨川市で理想の農業に打ち込んでいた夫・藤本敏夫さんを、10年前に肝臓がんで亡くしたが、歌にかける意気込みはますます健在...
2012年8月
絶望が希望を連れてやって来た会社に辞表を出したと同時に右胸に痛みが……敏腕編集者を襲った乳がんとの闘いやまぐち みるこ 1965年、東京都生まれ。角川書店雑誌編集部を経て、1994年、幻冬舎へ。プロデューサー、編集者として、文芸から芸能まで、幅広い分野の書籍を担当し、数々のベストセラーを世に送った。2009年3月に幻冬舎を退社し、フリーランスに。ほぼ同時に乳がんを発症、温存手術を受けた。今年2月、...
2012年7月
「癒やしの達人」と「喜びの伝道師」がいのち・がんについて縦横に語り合う 3月末に、スキー場で腓骨粉砕骨折した鎌田實さん。4月は自宅で療養生活。ゴールデンウイークが明けて5月10日、やっと車椅子生活から解放された。今回は通常の対談とは少し趣きを変えてNHKラジオ「いのちの対話」で名コンビだった元NHKエグゼクティブアナウンサーの村上信夫さんとの特別対談をお届けいたします。文化放送内で行われた、息の合...
2012年6月
がん患者さんの就労問題の改善に情熱を燃やすがんになっても社会とつながっていることが大切だと思います さくらい なおみ 1967年東京生まれNPO法人HOPEプロジェクト理事長、一般社団法人CSRプロジェクト理事長、キャンサー・ソリューションズ(株)代表取締役、産業カウンセラー。37歳で乳がんと診断される。その後、自らのがん経験や社会体験から小児がん経験者や働き盛りのがん経験者支援の必要性を感じ、0...
2012年5月
胆嚢がんで「余命半年」と告知されながら原発事故の検証作業に取組む弁護士の壮絶な生きざま最後まであきらめず、がんと向き合っていこうひずみ かずお 1963年、広島県生まれ。1987年、京都大学法学部卒業。産経新聞記者、塾講師を経て、1998年、弁護士登録。2007年、「News for the People in Japan」立ち上げ。著書に『マスコミはなぜ「マスゴミ」と呼ばれるのか』『審議会革命―...