検査・治療法

患者、家族とともに幸せな最期を求めて

2014年7月

立川在宅ケアクリニック院長の井尾和雄さん立川在宅ケアクリニック 〒190-0002 東京都立川市幸町5-71-16 コンフォートフラッツⅢ1FTEL:042-534-6964 FAX:042-534-6965URL:www.tzc-clinic.com  東京・立川に、全国屈指のがん患者の在宅看取りを行っているクリニックがある。それが、立川在宅ケアクリニックだ。院長の井尾和雄さんによると、立川市の...

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何をどのように食べたらいいの? 大腸がん治療中の食事

2014年7月

「食べることに関しては、患者さんご自身とご家族が主治医です」と日々の食事の大切さを話す小松美佐子さん食べ物の消化・吸収に欠かせない大腸だが、大腸がんで手術、化学療法を行っている場合どのような食事が良いのか、患者さんや家族は悩むことが多い。食べて良いもの悪いものってある?どんな食べ方がいい?専門家に話を聞いた。術後早期に食事開始 腹6分目を目安に 「近年、大腸がんの手術後は、以前に比べて入院中の食事...

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外科技術伝承の場の喪失は、医療界の財産の喪失を意味する

2014年7月

森谷冝皓 日本赤十字社医療センター大腸肛門外科日本赤十字社医療センター大腸肛門外科の森谷冝皓さん腫瘍外科のプライオリティ(優先順位)として1は根治性、2は機能温存性、3は短い手術時間と少ない出血、4は inexpensive(あまり費用のかからない)な手術コストというのが森谷冝皓さんの口癖だ。大腸がん手術ではいずれも大事な要素だ。もりや よしひろ 昭和46年(1971年)岡山大学医学部卒業。国立が...

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患者さんに適切な治療を受けてもらうため、障害となるすべてと闘う

2014年6月

佐々木康綱昭和大学医学部内科学講座腫瘍内科学部門教授/昭和大学腫瘍分子生物学研究所所長/昭和大学病院腫瘍センターセンター長昭和大学医学部内科学講座腫瘍内科学部門教授の佐々木康綱さん座右の銘に「闘う腫瘍内科医」を掲げる。「患者さんに適切な治療を受けてもらうため、障害となるすべてと闘う医師」という意味だ。長く日本のがん薬物治療を先導し、いま母校で後進の指導に情熱を注ぐ佐々木康綱さん。闘志の源には、常に...

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緩和ケア施設と一体化した緩和ケアチーム

2014年6月

緩和ケアの一貫したサポート体制を整えて 地域医療を担う宮森 正さん 川崎市立井田病院かわさき総合ケアセンター所長 井田病院では、将来の高齢化社会を見越して、1998年(平成10年)に「緩和ケア」「高齢者ケア」「在宅ケア」「地域連携」の4つの目標を掲げて「総合ケアセンター」を開設した。あくまで地域市民病院なので、がんだけではなく、地域社会のいろいろな病気をきちんと診るということが基本となっている。他...

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患者さんの毎日のQOLを多方面から評価 インターネット上で公開

2014年6月

「QOLの評価にはバランス感覚が大事」と語る宮森 正さん本号の施設訪問で紹介した川崎市立井田病院で、入院患者さんに対する緩和ケアで力を発揮しているのが、同院独自開発のIDAS評価システム。同院かわさき総合ケアセンター所長の宮森正さんらが考案したシステムで、患者さんの毎日のQOL(生活の質)が多方面から評価され、緩和ケアチームに属するスタッフだけではなく、各階に設けられたスタッフステーションに詰める...

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効果が高いほど出やすい手足症候群 予防ケアと早めの対処が大切

2014年6月

「症状をコントロールできれば抗腫瘍効果を最大限に引き出せる」と語る山﨑直也さんがんの化学療法(抗がん薬治療)の副作用で悩まされるのが、手足に現れる炎症や痛みなどの手足症候群。とくに分子標的薬では強く発現しやすいが、実はこれは治療効果が現れている証でもある。手足症候群をいかに上手にコントロールするかが、治療を続ける上で重要になっている。手足症候群の概要とその対策について専門家に聞いた。分子標的薬の皮...

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脳転移に威力を発揮するサイバーナイフ 技術革新により原発肺がんも保険で治療できる

2014年6月

「サイバーナイフのメリット・デメリットをよく知って治療を選んでほしい」と話す佐藤健吾さん脳に転移しやすいがんの1つが肺がん。脳転移の治療の中心は放射線治療となるが、通常の放射線治療よりも精度が高く、効果が大きいと注目されているのがサイバーナイフだ。技術の進歩が著しく、転移だけでなく肺原発巣へのサイバーナイフ治療も可能になっている。肺がんは脳転移しやすいがんがんの転移は血液やリンパ液の流れに乗って起...

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今、最もホットな話題――開発が進む3つのタイプの抗体薬

2014年6月

「現在肺がんで開発が進められている3タイプの薬剤は、将来期待がもてます」と話す田村研治さんがん免疫療法は、第4のがん治療として長年期待されてきたが、これまでなかなか良い結果を得ることができなかった。しかし、最近になってその状況が変わりつつある。これまでの免疫療法とは全く異なる発想に基づいて開発された薬剤で、次々と良い結果が得られているのだ。新しいメカニズムの免疫療法の開発が進められているがんに対す...

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ホスピスケアからコミュニティケアへ

2014年6月

ケアタウン小平クリニック院長の山崎章郎さん在宅療養支援診療所 ケアタウン小平クリニック 〒187-0012 東京都小平市御幸町131-5TEL/FAX:042-321-7575URL:caretownkodaira.net/clinic/  市民病院の外科医だった山崎章郎さんは、人が最期を過ごす場所として一般の病院はふさわしくないと考えるようになり、その後14年間は聖ヨハネ会桜町病院(小金井市)の...

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