検査・治療法

緩和ケア施設と一体化した緩和ケアチーム

2014年6月

緩和ケアの一貫したサポート体制を整えて 地域医療を担う宮森 正さん 川崎市立井田病院かわさき総合ケアセンター所長 井田病院では、将来の高齢化社会を見越して、1998年(平成10年)に「緩和ケア」「高齢者ケア」「在宅ケア」「地域連携」の4つの目標を掲げて「総合ケアセンター」を開設した。あくまで地域市民病院なので、がんだけではなく、地域社会のいろいろな病気をきちんと診るということが基本となっている。他...

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患者さんの毎日のQOLを多方面から評価 インターネット上で公開

2014年6月

「QOLの評価にはバランス感覚が大事」と語る宮森 正さん本号の施設訪問で紹介した川崎市立井田病院で、入院患者さんに対する緩和ケアで力を発揮しているのが、同院独自開発のIDAS評価システム。同院かわさき総合ケアセンター所長の宮森正さんらが考案したシステムで、患者さんの毎日のQOL(生活の質)が多方面から評価され、緩和ケアチームに属するスタッフだけではなく、各階に設けられたスタッフステーションに詰める...

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効果が高いほど出やすい手足症候群 予防ケアと早めの対処が大切

2014年6月

「症状をコントロールできれば抗腫瘍効果を最大限に引き出せる」と語る山﨑直也さんがんの化学療法(抗がん薬治療)の副作用で悩まされるのが、手足に現れる炎症や痛みなどの手足症候群。とくに分子標的薬では強く発現しやすいが、実はこれは治療効果が現れている証でもある。手足症候群をいかに上手にコントロールするかが、治療を続ける上で重要になっている。手足症候群の概要とその対策について専門家に聞いた。分子標的薬の皮...

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脳転移に威力を発揮するサイバーナイフ 技術革新により原発肺がんも保険で治療できる

2014年6月

「サイバーナイフのメリット・デメリットをよく知って治療を選んでほしい」と話す佐藤健吾さん脳に転移しやすいがんの1つが肺がん。脳転移の治療の中心は放射線治療となるが、通常の放射線治療よりも精度が高く、効果が大きいと注目されているのがサイバーナイフだ。技術の進歩が著しく、転移だけでなく肺原発巣へのサイバーナイフ治療も可能になっている。肺がんは脳転移しやすいがんがんの転移は血液やリンパ液の流れに乗って起...

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今、最もホットな話題――開発が進む3つのタイプの抗体薬

2014年6月

「現在肺がんで開発が進められている3タイプの薬剤は、将来期待がもてます」と話す田村研治さんがん免疫療法は、第4のがん治療として長年期待されてきたが、これまでなかなか良い結果を得ることができなかった。しかし、最近になってその状況が変わりつつある。これまでの免疫療法とは全く異なる発想に基づいて開発された薬剤で、次々と良い結果が得られているのだ。新しいメカニズムの免疫療法の開発が進められているがんに対す...

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ホスピスケアからコミュニティケアへ

2014年6月

ケアタウン小平クリニック院長の山崎章郎さん在宅療養支援診療所 ケアタウン小平クリニック 〒187-0012 東京都小平市御幸町131-5TEL/FAX:042-321-7575URL:caretownkodaira.net/clinic/  市民病院の外科医だった山崎章郎さんは、人が最期を過ごす場所として一般の病院はふさわしくないと考えるようになり、その後14年間は聖ヨハネ会桜町病院(小金井市)の...

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患者さんの栄養管理を支える 栄養サポートチーム(NST)

2014年5月

作業の効率化と適切な人材配置がチーム機能を活かすカギ比企直樹さん がん研有明病院消化器外科胃担当部長/栄養管理部長 ●短時間で対応可能なシステムを開発有明病院では、全国に先駆けて栄養障害の予防的な対応を行って成果を上げるなど、栄養サポートチーム(NST)がうまく機能している。その要因について、比企さんは「1つは、栄養管理にかかわる時間(カルテ回診)を1週間に唯一水曜日の1時間にとどめている」点を挙...

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老舗在宅クリニックの要はホスピスケアチームの力

2014年5月

クリニック川越院長の川越 厚さん医療法人社団パリアン クリニック川越 〒130-0023 東京都墨田区立川2-1-9 KHハウス3階TEL:03-5669-8301 FAX:03-5669-8303URL:www.pallium.co.jp/clinic_zaitaku  わが国で緩和ケア病棟入院科が診療報酬に新設されたのは1990年。川越厚さんはこの頃より、がん患者さんの「在宅ホスピス」に取り組...

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補完代替医療を使用する前には よく考えることが重要

2014年5月

「補完医療についてじっくり考えてもらうことが目的です」と語る住吉さん通常のがん治療への不満、再発への恐怖感など、がん患者さんの心境は極めて複雑だ。こうした状況下で陥りやすいのが、健康食品やサプリメントなどに依存するようになること。周囲の人から勧められて手にするケースが多いが、効果がなく逆に有害となることもあり、使用に当たっては十分な注意が必要となる。2012年に発行された『がんの補完代替医療ガイド...

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「食べる幅を広げる」工夫が、生きる意欲を養っていく

2014年5月

「口から食べることはとても重要。それを医療者、家族みんなで支えましょう」と話す小松美佐子さん骨髄移植後の血液がんの患者さんは、GVHD(移植片対宿主病)の併発等により、口腔粘膜の炎症に悩まされることが多い。しかし〝食べることが苦痛〟という状態から〝食べる喜び〟を取り戻すことは、心身の回復にもつながっている。厳しい条件の中でも、どんな工夫をすれば〝食べる〟ことができるのか、専門家に聞いた。生物禁食で...

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