検査・治療法

免疫抑制を解除するシイタケ菌糸体の役割を追究

2013年10月

がんの免疫とシイタケ菌糸体を研究する川西貴さん免疫療法の中でもキーワードとなっている「免疫抑制の解除」。がんを攻撃する免疫力を無力化しようとする免疫抑制細胞を抑え込もうという、ここ数年で広まった作戦だ。15年前からがん免疫の研究を積み重ね、近年、「免疫抑制」の分野で盛んに研究発表している製薬会社がある。臨床現場の最前線でがん患者さんと接しながら、研究に没頭する一研究員の姿を追った。■図1 シイタケ...

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胃・食道がんの食事 量は無理なく、回数で補って。よく噛みゆっくり食事を楽しむ

2013年9月

「食事量と回数に気をつけ、よく噛んで食事をしましょう」と話す須永将広さん 胃・食道がんの手術後は、食べ物が入るスペースが小さくなり、消化能力も低下している。手術後の体の状況をよく理解し、ダンピング症候群や逆流性食道炎、嚥下障害を起こさないよう、食事の量や回数をに注意し食事をしよう。 胃がん手術後の食事  手術方法で異なる後遺症状■図1 胃の構造胃(図1)の切除範囲が大きいほど、術後の後遺症状もひ...

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腹腔鏡によるがん治療を拓き、進歩させ続ける

2013年9月

日本で初めて大腸がんの腹腔鏡手術を行った渡邊昌彦さん。「質の高い手術を行い、標準治療へ」と語る渡邊昌彦 北里大学医学部外科学教授わたなべ まさひこ 1979年慶應義塾大学医学部卒業、慶應義塾大学外科学教室入局。国立がん研究センター(現・国立がん研究センター)、米国ワシントン州立大学等を経て、1992年慶應義塾大学医学部助手。1996年、日本初の腹腔鏡による大腸がん手術を行う。2000年同講師を歴任...

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乳がんの食事 巷の情報に惑わされずバランスの良い食事を

2013年8月

「家族の助けも借りながら、バランスのよい食事を心がけましょう」と話す高嶋浩子さん 副作用の症状のために食事が摂りにくかったり、調理が困難といった悩みを抱える乳がん患者さんは少なくない。また、乳がんと食べ物・栄養の関連について、巷ではさまざまな情報が溢れ、どのように食事をしたらよいのか戸惑う患者さんも多い。乳がん患者さんの食事に対する基本的な考え方とはどのようなものだろうか。副作用を乗り切る食事 ■...

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小さな傷、小さなダメージ真の低侵襲を目指して

2013年8月

小嶋 一幸 こじま かずゆき1987年 群馬大学医学部卒業。東京医科歯科大学第2外科に入局。1999年、東京医科歯科大学第2外科助手。胃がんの腹腔鏡手術を始める。2000年、米国マウントサイナイ病院 Minimum Invasive Centerに留学。2003年、東京医科歯科大学大学院腫瘍外科学講師。2010年より現職反対ムードが漂うなか、胃がんの腹腔鏡手術に取り組み続け、その進歩とともに歩んで...

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がんの治療中・治療後の食事 毎日の食事を楽しみに変える工夫って?!

2013年7月

国立がん研究センター中央病院栄養管理室主任栄養士の須永さん がんの治療中や治療後はどんな食事がふさわしいのだろう――そう悩む患者さんは少なくない。そんなとき、ちょっとした工夫を知っていることで、毎日の食事が豊かになる。がん治療後の上手なカロリー摂取の方法や、抗がん薬治療の副作用に応じた食事法を紹介する。適切なエネルギー摂取を■図1 1日の必要摂取エネルギー量参考資料:「がん治療前の食事のヒント」 ...

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前立腺がん治療の常識を覆した小線源療法の先駆者

2013年7月

斉藤史郎 国立病院機構東京医療センター泌尿器科医長さいとう しろう 1982年慶應義塾大学医学部卒業。1984年同大学医学部助手。1986年琉球大学医学部助手。1987年慶應義塾大学医学部助手、泌尿器科チーフレジデント。88年立川共済病院医員。1992年米国メモリアルスローンケタリングがんセンター研究員。1995年慶應義塾大学医学部助手。1997年慶應義塾大学医学部講師。同年国立病院機構東京医療セ...

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大腸がんの食事 食事は楽しく、時間をかけて

2013年6月

「がん種に合わせた食べ方で食事を楽しみましょう」と話す須永将広さん 毎日の食事は、がん患者さんにとって大きな楽しみの1つだ。過酷な手術を経たあとには、日常に復帰した証しともなる喜びである。食事の作り手が愛情を込めた料理は、患者さんの何よりの励みにもなるはずだ。しかし一方では、手術や化学療法などのがん治療によって、身体に変化が起こっている。そんなとき、何をどのくらい食べて良いのか、食事への不安を抱き...

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乳がんはしっかり治療、新しい乳房で患者さんに笑顔を!

2013年6月

坂東裕子 ばんどう ひろこ 筑波大学医学医療系乳腺甲状腺外科学准教授1996年筑波大学医学専門学群卒業。都立駒込病院で外科、乳腺外科研修およびトランスレーショナルリサーチについて学ぶ。2002年ドイツ生科学研究所客員研究員。2004年東京医科歯科大学大学院博士課程修了。都立駒込病院外科医員を経て、2005年に筑波大学大学院人間総合科学研究科乳腺甲状腺内分泌外科講師。2012年、MD アンダーソンが...

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不可能を可能に――ガンマナイフで治療への道を突破

2013年5月

林 基弘 はやし もとひろ 東京女子医科大学病院脳神経外科講師1991年群馬大学医学部卒業。東京女子医科大学脳神経外科入局。1994年からガンマナイフ治療に従事。1997年医学博士・日本脳神経外科学会認定専門医。1999~2001年フランス・マルセイユ・ティモンヌ大学留学。2001年東京女子医科大学ガンマナイフユニット治療責任者。2004年さいたまガンマナイフセンター開設。2007年東京女子医科大...

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