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連載

乳がんとの「闘い」の6年間を支えた「生きる意志力」 エッセイスト田原節子が遺したがん患者たちへの遺言

2004年10月

8月14日は、今年の歴史的な猛暑の中でも、まれに見る蒸し暑い日だった。その夜、私は東京湾大華火祭の花火を見ていた。贅沢にも、台場にあるホテル日航東京のレストランを貸し切った一室からだった。しかし、私が見た花火は、パッと絢爛豪華に咲く大輪の花火ではなく、一瞬にして散って闇夜に消え行く物寂しい花火であった。そこには、いるはずの人物がいなかった。前日にその人の訃報を報らされたばかりだった。大事にした「が...

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田原総一朗手記 がんを生き抜いた人生のパートナーに捧ぐ 「5年10カ月」の価値―生きる意志をエネルギーにした妻・節子

2004年10月

1日1日が全力投球の日々8月13日の朝、妻・節子が息を引き取った。 彼女が炎症性乳がんに冒されたのは6年前、1998年のことだ。 最初に彼女を診た医者は、余命は6カ月程度と見ていた。しかし、結果的に彼女は6カ月ではなく6年も生きた。これほど長い間生きることができたのは、彼女が正面から病気と向き合い、1日1日をまさに全力投球で生きたからだ。 それに加え、彼女には並外れた行動力と探求心があった。この2...

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「がんばらない」けど「あきらめない」 鎌田實のがんに負けないための発想の転換7箇条

2004年10月

かまた みのる 東京医科歯科大学医学部卒。長野県茅野市の諏訪中央病院院長としてがん末期患者、お年寄りへの24時間体制の訪問看護など、地域に密着した医療に取り組む。チェルノブイリ原発事故で重症の白血病になった子どもたちを救う医療活動にも参加。今年の7月にはイラクの子どもたちの医療援助にも参加した。著書『がんばらない』『あきらめない』(ともに集英社)がベストセラー。近著『雪とパイナップル』(集英社)も...

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「がんばらない」の医師 鎌田實とがん患者の心の往復書簡 松村尚美さん編 第6回

2004年9月

たくさんの目が注がれればきっと医療は変わるでしょう まつむら なおみ 千葉県在住。50歳。1男1女の母。98年乳がん3期との診断を受ける2000年右鎖骨上のリンパ節に再発現在抗がん剤治療を受けている乳がん患者会「イデアフォー」の世話人の1人でもあるがん患者・松村尚美さんから 医療者・鎌田實さんへの書簡夕暮、庭のヒメシャラの周りでツバメが飛びかっています。「今日もあの樹で寝るんだよ」と、ツバメを見...

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【第十一時限目】放射線治療Ⅰ 大きな誤解や偏見を取り、放射線治療の正しい知識を身につけよう

2004年9月

赤星たみこ(あかぼし・たみこ)●漫画家・エッセイスト1957年、宮崎県日之影町(ひのかげちょう)のお生まれです。1979年、講談社の少女漫画誌『MiMi』で漫画家としてデビュー。以後、軽妙な作風で人気を博し、87年から『漫画アクション』で連載を始めた『恋はいつもアマンドピンク』は、映画化され、ドラマ化もされました。イラストレーターで人形作家の夫・新野啓一(しんの・けいいち)さんと、ご自身を題材にし...

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シリーズ対談 田原節子のもっと聞きたい ゲスト・竹中文良さん 『がん』と『心』の深い結びつきにさらなる注目を!!

2004年9月

竹中文良たけなか ふみよし 1931年、和歌山県生まれ。日本医科大学卒業。医学博士。日本赤十字社医療センター外科部長、日本赤十字看護大学教授を経て、現在同大客員教授。1986年、大腸がんに罹患し、手術を受ける。そのときの経験に基づいて書いた『医者が癌にかかったとき』(文芸春秋社)は有名。2001年、がん患者のメンタル・サポートを目的にジャパン・ウェルネスを設立し、理事長に就任した。田原節子たはら ...

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【第十時限目】ホルモン療法 副作用が軽微な治療法、ホルモン療法ってどんなもの?

2004年8月

赤星たみこ(あかぼし・たみこ)●漫画家・エッセイスト1957年、宮崎県日之影町(ひのかげちょう)のお生まれです。1979年、講談社の少女漫画誌『MiMi』で漫画家としてデビュー。以後、軽妙な作風で人気を博し、87年から『漫画アクション』で連載を始めた『恋はいつもアマンドピンク』は、映画化され、ドラマ化もされました。イラストレーターで人形作家の夫・新野啓一(しんの・けいいち)さんと、ご自身を題材にし...

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シリーズ対談 田原節子のもっと聞きたい ゲスト・佐々木常雄さん 腫瘍に精通したホームドクターが増え、チーム医療が充実すれば、がんの在宅治療は定着する!

2004年8月

佐々木常雄ささき つねお 1945年、山形県生まれ。弘前大学医学部卒業。国立がん研究センターを経て、1975年より東京都立駒込病院化学療法科勤務。現、副院長。日本胃癌学会理事、胃癌治療ガイドライン作成委員会委員長、日本癌治療学会抗がん剤適正使用ガイドライン作製委員、がん集中的治療財団理事。がんの化学療法のパイオニアであり第一人者。田原節子たはら せつこ エッセイスト。1936年東京に生まれる。早稲...

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「がんばらない」の医師 鎌田實とがん患者の心の往復書簡 松村尚美さん編 第5回

2004年8月

人は完治しなくても、精一杯生きようとします まつむら なおみ 千葉県在住。50歳。1男1女の母。98年乳がん3期との診断を受ける2000年右鎖骨上のリンパ節に再発 現在抗がん剤治療を受けている乳がん患者会「イデアフォー」の世話人の1人でもあるがん患者・松村尚美さんから 医療者・鎌田實さんへの書簡ガラス越しにゆれる葉の上に光が踊っています。新緑の季節を迎えて鮮やかに葉も花も輝いています。ちょうど1...

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【第九時限目】抗がん剤治療Ⅱ 副作用のつらさはガマンしないで訴える。これが抗がん剤治療の秘訣

2004年7月

赤星たみこ(あかぼし・たみこ)●漫画家・エッセイスト1957年、宮崎県日之影町(ひのかげちょう)のお生まれです。1979年、講談社の少女漫画誌『MiMi』で漫画家としてデビュー。以後、軽妙な作風で人気を博し、87年から『漫画アクション』で連載を始めた『恋はいつもアマンドピンク』は、映画化され、ドラマ化もされました。イラストレーターで人形作家の夫・新野啓一(しんの・けいいち)さんと、ご自身を題材にし...

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