連載

コラム・レポート

実例紹介シリーズ第12回 友だちが黙って入院して娘がショックを受けている

2023年7月

Q 友だちが黙って入院して娘がショックを受けている テニス部で仲良くしていた友だちが夏休み直前に部活をやめ、そのうちLINEも既読がつかなくなり、嫌われたと娘がショックを受けていました。その後、友だちが急性骨髄性白血病で入院したと先生から聞いたそうです。それで、すごく疲れたり、ボールが当たったわけでもないのに腕にアザができていたことを思い出したと言っています。長期入院になるそうです。知らせてもらえ...

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腫瘍内科医のひとりごと 151 気になるチャットGPT

2023年7月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 数年前、車のナビゲーションで大変な目にあったことがある。ある地方で、タクシーで空港に向かった。ところが、着いた先は田んぼの真ん中。空港は見当たらない……。車のナビゲーションの指示した先が違ってい...

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腫瘍内科医のひとりごと 150 腫瘍内科医のWEBカンファランス

2023年6月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 あるクリニックが中心となり、WEBでがん患者の検討会が行われました。そのクリニックには、標準治療というものが終わった、あるいは標準治療法がない患者さんが紹介されてきます。「緩和医療をお願いします...

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腫瘍内科医のひとりごと 149 母への告知

2023年5月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 73歳の母は子宮がんで、すでに骨転移がありました。ある病院で、息子さん(42歳)が担当医に話したことです。 どれだけ真実を知らせるかは、息子の私に任せて 「母の病状については、正確に、私に話して...

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腫瘍内科医のひとりごと 148 目標だった緩和ケア病棟なのに

2023年4月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 Bさん(54歳 女性 乳がん)は、とうとう緩和ケア病棟に入ることになりました。それは、Bさんが目標にしていた、やっとたどり着く場所でした。定期の診察で、今回の骨シンチを見せていただくと、骨への転...

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腫瘍内科医のひとりごと 147 薬物療法が効くということ――胃がん

2023年3月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 最近の胃がんの診療では、内視鏡検査で、「AI(人工知能)が生検する場所を指示してくれる技術」、手術では、「ロボット技術で、大きく開腹しないですむこと」などがトピックとしてあげられてきました。 胃...

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腫瘍内科医のひとりごと 146 大腸内視鏡検査

2023年2月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 毎朝の早い出勤がなくなったためか、この1カ月、排便がすっきりしない。弱い下剤を飲んでみても、どうも同じだ。左下腹部がときどき痛み、ときにむかむかするのは下剤のためかはわからない。 下腹部痛は強く...

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腫瘍内科医のひとりごと 145 がん治療の50年

2023年1月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 私が、がん治療を専門として50年になります。大学卒業後2年目、私は青森県のある病院で急性白血病の患者を受け持っていました。患者の病状が一進一退している頃、青函トンネル工事現場を、日曜日に何回か見...

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腫瘍内科医のひとりごと 144 昨今の経験――胃内視鏡治療

2022年12月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 Bさん(45歳 男性)は、この夏頃からなんとなくむかむかする感じがあり、近くのG胃腸科を受診し、胃内視鏡検査を受けました。その結果、「胃に2㎝くらいのすこし盛り上がった所が2カ所あり、早期胃がん...

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腫瘍内科医のひとりごと 143 キノコはがんに効く⁈

2022年11月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 2日、雨の日が続きました。狭い庭の畑にキノコの塊を3カ所見つけました。昨日までは、確かにまったくなかったのです。砂利の中にごっそり生えています。ネットの写真では、食べられるのか、食べられないのか...

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